いらっしゃいませ!ふじさわです。
最近話題になってた夜光虫(ヤコウチュウ)を見ることができました。
自宅から徒歩3分。
・・・す、すっげーきれー!!
だけど、
写真じゃぜんっぜん魅力が伝らない。
けど、それはそれは感動したので、この感動を伝えるためにがんばって書く。
1夜光虫とは。
↑写真家のKAGAYAさん(@KAGAYA_11949)さんの写真を、許可をいただいて使用しました。
夜光虫の詳しい説明についてはwikipediaに譲ります。
wikipedia ヤコウチュウ
とりあえず要点を抑えると
▶︎光ってるのはプランクトン。
▶︎昼間は赤潮。なので、お昼に海が赤潮だと、夜に光って見える可能性が高い。
▶︎ウミホタルと夜光虫は全く別の生き物。
▶︎日本全国の海で、春〜夏に見られる可能性がある。
▶︎物理的な刺激に反応して発行する。
という感じです。
数日前から、ツイッターやなんかで「湘南地方で見えてるらしい」という報告があったので、
「平塚も、一応湘南地方なのになぁ(諸説あり)」
と思いつつも、まさか自宅から歩いて3分くらいでこんな幻想的な光景が見えるとは思ってませんでした。
しかし、昨日(5月9日)の22時ごろに、近所の友人からメッセージ。
「いま、海岸で夜光虫が出てるらしい」とのこと。
Netflixを観てる最中はいつもはスマホをOFFにするんだけど、この日はONにしといてよかった。
一時停止にして、すぐに海に向かいました。
小雨だったので一瞬テンション下がりましたが、
「俺たちは、濡れないために生きてるんじゃない。びしょ濡れになりながらもその瞬間瞬間を楽しむために生きてるんじゃないか」
と言い聞かし、傘をさして出発しました。
海岸までに、何組かの人々とすれ違う。
そして、海岸に到着しました。
2、平塚で夜光虫見えた。
海岸に到着すると、人々が10〜20人くらいはいて、夜光虫を楽しんでました。
一番よく見えたのは写真の赤丸の部分でした。
堤防が飛び出ているので、そこに波が集中し、プランクトンも溜まりやすいのかも。
赤い丸よりも西側(SUCCAがあるあたり)でも見えるは見えるんですが、光の強さや頻度は、圧倒的に堤防の脇の方が上でした。
何枚か写真を撮ったんですが、
スマホで撮っても、デジカメで撮っても、太めの白髪みたいなのが何枚か撮れただけで、この感動の1%も伝わりません。
なので、写真家のKAGAYAさん(@KAGAYA_11949)の写真をもう一枚。
KAGAYAさん、ツイッターで見つけて話しかけたら快く了解してくれたけど、フォロワー34万人だし公式マークついてるし超大物だったのでビビってる。ほんとありがとうございます。
KAGAYAさんの写真はめちゃすごいですが、僕も昨日はこのくらい美しく見ることができました。
僕たちはこのヤコウチュウがプランクトンの仕業だと知ってるので「キレイ」とか「幻想的」と言うことができますが、それを知らないもっと昔の人から見たら、「キレイ」なんて悠長なこと言ってられないでしょう。
「神がお怒りだ」
とか
「精霊がやってくる」
とか
「死者の魂だ」
くらいに感じても不思議はないくらい、日常的に見る景色とは違いました。
あるいは、あまりにも青色LEDの色に似てるし、自然界で「青い光」って見ることが少ないので、ディズニーランドか、チームラボの作品なんじゃないかと思ってしまうレベルの美しさです。
しかしいかんせん、写真に綺麗に撮れない。
暗い中に薄ぼんやり光ってる感じで、たまにキラッと強く光るんですが、シャッタースピードとかの関係で、スマホでもデジカメでも撮れないのが悔しい。けど目に焼き付けたからいいのだ。
3、夜光虫は、見るよりも、さわって楽しもう!
ということで、ひとしきり夜光虫の美しさを見たんだけど、夜光虫は
物理的な刺激に反応して光るという性質がある。
ということは、手や足で水面をパシャパシャやれば、光るのかと思うわけだ。
昨日も実際に、手を水に突っ込んでかき混ぜたり、スネくらいまで足をつけてかき回すと、水面や水中で光る。
さながら魔法使いにでもなった気持ちで楽しい。
さらに、新しい夜光虫の楽しみ方を発見したので、紹介します。
①夜光虫の光る波打ち際に行く
②両手でどじょうすくいのように水をすくい上げる
③すくいあげた両手を顔に近づけて、よく見てみる。
すると、手のひらで夜光虫が光りながら動いてるのがわかる。これがすごい。
「虫」だから嫌悪感を持つかもしれないけど、プランクトンだし1mmくらいの体長なので気にしない。
この感動を文章で伝えるのは難しいけど、フォトショップを使ってgif動画で再現できたのがこれ。
このgifはかなりの再現度で、いっしょにいった友達からも「すごくよくできてる!」との声をいただいた。
要するに、波をすくった手から水がこぼれ落ちてるわけだが、その水が光ってる。
これがあまりにも非現実的な光景だし、なんかSF映画で見たことある現象に感じたので、これを
「マトリックス現象」と名付けたので、遠慮せず使ってください。
マトリックス現象は、手だけでなく足やサンダルでも起きるので、いろいろ楽しみましょう。
ということで、この記事はこのgif動画を見たかっただけなので終わりです。
最後に、
いつ、どこで夜光虫が見られるか?
ですが、
あんまり正確な情報があるわけではなく、適切な予想ができているわけではなさそうです。
僕は友人からのメッセージで知りましたが、その友人もSNSで知ったそう。
なので、SNSやテレビのニュースをマメに確認して、エイヤーで海に向かうしかないようです。
平塚も、2日前も3日前も光ってなかったけど、昨日だけは光ってて、今日の夜もまた光るかどうかは、誰にもわからないってことみたい。
・・・なんか、見れたらラッキーって意味では、オーロラに近いものを感じた。見たことないけど。
ということで、今日の記事は以上です。
またのお越しを、お待ちしております!
ーーー2017.5.12追記ーーー
この記事に書いている夜光虫を見たのは、2017年5月9日です。
この翌日の5月10日にも海に行きましたが、全く見られませんでした。
しかし、5月11日にはほんのわずかですが見られたようです。
また、5月7日、8日にも友人が海に行っていたようですが、夜光虫を見ることはできなかったようです。
このように、同じ場所でも発生が不定期であり、数日間残ることもあるけど、1日だけで終わるような、発生にブレがあることがわかりました。
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