■アイスバケツチャレンジという名のチェーンメールにうんざりしてたけど、そこから見えてきた「世界に足りてないモノ。」


いらっしゃいませ!
ふじさわです。

アイスバケツチャレンジ

昨日、友人から来たLINE。
一瞬、とうとう来たかと思ったんですが、これは冗談でした。

この友人は僕と同じ「アイスバケツチャレンジ、マジでくだらんよな派」なので、嬉しげにバケツを被る人々をネタにしたやりとりでした。

目次からどうぞ。

ーーーーーー

1、アイスバケツチャレンジとは?から。
2、進化したチェーンメール。
3、ライスバケツチャレンジ。
4、見えてきた。誰に何が足りてないか

ーーーーーー

1、アイスバケツチャレンジとは?から。

「アイスバケツチャレンジ」とはなんぞや?を復習しましょう。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)という、筋肉の萎縮が急速に進み、発症した半数ほどが3〜5年で死亡する病気があります。
その病気に対する認識を広めて、かつ治療の研究のための寄付を集めるために始まった活動です。


こんな立派なバックグラウンドがありますが、実際はもっとエンターテイメント。

「アイスバケツチャレンジをやります」と宣言し、氷水を被る動画をFacebookやyoutubeに投稿します。
氷水を被ったあと、次にチャレンジをするひとを3人、指名します。

指名されたひとは同じように氷水を被るチャレンジをするか、ALS協会に100ドル寄付するかを選ぶ、というものです。
もちろん「氷水は被るし、寄付もする。」というのもありで、著名人の中にはその選択をする人も多いようです。

こうして

「氷水バッシャーっ!!・・・(ドヤ)。次は○○さん!●●さん!□□さん!お願いします!」

という動画が世界中で拡大している最中であります。

ちなみにこれについて日本ALS協会のホームページには、寄付への感謝と共に

皆さまへのお願い
「アイスバケツチャレンジ」で、冷たい氷水をかぶることや、寄付をすることなど、すべて強制ではありません。
皆様のお気持ちだけで十分ですので、くれぐれも無理はしないようにお願いします。
特に氷水について、これから涼しくなりますので心配しております。

と書かれています。

僕が初めてアイスバケツチャレンジを見たのは、今確認したら7月8日でした。オーストラリア在住の昔の友人がやっていました。
そのときは「あーあー、変なのが流行ってるなー」と思ってみていました。

そして数日後には日本の友人もチラホラやってました。そのときは田舎の不良というか、流行の言葉で言えば「マイルドヤンキー」の間で広まっているようでした。

「あー、みんなヒマなのねー。」と思って見ていて、その後はしばらく見ていませんでした。

しかし8月の中旬くらいには、気づけば

FacebookCEOのマーク・ザッカーバーグがやりーの、
ソフトバンクの孫正義さんがやりーの、
浜崎あゆみがやりーの、、、、。

金城剛さんは「誰かを助ける気持ちが流行で終わらないように。」というコメントを出し、わーと盛り上がり。
武井壮さんやビートたけしさんが拒否し、またワーと盛り上がり。

もう、石を投げれば氷水を被ったひとに当たる、という状態であります、はい。ものすごい数のものすごいひとがやってます。

ふむ。これが現代のチェーンメールか。

と思いながら見ていました。
なんとなく、指名されたら嬉しいけど、めんどくさい。
めんどくさいことを避けたいから、とりあえず次のひとにまわす。

そうしてちょっとだけめんどくさい連鎖がオンラインで続く・・・

10年ほど前に流行った「チェーンメール」と、うりふたつです。

チェーンメールについて調べてみると、出るわ出るわ、懐かしい文面が。

チェーンメール wikipedia

「私の友達が殺されました。犯人を探しているので、あなたが犯人でないなら、このメールを5人に転送してください。」
「このメールが誰のもとにあるか、特定することができます。」
「メールを転送しなかったひとの個人情報は、全て受け取ることができます。」

などなど・・・。

当時はビビったり疑ったりしながら転送したり、周りに相談したりしていましたが、いまではそんな自分が可愛く見えます(笑)。

ウィキには書いていませんでしたが、チェンメブームも後半になると

「このメールを受け取ったひとは幸せになります。」
「あなたの大切なひと5人に転送してください。」

というような、受け取ったひとの心がホッコリするものもありました。

 

チェーンメールの後には「バトン」というのも流行りました。

バトンは主にmixiで流行ったと記憶していますが、50個とか100個とかの「好きな食べ物は?」「座右の銘は?」のようなくだらない質問があって、それらに全部答えてから「次にバトンを渡すのは○○さん、●●さん、□□さん!質問に答えてください!」と、まさしく「バトン」を渡していたわけであります。

2000年代に流行ったチェーンメールやバトンは文字だけでしたが、
2010年代になって、動画を使った似たものが出てきたんだなぁ。と関心していました。

 

 

2、進化したチェーンメール

そうして観察していましたが、どう考えても、チェーンメールよりも一枚も二枚も上手な部分が多い。

まず、チェーンメールを作ったひとの目的はハッキリしていませんが、当時はパケホーダイでなかったため、「ムダにメールを大量に転送させて、ケータイ会社が儲けるためだ」と言われていました。いや、ほとんどは愉快犯というか、誰かの暇つぶしが発祥でしょうが。

アイスバケツチャレンジには明確に「寄付」と、「病気の認識を高める」という目的があり、その両方とも成功しています。

アイスバケツチャレンジは「賛否両論」とは言われていますが、僕は明確に否でした。

「企画自体がくだらないし、“他人に指名されたからやります。”という受け身の姿勢がダサい。」というのが理由です。
尊敬していた孫社長に僅かな失望を感じ、それ以外の支持している方々が氷水を被る毎に「あぁ。。。なんでみんなこんなダサいことをするんだよ・・・。」

と、失望を募らせていました。

しかし集まった寄付金はどうかというと、米国のALS協会は20億円以上。日本ALS協会でも1550万円以上が集まったようです。

最近は「クラウドファンディング」というのが流行っていて、「私はこういうことがしたい!だから出資して!」とインターネット上で大々的に出資や寄付を募る活動ができるようになっています。だからといってみんな数十万円を集めるのもヒーヒー言っている状況なのに、バケツの水を被らせて20億円はヤバい。大成功としか言えない。

これに似た成功例は、数年前に「Fit’sダンスコンテスト」というのがあって、みんなが佐々木希の踊るダンスを踊ってyoutubeに投稿して、優勝者には100万円だかの賞金をあげる、みたいなのがありました。
あれも、ダンスと企画を公開するだけで数億円の広告価値があったと言われています。みんなが(しかも主に若い女性が)「フィッツ!フィッツ!」って叫びまくるわけですから、コンビニで無意識にフィッツを手に取る可能性も上がるよね、的な考えです。

ということでアイスバケツチャレンジに対して僕は「こんなダサいこと、なんで大の大人がするの?」と斜に構えていましたが、結果を見ると、これ以上ないほどに成功した企画だと言えます。

「広告とは、セックスと同じである。敗者だけがそれに金を払う。」

という有名な言葉通り、全く金をかけずに、ALSに対する広告と、おまけに寄付集めまで成功したわけであります。

「そして今後、アイスバケツチャレンジの二番煎じみたいなのがドンドンでてきますが、そのどれもがうまくいかないでしょう。最初のインパクトには敵わないものです。。。」
と、この記事は締めくくろうとしていました。

しかしもう二番煎じが出てきてた。しかもけっこううまくいってるみたい。

3、ライス・バケツ・チャレンジ

「アイスバケツチャレンジ」のように世界に広まれ! バケツ1杯のお米を寄付する「ライスバケツチャレンジ」スタート

Rice Bucket Challenge

ライスバケツチャレンジ

これはインドから始まった活動。
バケツ一杯程度のお米を貧困で苦しむ方に寄付して、同じことをするよう、友人に呼びかけるというものらしいです。(友人を指名してる場面は確認できていませんが)

8月24日に立ち上げられたらしいfacebookページは、なんと27日の時点で3万9千イイネ以上!おったまげた!
ちなみに「iPhone愛用中・元ドコモ店員のブログ」のFacebookページは解説から1年以上ですが、451イイネ!(笑)

そもそも「アイスバケツチャレンジ」の中で大きいロスだった「わざわざ氷水を被る」という部分を、もっと実用的に進化させたわけだから、成功したとしてもなんら不思議じゃぁない。
こうしてインターネットの力を使って、世界から貧困や飢餓に苦しむひとが減るのは、なんといいことでしょう。支持します。

 

4、見えてきた。誰に何が足りてないか

↑で「わざわざ氷水を被るのは、大きいロスだ」と書きましたが、一歩下がって見てみると、そうではないはず。

日本やアメリカで「ライスバケツチャレンジしよう!お米を寄付しよう!」と言ってホームレスにお米をあげても、全く流行ることはなかったでしょう。
ということは先進国では、氷水を被ることでお米よりも大切な「なにか」を得ることができているようです。

それはきっと「他人からの関心・興味」です。
日本や先進国では、お米やお水は十分に足りていますが、他人から純粋に興味を持ってもらったり、注目される機会が圧倒的に不足しています。
その不足を埋める為に、「いまから氷水を被りまーす!」というのは、十分な効果を発揮します。

先進国では「氷水を被って周りから注目される」ことが流行り、
後進国では「お米を寄付すること」が流行る、というのは、それぞれの世界の抱える問題を如実に反映しています。

もちろんこれはマクロな視点なので、ミクロにひとりひとりの事情を調べればそれぞれに思うところはあるでしょうが、このチャレンジがここまで流行った理由としては、他人からの関心、注目が足りてないからそれの保管。というのは十分な理由と言えそうです。

あ、僕は指名しないでくださいね。指名されても華麗にスルーする予定ですので( ´▽`)ノ

では、またのお越しをお待ちしています!


 

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4 件のコメント

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    ふじさわ

    ブログでご飯を食べるようになってから4年目に入りました。 元ドコモ店員で、昔は「iPhone愛用中ドコモ店員」という名前でやってました。ノークレイジーノーライフ! 詳しいプロフィールはこちら