いらっしゃいませ!
ふじさわです。
「これだけ覚えれば大丈夫!」
な、格安スマホデビューのための用語集を作りました。
がんばっていきましょう!
目次
1、SIM、MNP、LTE・・・
2、解説
3、おまけの2個。(考え方)
1、SIM、MNP、LTE・・・
ドヤッ!作成時間は30分ほどですが、これこそ
「30分で作るために、5年の勉強が必要だった」
というやつです。
次章で詳しく説明していきます。
2、解説
▶︎格安スマホ=格安シム=mvno
この3つの単語は、同じ意味を示している、という理解でいいです。
どれも「大手キャリアよりも安い料金でスマホを使えるサービスと、それを提供している会社」を指します。
余談ですが、「格安スマホ」という呼び方に関しては、水面下で議論が続いています。
少し勉強すれば「格安なのは、“スマホ”じゃなくて“シム(プラン)”じゃないか」ということに気づきます。
そう。格安スマホは、格安じゃないスマホ(iPhoneとかエクスペリアなど、8万円以上する機種)でも使えます。
それなのに「格安スマホ」という言葉を誰かが浸透させているのは、「格安スマホは“格安のスマホ(1〜3万円の機種)”じゃないと使えないんだ」という価値観を広めることで、それらのスマホを売りたいという、広告代理店の魂胆が見え隠れします。
まぁ、その魂胆が実ったかどうかはさておき、こういう事情によって、「格安スマホ」「格安シム」という言葉の意味は、境界線がなくなりつつあります。
「mvno」は、一昔前の格安スマホの呼び方ですが、いまはこちらの言葉を使う人は少なくなりました。
▶︎シム(SIM)
みんなのスマホに必ず入ってる、小さいチップみたいなやつです。
これが電波を受信し、電話番号を記憶しています。
ミニシム、マイクロシム、ナノシムがあって、サイズが違うと使えないので、気をつけないといけない。iPhoneでも、横の方にシムのためのホルダーがあって、ピンをさせば抜けますよ。
▶︎▶︎通話シム、データシム
シムには、通話シムとデータシムがあります。
データシムは、通話ができず、
通話シムは通話機能もついています。
大手キャリアでは「電話もネットもできるのが普通」ですが、
格安スマホでは「ネットだけの契約か、ネットも通話もできる契約か」を選ぶ事ができます。
通話ができない契約は、その分、毎月の料金が安くすみます。
▶︎▶︎シムフリー、シムロック
大手キャリアで買ったスマホには「シムロック」がかかっています。
「シムロック」のスマホは、「契約した会社のシムしか使えませんよ」という状態です。
ドコモはドコモの、auはauの、ソフトバンクはソフトバンクのシムしか使えません。
一方、「シムフリー」のスマホは、どんなシムでも使えます。
ドコモでもauでもソフトバンクでも、格安スマホでも海外のシムでも、なんでも使えます。
格安スマホデビューは、「シムロックからシムフリーへの変更」とも言えます。
注意点として、ドコモのシムロックがされた端末は、そのまま格安スマホが使えます。
auも、そのまま格安スマホが使えるメーカーもあります。ソフトバンクは、残念です。
これは、格安スマホ会社は、ドコモやauから回線を借りて運営されているからですが、とりあえずは
「ドコモとauは、いま使ってるスマホのまま、格安スマホにできるかもしれない」
と覚えておくといいかもしれません。ソフトバンク涙目。
▶︎ネットのスピード
▶︎▶︎kbps,Mbps (キロビーピーエス、メガビーピーエス)
これらは「ネットのスピードの単位」です。
「k (キロ) は遅い。 M(メガ)は早い。」と覚えておくといいです。
使いどころとしては、
「このプラン、めっちゃやすっ!」と思ったときに、冷静に、速度表示を見てください。
だいたいが「500kbps〜600kbpsです」
とか書かれてあったりします。メチャ遅いプランを、安く売ってるよ、という感じなのです。
後で書く「制限されてる」状態が、200kbpsなので、500kbpsでは、制限されている状態とあまり変わりません。
僕らが普段、快適にネットできるのは5Mbpsくらいは必要です。動画を見るには、最低でも2Mbpsは要ります。
格安スマホサービスのページを見ると、だいたいが「うちは75Mbpsでますよ!」と書いていますが、それでも実際は15Mbpsくらいです。
15Mbpsなら十分快適なので文句はないんですが、「75M出ると言ってるとこは、実際には5分の1か10分の1しか出ない」と覚えるといいでしょう。
▶︎▶︎4G、LTE、3G
4GとLTEは、同じ意味です。ホントは別の意味だったんですが、もはやほとんど同じ意味で使われています。
4G=LTEは、速いネットです。上に書いた「5Mbps〜15Mbps」くらいの速度で、快適にネットができる速度です。
3Gは、遅いです。上に書いた「500kbps〜2Mbps」くらいで、LINEやメールくらいはできますが、写真や動画はサクサク表示されない速度です。
▶︎通信容量
▶︎▶︎GB,MB(ギガバイト、メガバイト)
「1ヶ月に、このくらいネットしてもいいですよ」というのが、通信容量です。
あるいは
「1日に、このくらいネットしてもいいですよ」というときもあります。
なにをすればどのくりあ容量を使うのかは、多くのパターンがあるので書ききれません。
覚えるのは
「大手キャリアは、月に7GBや8GBのプランを提供してることが多い」ということです。
なので、
「毎月、月末に制限がかかっちゃう」というひとは、7GBか8GBくらい使っている事になりますので、次は10GBのプランを選べばいいでしょう。
▶︎▶︎制限
「あんた、ネット使いすぎや」
ということで、ペナルティがかかって、ネットのスピードが異常に遅くなる状態のことを言います。
「1日に●GBで制限かけます」とか、
「月に●MBで制限かけます」とか、いろいろルールがあります。ルールは、明記されてる場合もされてない場合もあります。
「制限のためのルールが明記されてない状態」というのは、注意が必要です。なにせ、勝手に、理由もわからず、ネットがものすごく遅くなるんですから!
これはサービス提供会社の怠慢だと僕は思っています。
制限がかかった状態は、だいたい200kbps以下しか速度が出ず、facebookやツイッターのSNSも満足にできません。
LINEのやりとしと、メールがかろうじてできるくらいで、検索して調べ物もろくにできません。
▶︎MNP
「いま使ってる電話番号はそのままに、会社を乗り換える」ことを、MNP(エムエヌピー)と呼びます。
「モバイルナンバーポータビリティ」の略です。
格安スマホは、ドコモやソフトバンクからMNPできますからねー。
いままで使ってた番号を、そのまま使えますからねー。
3、おまけの2個。(考え方)
この2つは、用語というか、「考え方」です。どうぞ。
▶︎mineo,P8Lite,desire・・・・・
格安スマホについて調べたことがある方々であれば、一度はこうした「よくわからない英語」を見たことがあるはずです。
これらは、ぜーんぶ
「スマホの機種の名前」か、
「格安スマホ会社の名前」です。
なので、「iPhone」とか「Docomo」みたいなものです。
iPhoneとDocomoは、もう僕らは見慣れてるので「あれのことね」と認識できますが、新参者の言葉対しては、「なんじゃこりゃ!?わからん!」と感じるというだけです。
ただあまりにも、前提知識なしで
「mineoでDIGNO買って〜」とか、
「ASUSのzenfoneは〜」とか記述されるので、わけがわからないだけです。
なんでもかんでも英語の名前をつけるのは、「まぁまぁ。かっこつけたいのね。中二病なのね」とでも思いながら、
「そんなのがあるんだなぁ」と思い、気になったら調べてみればいいだけです。
「見たことない英語があるから、わからん!」と言っていては、一歩も進めないのが、格安スマホの世界なのです。
▶︎無制限、使い放題
これについては、昔、記事を書きました。
「無制限」とか「使い放題」とかウソ言うの、もうやめませんか。
格安スマホを調べてて、「無制限!」とか「使い放題!」とかってでてきたら、「よく注意書きを読んでくださいね」と言われてると思ってください。
これは、「100円で焼肉食べ放題!」というお店を見かけたら、「なんかあるんじゃねぇのか?」と思うのと同じ感覚です。
きっと、劣悪な肉だったり、制限時間があったり、期間限定だったり、かなりハードな「条件」があるはずです。
格安スマホで「無制限に使えます!」と書かれてる時は、たいてい「速度は遅いです」とか、「1日に●MBまでです」とか「実は3日で制限かけます」とか「このプランにも入ってくださいね」とか、こちらもハード目な条件があるはずです。
あまりにもオイシく見える表示を見つけたら、疑ってかかって、注意書きをよく読む必要がありますぞ。
ということで今日の記事は以上です。
このページに書いてある事を理解するだけで、格安スマホへの道はグッと楽になります。
必要に応じて、書き足すかもですグッドラック!
またのお越しをお待ちしております!
さらにこの2記事も読めば、かなり知識がつきますよ。
▶︎格安スマホド基本Q&A
▶︎格安スマホは、親離れに似てる(心構えについて)
僕が一番オススメしてる楽天モバイルに関する記事はこちらへどうぞ。