[公開日]2015/09/13
[更新日]2017/01/20

■HIV・梅毒・性器クラミジアの検査に行って来たっていうシュールな話をしますよ。確率を考えればムダな行動。

えー、今日が9月17日。ちょうど一週間前の9月10日に誕生日を迎えて、欲しい物リスト作戦のおかげで楽しくひとつ歳をとることができました。
ですが、その9月10日。僕、なにをしてたと思いますか?

誕生日のその朝。8時半に起きて、9時には家を出て、土砂降りの中、HIVの検査の報告を聞きに行ってたんです。

シュール。
これが、小説や映画やドラマではない、現実の誕生日の過ごし方なわけです。
もちろんその後はお祝いしてもらったりケーキ食べたりしたんですが、今日はそのHIV検査についてです。

目次
ーーーーー

1、理由
2、行ってきた。
3、結果と確率

ーーーーー

1、理由

「えっ!?」

って、その顔ですよ。その顔。「検査行って来た」って言うと、もうまるで感染者を見るような目で。むしろあんた乱交パーティでもしたのそれともゲイだったの?みたいな目で見るのはやめてください。
けど1秒後にはみんな「それはいいことをしたね」って顔になる理性的な友人ばかりで嬉しいです。

「HIV」とか「エイズ」がなんなのか、どういうものなのかはここで解説する必要はなさそうなので、多いにググってください。僕もあんまり詳しくはないです。

で、なぜわざわざそんなめんどくさい検査に行ったかというと、東南アジアバックパッカーですよ。
2014年10月〜2015年4月まで東南アジア8カ国を旅してきたんですが、帰国してすぐ出会った女の子に「ふじさわさん、ちょっと危なそう・・・ちょっとヤダなー」

みたいな目で見られたんです。そりゃぁもう、さっきの感染者を見るような目、そのままです。しかもその下には、若干の軽蔑も含まれている。
そりゃぁ半年も東南アジアにいけば、“そういうこと”は多少はあったわけなので、「安全だよ!」とは自信を持っては言えません。
さらに最近は、キッチリ付き合う恋人もできたので、万が一があってはならんと思ったのです。

そして、検査をして陽性か陰性がわかるのは、原因となる出来事が起きてから3ヶ月は経ってかららしい。
ということで、気乗りはしないんですが、多少のコストをかけることで最悪の事態を避けることができるなら。ということで足を運ぶに至ったわけです。

2、行ってきた。

HIV検査をする方法は大きく分けて3種類だそうです。

●保健所に行く(無料・匿名)
●医療機関に行く(有料)
●自分でキットを買う

いずれにしても、「(自分が住んでる地域名) HIV 検査」とかでググれば、近所に手頃な保健所か医療機関が見つかるでしょう。
自分で買うキットはこういう感じ。

で、僕は世田谷保健福祉センターに行きました。
毎週木曜日、午前9時〜10時だけ受付。匿名。無料。結果は一週間後以降の同じ時間に聞きに行くそうな。実は6年くらい前にもここで同じ検査をしました。当時の彼女といっしょにね。なので今回は2回目です。

この、匿名だとか結果がいつわかるかとかは保健所や医療機関によって違うみたいなので、それぞれの地域のを調べてね。

世田谷保健所 HIV 検査

土砂降りの世田谷保健福祉センター

世田谷保健所 HIV 検査

完全に匿名。番号で識別される。

世田谷保健所 HIV 検査

ポップにHIVの怖さを訴えてきてるけど、もう既に検査に来てるひとにそれを主張しても・・。と思っちゃう。

すごいなぁと思うのは、「事前予約不要」とか「完全匿名」とかって、できるだけ検査のためのハードルを下げてくれてる心遣い。
予約もなにもせず、木曜日の午前9時過ぎにそこに行くと、受付でいきなり

「検査ですか?結果ですか?」って聞かれる。「ご用件は?」とは聞いてこない。
そして書類の画像を載せたけど、どこにも本名とか住所とか書かないんですよね。「仮の名前」か「番号」のどちらかのみで識別されます。僕の場合は「259」なんで、翌週に「259です」って言うだけ。
最初から最後まで身分証明書の提示もないのは素晴らしい。いまどきクラブに入るのにも顔写真付きの証明書がいるし、ネカフェに入るのにも保険証がいるし、空港ではパスポートがいるというのに!

けど逆に、木曜の午前9時〜10時のみが受付時間というのは強気営業だなぁと思う。あっという間に閉まるラーメン屋だって勝てない。だって、一週間にこの1時間しか受け入れてくれないんですから。無料だし、コストもかけられないからそれでいいと思います。

で、受付で「検査です」と言って、書類に書き込んで眠いなぁと思いながら尿をとって、血液をとられて血が止まるのを待ってれば、検査は終わります。15分くらい。
9月3日の朝、僕はこんなことをしてたわけです。
この日に来ちゃうと誕生日に結果を聞きにくるハメになるのはわかってたんですが、そうするとさらに次の木曜まで待たなきゃいけなかったので、エイヤーで検査を終えました。

3、結果と確率。

で、冒頭の誕生日の朝に戻ります。
28歳になったその日その朝、土砂降りの中を再び世田谷保健福祉センターを訪れました。

同じように受付で「検査ですか?結果ですか?」と聞かれて、「結果です」と答え、番号を伝えるわけです。
そんでよっこらしょと個室に移動し、おばあちゃんみたいな先生から(ホントに、手伝いかなんかのおばあちゃんだと思った)結果を聞きます。

「大丈夫ですよ。全部、陰性です。」

ふーっと胸を撫で下ろしました。
さっきの書類の写真に書いているんですが、この検査では・HIV ・梅毒 ・性器クラミジア の3種類の検査をしてもらえるそうで、どれも陰性でした。(昔から“陽性”と“陰性”って呼び方、あんまり好きになれません。“陽”って明るくて気分いい感じなのに、陽性だとアウトで、暗い感じの“陰”だとセーフだなんて)

HIVと同じく、梅毒も性器クラミジアもどんな病気か詳しくはないんですが、梅毒は「毒」ってついてるからいかにもだし、性器クラミジアって言葉を聞くだけで体が痒くなるような、ステキなネーミング。いま調べたら、梅毒も性器クラミジアもほとんど死には至らないけど、梅毒は体に腫瘍ができて、性器クラミジアは不妊かぁ。。。発祥すれば100%近く死んでしまうエイズよりは弱いけど、とにかく検査!検査!リスクを抑えるのだ。

とにかくこれらのどれにも僕はかかっていませんでした。
よかった。

で、ちょっとドライに考えてみると、HIVの感染が確認されてるのって毎年1500人前後だそうです。。
1500人といえば、日本の人口1億2000万からすると、0.00125%の確率です。10万人に1人。

なんの兆候も出てないのに、10万人に1人の感染症にかかってないかを検査するのって全然合理的じゃないですよね。
ちなみに、毎年4000人は交通事故での死亡があるので、道路に出ない方がいいとかそれはちょっと論理が破綻してますが、とにかくこんなに小さい確率のためにいそいそと足を運んだかと思うと、なんだかなぁという気持ちもあります。結果を待つ1週間も、全然ドキドキしませんでした。どーせ陰性なんだから。あなただって、どーせ陰性ですよ。99.99875%の確率で。

「どーせ陰性」だから「検査いかない」わけじゃなく、「どーせ陰性」だから「検査いこう」と考えた方がいいのが難しいところですが。
10万人に1人とはいえそれは「逆宝くじ」みたいなもので、それに当たってしまっては人生全部が狂うほどのダメージを受けるわけです。
あと、無自覚に自分の大事なひとに感染させてしまうリスクを考えれば、数時間とか数千円をかけてでも検査する価値はあったな、という真面目な結論です。

例え心当たりになる出来事がなーんもなくても、童貞、処女でない限り、可能性はゼロではありません。東南アジア行ってた僕だって同じ「ゼロじゃない」。どうせ0.00125%の確率なんですから、さっさと検査に行って安心した方が、ずっと健全だなぁと思います。

ということで今日の記事は以上です。
今日の記事を一言で言うと。

僕は安全です。
ですかね。

では、またのお越しを、お待ちしております!

 

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