[公開日]2014/09/23
[更新日]2019/08/20

祭りのあとに。iPhone6ユーザー5日目の僕から悩んでるみなさんへ。「買わなくていいと思うよ。」

iPhone6 画面 下に下がる
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ふじさわです。
iPhone6の発売から5日が経ちましたが、いろいろバタバタしてまして、あんまり触れてないし、ブログも書けてなかったです。
けど今日やっとゆっくりiPhone6を触る時間がとれたので、こうして記事を書いております。

目次からどうぞ。

目次

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1、僕らは笑顔でiPhone6を8万円で買った。
2、“新商品”の呪い。

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1、僕らは笑顔でiPhone6を8万円で買った。

iPhone6買う

いろいろいじってみる。

「おおっ!ここが変わってるんだ!」

それ、iPhone6じゃなくて、ios8の変更でしたね。

 

ということが何度あったことか。
iPhone6は最初からios8なので、iPhone6にして「おぉっ!これは新しい!」と思ったことは、ほとんどが、iosをアップデートしたひとなら同じ経験をしてることになります。

結果、iPhone6から期待できるのは「物理的なiPhone6の大きさ、形。」と「Apple Pay」だけになります。

「Apple Pay」は将来性のあるサービスではありますが、日本ではまだムイミー。なのです。

よって、
ios8のiPhone5と
ios8のiPhone6では、本体の大きさ以外にはなにも違いはありません。

いまのところiPhone6でしかできないことは、アイコンの大きさが2種類から選べること。

iPhone6 ホーム画面

これがいままで通りのバージョン。縦に6段。

iPhone6 ホーム画面

拡大してないバージョン。縦に7つ。

【設定】→【画面表示と明るさ】→【表示】
で、2種類から選べます。

ホーム画面の1ページ目に、いままでよりも4つ多くアプリが置けるというのは、思ったより快適なものです。
ということで僕はこの7段バージョンで快適に使っております。

ちなみにiPhone 6 plusでは、アイコンやいろいろを横向きにすることもできるようですよ。iPhone6ではこれはできません。

iPhone6plus 横向き

iPad シリーズみたいな感じで。

あとは、画面が大きすぎて画面の上に指が届きません。
そのことをAppleも分かってるので、配慮してくれてます。

iPhone6 画面 下に下がる

アローズシリーズを彷彿とさせる、この動き。

ホームボタンを2回タッチすると(押すのではなく、ふわっとタッチね)、画面全体が半分ほど下がる、というもの。
実はこの機能。ドコモで発売されているARROWSシリーズに、2年以上前から搭載されていた機能なのです。

当時からこの機能は「便利なんですけど、使わないですよねー!」ということで店員の間でも、お客さんでも話に出たもの。
ホームボタンを2回タップするくらいなら、よっこらせっと指を動かして、画面の上部をタッチするよね、ということ。そっちの方が労力少ないでしょ。

こういう細かい機能をAndroidから「パクった」ように見えるのが、すごく悲しい。
iPhone6当日の朝のニュースでも、ニュースキャスターが「なんだかAndroidに似ていますね。」と発言されていたそうで。悲しい。

iPhoneユーザーなら誰しもが気に入っていた、本体の上部にある電源ボタンも、本体の横に移動されてしまった。

iPhone6 電源ボタン スリープ

新しいボタンは、なんかAndroidっぽい。

この電源ボタンの位置も、やっぱり「Androidっぽい」。悲しい。

2、“新商品”の呪い。

ということでiPhone6を使ってみて僕が感じているのは

「新商品発売の時期だから、とりあえず仕上げた」感です。

 

これは僕がドコモで発売してるときに何度も感じていた、日本のスマホメーカーの習性です。

「他のメーカーが秋モデルを出してるから、うちも用意しなきゃ」
という理由で作られた商品ほどつまらないものはありません。

iPhone6も、
「毎年みんなが期待してるから、今年も用意しなきゃ」
という理由で作られた、どうにも面白みのない商品だと感じます。

だからといってiPhone6が全くダメだというつもりもないのですが、価格との天秤にかけられます。

シムフリー版のiPhone6。64GBであれば約86000円。
ドコモやau、ソフトバンクの割引施策を利用しても、結局はそれ相当の代金を払うことになります。

1章で書いたような「アイコンが縦に7列になる」とか、「多少は持ちやすいような気がしないでもない」というのは、どう換算しても8万円分の価値はありません。
せいぜい5000円とか10000円分の価値にしかならない。

とすると、iPhone6の最大の価値というのは、「世界で最も話題の商品である」ということにあり、それは発売日の当日に最大の価値を発揮します。
それらを承知して発売日の当日に買うならいいんですが、発売から5日もたった現在、iPhone6に対して8万円も9万円も出す価値は、ないでしょう。

 

ということで、これ以降は「あなたのパターン別、とるべき行動」です。

 

タブレット持ってないなら、迷わずタブレットを買うべし。

ヤフオク!【iPad
初代のiPadであれば1万円で買えます。

iPhone6を8万円かけて買うのであれば、さっさとiPadデビューして、テレビを見ながら気になることはなんでも調べてみてください。
「知的好奇心が強い人が、タブレットを持つ」
と言われていますが、僕は
「タブレットを持つ事で、知的好奇心が育つ」も多いにあり得ると信じています。

スマホの小さな画面では検索する気も起きなかったような言葉でも、タブレットの大きな画面では検索したくなり、あなたの知的好奇心が育っていく(はず)のです。

あなたがiPhone5か、5sならば、買う必要なし。

僕の友人には圧倒的にiPhone5か5sのユーザーが多いですが、その友人には決まって「6は、買わなくていいよ。」とアドバイスしています。
だってホントに、なにも変わらないから。

買った瞬間の興奮が欲しいのであれば、もうそれはピークは過ぎたわけだし。
その友人たちには、続けて「タブレット持ってないなら、タブレット買うといいよ。」に続きます。

「スマホは基本、カクカク」なら変更する価値あり。

いまさらなにをと言うかもしれませんが、世間にはまだまだこういう方がいます。

「あ、フリーズした」
「このボタン押しても反応しない〜!」

貴方がこんなレベルのスマホを使っている、あるいは知人が使っているのであれば、今回のiPhone6に変更するのはいい選択と言えます。ここまで全体的にディスリモードな記事ですが、iPhone6は
「世界最新の、みんなに驚きをくれるスマホ」ではありませんが、
「普段使いに、快適な生活のためのスマホ」としては一級品です。

あなたの最初のサクサクスマートフォンに、iPhone6シリーズはオススメですよ。

スマホとタブをひとつにまとめるために、6plusという選択肢もありかも。

僕は現在はiPhone6とiPad miniを使っているのですが、どうもベストの調子とは言えません。
というのも、2つの役割が被ってしまい、2台も所有する意味が見いだせなくなりつつあるからです。

それならば6plusを所有して、全ての用途をその1台にまとめてしまう・・・というのもいいのではないか?と検討中です。

コレ即ち「ファブレット」であり、6plusやGALAXY noteシリーズもその用途で存在してるわけです。
まだふんぎりはつきません。乞うご期待ということで・・・。

ということで今日の記事は以上です。

これまでの記事で書いてきたように、iPhone6の最大の価値は「ついに発売されるぞ〜、されるぞ〜」という“祭り”であり、その価値は十分に享受できたかな、と思っております。

あと、mvnoの格安SIMの研究もする予定でしたが、10月から僕がタイのバンコクへ引っ越しするための準備をすすめており、いまから格安SIMに挑戦しても活用できないので、その方面の記事は内容が薄くなりそうです。いままでに調べたことは一度まとめようとは思いますが、実際の使用感などはレポートできなさそうです。

バンコクへの引っ越しに伴って、「ふじさわブログ」にも“旅”や“海外暮らし”の要素が加わりそうです。
今後もよろしくお願いします。

またのお越しを、お待ちしております!
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