[公開日]2015/02/24

■マレーシア・スマホボッタクリ詐欺とフィリピン・タクシー&馬車トラブルを書いとくよ。

おととい(2015/2/22)発売された、ちきりんさんの新刊
「マーケット感覚を身につけよう」を読んで、「ずぉぉぉぉっっ!!そうだよ、その通りだよー!」
とふっとんでるところです。

いままでなんとなく感覚で感じてた事を、文章にして体系化して説明されたので、むちゃ役に立ったし、友達みんなにオススメしたい。
いまは昭和じゃなく平成で、20世紀じゃなく、21世紀なんだなぁと実感したよ。

で、ここのところは2本続けて「海外での防犯」に関する記事を書きました。

■海外に行く大事なひとに、「気をつけてね」以上のことを言う為に。Part1「死ぬな」
■海外に行く友人に、「気をつけてね」以上のことを言う為に。Part2「守れ」

今日はそのパート3というか、実際に僕が海外にいて遭遇したトラブルを書いておきます。
上の記事のパート2でも、「国名 詐欺」くらいでは事前にぐぐっておこうという話を書いたので、ひとつでも多く、具体的で、リアルな事例がインターネット上に増えることは多くのひとにメリットがあります。

3つ紹介するんですが、うち2つは、友達からリアルタイムに聞いた出来事。1つは僕自身の経験談です。
もちろんどれも、この数ヶ月で実際に起きた事例なので、参考になるかと。

目次からどうぞ。

ーーーーー

1、マレーシアスマホボッタクリ詐欺
2、フィリピンタクシー
3、馬車上でのバトル。

ーーーーー

1、マレーシアスマホボッタクリ詐欺

クアラルンプール駅の近くにあるチャイナタウンで知り合った日本人A君(27歳)は、その日のスタートからトラブルに遭遇していました。
「iPhoneがなくなった」

ひとつの部屋に複数のベッドを設置してある、ドミトリースタイルの部屋に僕らは宿泊していたので、貴重品の管理は自己責任。
「くそっ。おれの上のベッドにいた、あのじじいが盗ったっぽいな。」

悔しがるA君ですが、それは後の祭り。疑わしいそのじじいさんはチェックアウト済みでそこにいないし、いくら探してもiPhoneは無いので、それは残念だねぇと、僕もベトナムでiPhone5を無くしたんだよとか言って慰めました。

 

そのまま夕方になり、ブログを書き終わっていた僕のもとに再びA君が現れて、
「ねぇ、聞いてくれよ、いま起こった出来事を。」

明らかに低いテンションの彼の話を要約すると、こんな感じでした。

iPhoneが無くなり、しょうがないので、最低限カメラとかネットができる安いスマホをチャイナタウンに買いに行った。
選んだのは、型遅れの中古のGalaxy。200リンギット(約6500円)。
ネットは、ゲストハウスにあるwi-fiを使うので、機種だけ手に入れば十分。

しかし、その200リンギットのGalaxyを買おうとすると、その店員のマレー人は「手続きをしてくる」と言って、店の奥のオフィスのようなところに行ってしまった。
数分、店頭で待つA君。

帰ってきたマレー人は、案の定・・・
「使えるように手続きをしてきた。合計で800リンギット(約26000円)な。」
と言い出したという。

いやいや、それはないでしょうと、抵抗するA君。ちなみにA君は海外で働いた経験もあり、英語はペラペーラ。
その英語で抵抗するも、
「キャンセルするなら、1000リンギット(約32500円)が必要になる。」
と言われる始末。

もちろん契約する気はなかったが、なぜか自分の後ろに、数人の警備員らしきマレー人や、お店のスタッフらしき人がいて、囲まれてる。
しかも両方の肩をグッと掴まれているA君は、逃げ出したり、断ったりする気力が萎え、800リンギットでGalaxyを買うことになった。。。

 

A君「まぁ、カメラは綺麗だし、とりあえずいっか。」
と、新しく手に入ったGalaxyをいじるA君。

ふ「てか、なにかの契約したから、そんなに高くなったんだよね?ネットとか、電話とかできるの?」
と、A君のGalaxyをいじってみるも、インターネット契約がされている様子はなく、ネット接続はwi-fiのみの様子・・・。

A君「まぁ、カメラが欲しかったしね、カメラが・・・」
というA君の姿を見て、僕は何も言えなかった。

このパターンは
■海外に行く大事なひとに、「気をつけてね」以上のことを言う為に。Part1「死ぬな」
に書いたように、「殺されることはないから」強引にでもキャンセルしてその場を去るのが正解のはず。
けどそれも、全てが終わって、他人事だからそんなアドバイスできるだけで、普通のひとがこの状況ではそんな冷静な判断できないのから、誰もA君を攻めたりはできない。

2、フィリピンタクシー2連発。

次の登場人物は、フィリピン・マニラの語学学校で知り合ったT君(23歳)。
このT君は、どっちかというと気が弱い。あまり他人に強くモノを言えないタイプ。
日本人から見てそう思われるということは、フィリピンのタクシードライバーからすれば、ウサギのような感じじゃないかと。(ごめんT君)

で、その日はマニラ市内のどこかからどこかへ(アバウトでゴメン)、ひとりでタクシーで移動しようとしていたT君。

乗り込んだタクシーの運ちゃんに、走行途中で「3000ペソ(約8000円)払え」と言われたそう。
フィリピンでタクシーに1時間乗っても200〜300ペソ(約500〜800円)なので、3000ペソはどう計算しても法外な価格。

しかしT君は気が弱い上、英語学校に通ってるわけで、英語もまだまだ流暢ではない。
そして、運ちゃんに押し切られるまま、3000ペソを払い、しかも目的地には着かず、その辺の路上で降ろされてしまったそうな。うーん残念。

で、途方に暮れながらも次のタクシーを拾ったT君。
すると次のタクシーの中には、ドライバーの他に、助手席にも男が座ってる。

行き先をつげ、タクシーが走り出すと、その助手席の後ろが振り向き、後部座席まで乗り出してくる。
そして何を言い出すかというと
「サイフを出せ。腕時計も、ケータイもだ。」

言われるがままに、現金も腕時計もスマホも渡してしまうT君。しっかりー。
そして同じく、そのへんの路上に降ろされる。

そしてトボトボ帰ってきた。。。という、伝説化しつつある「連続2台タクシーボッタクリ事件」でした。

 

フィリピンのマニラのタクシーは、注意が必要です。
それは知っていたんだけど、僕も何回も余計に料金を払うはめになりました。

ちなみにマニラのタクシーについて細かく書いておくと

●白いタクシーが最安値。(空港から出ている黄色いタクシーに乗ると、白いタクシーの5倍の料金になっちゃいました。乗り心地とか変わんないのに。)
●メーターを使うように交渉すべし。
●夜間などは、「メーター+いくら」と交渉してくる場合もあるが、それは致し方なし。100ペソくらいまでに抑えよう。
●空港から出てるクーポンタクシーも、相場の5倍くらいの料金。
●おかしいと思ったら、「もう、降りるから」と強めに言い、タクシーを止めさせる強さも必要。

前の記事で言うと
■海外に行く友人に、「気をつけてね」以上のことを言う為に。Part2「守れ」
で書いたように、詐欺られたり、脅されても屈しない、ある程度の「気の強さ」を身につけるのが最大の防犯となります。

がんばれ!T君!

3、馬車上でのバトル。

最後は、僕自身の体験談です。
「フィリピンのマニラは治安が悪い」と聞いてはいましたが、1ヶ月滞在し、実際にトラブルらしいトラブルはこの1件くらいでした。治安が良いとされるケソン地区に学校があったこととか、学校内でほとんどの時間を過ごしたからとか要因はいろいろですが。

その事件は、去年の年末でした。
日本から来ていた友人と、「どこか観光しよう!」ということで、東南アジア最大級と言われる水族館「マニラオーシャンパーク」へ行きました。
最寄り駅(ユナイテッドスクエア駅)から歩いて20分くらいで水族館に行ったのですが、たっぷり楽しんで、帰るころには20時を過ぎ、あたりも暗い。
こんな暗い中、20分も駅まで歩くのイヤだねーと思いながら、水族館を出たところには、タクシーやトゥクトゥクなどの客引きの嵐。

その中に馬車を見つけたので、これは珍しいと思い、料金を交渉。
「駅まで50ペソ(約130円)でいいね。」ということで、交渉成立。タクシーで行けば100〜150ペソくらいなので、かなり割安だなぁとは思いました。

それで駅まで向かってくれるのかと思うと、少し遠回りをしだす馬車。
馬車には、運転手(?)がひとりと、ガイドさんみたいな男性がひとり。

なぜガイド?というのは、遠回りして「ここが有名な教会だよ」「ここが一番古い銀行だ」などと、いろいろ説明をしてくれる。
ヘー親切だなーと思いつつ、世間話などをしていて、お互いの家族の話もして、「なかなかいいひとだな。」と、僕も友人も感じていました。

フィリピン マニラ 馬車 詐欺

暗いけど、写真も撮ってくれちゃったりして。

でも、やはり疲れてるので、「駅に行ってくれ」と言うと、「オーケーオーケー、もうすぐだ。」というガイド役の彼。
どうやら本当に駅はもうすぐで、遠回りはしてるけど、かなり駅には近づいてる。

もうすぐ駅が見えてくるかな、くらいのところで
「じゃぁ、お金を払ってくれ」
というので、サイフを出そうとすると

男「50だったね。50ドルだ。さぁ払ってくれ。」
と、平然と言い出す男。50ドルだと6000円じゃないか。さっきは絶対50ペソって言ったのに、こんにゃろー。

ふ「いやいやいやいや、50ペソに決まってるでしょwww面白いジョークだねぇ」
と言ったかは覚えてないけど、そんな感じのノリで対応する僕。

しかし、相手は真顔で
男「50ドルだ。当然だろ。さっき、50って言ったじゃないか。この国ではドルも使うんだ。」などと言う。(僕は合計で1ヶ月半フィリピンに滞在しましたが、100%ペソしか使いませんでした)

僕も段々ヒートアップしてきて、
ふ「そんなクレイジーなやり方が通用するわけないだろ!」
男「いや、払え!」

ふ「払わん!」
男「いくらなら持ってる?」

ふ「払わん!50ペソしか払わん!」
と、交渉は平行線。

その間も、パカラっパカラっとお馬さんの蹄の音がマニラの街に響きながら、21時頃の暗い街を走る。
そして条件が悪いのが、馬車を止めてくれないので、降りる事もできないこと。
飛び降りるという選択肢もあるが、それほどのリスクを侵す必要は、まだない。

ふ「オーケー、100ペソ払おう!」
男「ふざけるな!50ドル(約2100ペソ)だ!」
ふ「おまえがふざけるな!」

お互いにへたくそな英語で怒鳴り合い、さすがに殴ったり刺したりはないだろうけど、かなりお互いの動きに警戒し続ける。

ふ「とにかく止めろ!止めろ!」

と大声で怒鳴ると、なんとか馬車は止まった。

ふ「200ペソ渡すから。終わりだ!」
男「ふざけるな!少な過ぎる!」
ふ「じゃぁね!バイバイ!」

睨みつける男が殴り掛かってこないように、友人と共に、慎重に馬車を降りる僕。200ペソだけ、馬車のイスに置いてきた。
■海外に行く友人に、「気をつけてね」以上のことを言う為に。Part2「守れ」
この記事で書いたように、強引にその場を去るときも、最低限の金額は渡すとリスクが減る。気がする。
相手だって、1時間近く時間を使って儲けがゼロでは、殴り掛かったり、最悪の行動を選択しかねない。

僕たちは200ペソを置いて、相手の馬車が見えなくなるまで何度も振り返りながら駅の方向へ歩いた。
馬車のふたりは、見えなくなるまでこちらを睨んでいたので、納得してなかったと思う。

途中で、警備員に道を聞いたり、公園の中の地図を参考にしたりしながら、なんとか駅まで辿り着いた。
かなり胸がドキドキしてて、全身が小さく震えるくらい、緊張してた。



ということで今日の記事は以上です。

このように、海外ではいくらでも犯罪に巻き込まれる可能性があります。
パート1とパート2の記事なども参考に、海外では気を引き締めていきましょう!お互いに。

では、またのお越しをお待ちしています!

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でふじさわをフォローしよう!







ふじさわ、過去最大級のチャレンジ中!

ふじさわ、過去最大級のチャレンジ中!

人気ブログの記事をシェアしよう!