[公開日]2018/11/20
[更新日]2019/09/17

「おうちでドック」体験したので結果報告!リアルな口コミ、値段、検査項目、失敗、再検査情報もあります。

いらっしゃいませ!ふじさわです。

糖質制限したり、運動したりと健康意識の高い僕ですが、
健康のために大切なのに全く縁がないものがあります。

 

それは人間ドックです。

 

大きな企業に務めていると受ける機会もあるのかもしれませんが、
万年フリーランスの僕は、人間ドックを受けたことがありません。

健康にはかなり気を使っているので大丈夫とは思うんですが、
年齢も31才になり、あまり安心ばかりしていられません。

とはいえ、
人間ドックは5〜10万円かかるし、
一泊二日など時間がかかるし、
クリニックや病院の予約するのもめんどくさい
のです。

ということで今回提供いただいた商品がこちら

おうちでドックという商品です。

おうちでドックは、人間ドックの半額程度の料金で、
人間ドック並の健康チェックができるキット。

検査内容は「検尿」「採血×2」の3種類でとってもシンプル。
手順もシンプルですなのでおすすめです。

がっちりマンデー!でも紹介された「おうちでドック」

2018円5月2日放送の「がっちりマンデー!」の健康コーナーにて、ライザップなどと一緒に紹介されたそうです。

放送では「がん16種類と生活習慣病9種類を測定できる」「針を刺して郵送することで検査できる」
など、この記事に書いているようなことが一通り説明されたようです。

健康診断、がん検診、人間ドックよりも手軽で安価

おうちでドックは、健康診断ではチェックできないがんの兆候についてチェックすることができます。

また、がん検診ではチェックできない生活習慣病のチェックもできます。

人間ドックは5〜10万円の費用がかかりますが、おうちでドックは2万円だけでOKです。

 

このように、健康診断やがん検診と比べても「がん」と「生活習慣病」の両方をチェックすることができ、
かつ人間ドックよりもお手頃の料金で実施できます。

実施の仕方もシンプルです。

検査キットが送られてくる

検尿、採血×2、それらをセンターに送る

検査結果が送られてくる。

というものです。

ということで「おうちでドック」を使ってみて、
健康状態のチェックをしてみました。

おうちでドック体験やってみた

おうちでドックを申し込むと、自宅に段ボール箱が到着します。

それを開けると、中にはこのような箱が入っています。

おうちでドックの検査項目は尿+血液+血液

中はこのようになっています。
写真左が「説明書やら申込書やら」です。

右側に2つ見えるのが2種類の血液検査キットです。
血液検査は「生活習慣病のための血液検査」「がんのための血液検査」に分かれています。

右下にある青いカップと、その横の試験管が尿検査キットです。

おうちでドックの検査期間は2日間+2週間

おうちでドックの検査に必要なのは2日間です。
1日目の朝に尿検査血液検査(生活習慣病)を行い、
2日目の朝に血液検査(がん)を行います。

その結果を送付して、約2週間で結果が届きます。

おうちでキットを実践してみた(尿検査)

尿検査は、小学校とかでした尿検査と基本的には同じです。

朝起きて、一番最初の尿の中間尿を摂取します。
中間尿とは、尿の「出始め」と「出終わり」以外の、文字通り中間の尿です。

青いカップに中間尿を溜めたら、
右側の試験管に入れます。(特殊な構造になっていて、簡単に入れることができました)

その試験管のフタをキチッと閉めたら、封筒に入れます。
これをポストに投函すれば、尿の検査は一丁上がりです!カンタン!
ドンドンいこ〜!

おうちでドックの血液検査(生活習慣病)(がん)

さて、では血液採取に入ります。
1日目に生活習慣病の血液採取、
2日目にがんの血液採取です。

ちなみにこの2つのキット、基本的には全く同じです。

ですので、採取の方法を一通り覚えてしまえば、翌朝は同じことをするだけなのでラクチンです。

しかし血液検査はまぁまぁ難しいです。
なんと僕は、どちらも失敗してしまうという愚行を起こしてしまいました。

とはいえ、友人は「失敗する意味がわからない」と言っていたので、
人によるようですが。

では、以下に「血液検査の失敗ケースとその対処法」を紹介します。

おうちでドックの血液検査での失敗と対処法①

ひとつめのパターンは「採血失敗」です。
血が十分に出なかった、というパターンですね。

採血の第一ステップは、こちらのピンクの機器で行います。
この白い部分を指などに押し付けると、白い部分が下がり、
その内側に仕込まれている針が一瞬だけ出て、小さな穴を開ける、という仕組みです。

そうです。怖いですね。
めちゃくちゃ怖いです(怖くないという人もいる)。

で、やっかいなのがこの機器は「使い捨て」です。
一回針が飛び出したら、もうそれで終わり。もう針は出ません。

そして、1キットに予備含めて2つ入っています。
(キットが2つなので、合計4つ)

 

僕はまず、怖すぎたので
針がほんとに出るかどうかチェックして、ひとつをムダに使ってしまいました(謎)。
白い部分のみを指で抑えて、針が飛び出すところを観察して
「こんな感じか〜」
と見てました。

そしていざ、ピンクの機器で自分の指に穴を開けます!
怖いけど、ひぃっ!

「痛っ!」

痛みの強さで言うと、注射の痛さくらいでしょうか(当たり前)。
チクッと針が一瞬だけ刺さり、そこからぷくーっと血が出てきます。

このように血が出てきます。
この血を、どのように採血するかというと、
小さいスポンジに吸わせるんです。

↑それが、この緑の機器の先についてる白い部分です。
これが僕の結果でした。

 

↑こちらが説明書です。
この小さなスポンジが真っ赤になるように、血を吸わせる必要があるんです。
この説明書の右上の重要と書かれた部分を見て、もう一度僕の結果をご覧ください。

 

↑これが僕の結果です。
お分りいただけるだろうか・・・。

そう。血が全然足りないのです。

もちろんこうならないように、たくさんの対処法があります。
対処法はあるんですが、僕は全体的に舐めてたと言わざるを得ません。

昔から献血とかではいつも「血の流れが早いですね」「血の気が多いですね」
と言われてきたので、いくつかのステップを飛ばしていました。

しかしそれが原因で、この失敗に至りました。
まず、採血の前にはお湯で手を洗ってください。
という注意書きがあるのですが、僕は洗いませんでした。めんどくさかったので。
これが大きな原因でしょう。
寒い日の朝なので、血液の循環がそれほどよくなかったのですね。

そして、指に穴を開けたあとも
「手を心臓より下にしてください」とか
「手をしごくようにマッサージして、血を押し出してください」
というような指摘がありますが、どちらをしてもダメでした。血がこれ以上出ないんです。

あとは「予備の針でもう一度穴を開ける」ですが、
予備の針はもう使ってしまっていたので、お手上げでした。

最終手段は「なにかそのへんの針で指に傷をつける」ですが、
この時点でメンタルがガタガタだったので、そんな拷問みたいなことはできませんでした。

「検査を失敗してしまった場合は、こちらにお電話ください」

という記載を見つけたので電話すると
「失敗したキットを全てまとめて、申し込み用紙に『失敗』と書いて送ってください。
新しいキットを返送します」
との連絡をいただき、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

申し込み用紙に「失敗」と書いて、返送しました。

このような失敗をしないための対処法は「採血前に、ちゃんとお湯で手を洗う!」につきます。
朝起きたばっかりは、血管が縮こまってます。

 

この時には、2日目の「がんの血液検査」も失敗するとは夢にも思っていませんでした。

おうちでドックの血液検査での失敗と対処法②

そして2日目です。
1日目が失敗したので、2日目はちゃんとお湯で手どころか全身に熱いシャワーを浴びて臨みました。

 

 

そして、いざリベンジです!

 

※次の写真は血が写っています。
そんなにグロテスクではないし、
写真を小さくしてますが、苦手な方はご注意を。

 

 

 

針で指に穴を空けると、説明書に書かれていたような「あずき大」くらいの血が出てきました。

これを例のスポンジに吸わせます。

見事、無事、スポンジを理想の状態にまで持っていくことに成功しました!
よっしゃー!昨日より成長してるー!

と思った矢先でした。

 

カタン。

なにかの液がこぼれました。

この時点ではこれがなにか理解していなかったのですが、
「なんか大事そうなのでヤバそう」
ということは理解できました。

あっっーーーっ!!
注意のところに書いてました。

「ボトルの中には溶液が入っています。
こぼさないようにご注意ください。」

実は採血の前に「準備」をする必要があって、
上の写真のようにこの透明のボトルを建ててスタンバイさせておくのです。

中に溶液が入ったままで。

このシステムはぶっちゃけどうかと思うんですが、
とにかく僕はこれを倒しました。

溶液もこぼれました。

これは何をするものかと言うと、先ほどの血が染み込んだスポンジ
この溶液に入れ、検査可能で、郵送可能な状態にキープするためのものです。

この溶液がなくなったので、今回も失敗です。

2日連続の失敗で、流石にこの顔である。

失敗した時の対処法については詳しいwので、失敗したキットをまとめて、
申し込み用紙に「失敗」と書いて返送しました。

おうちでドックの再検査

一週間ほどして、再検査のキットが届きました。(ありがとうございます)

次こそは失敗しないぞ、と、
ちゃんと熱いシャワーを浴び、溶液の入ったケースに細心の注意を払いながら実施しました。

針を刺すときは、テーブルに押し付けるように刺すと安定します。

相変わらず怖いし痛いですが、仕方ありません。

スポンジ採血もうまくいきました。
(僕は撮影しながらなので変な手の形になっていますが、みなさんは両手でやると簡単です)

 

 

そして、例の溶液にいれて、いくつかの器具を組み合わせます。
(説明書を読んでくださいね)

スポンジに染み込んだ血を溶液で溶かすイメージですね。

 

「バンソウコウで止血します」と書いてるのでそうして、
「ボトルを強く振ります」と書いてるのでそうします。

このあたりは、説明書のいいなりになるだけです。
あまり深いことを考えなくて構いません。

 

もうこのあたりは、自分が何をしているか全然理解してなくていいです。
とにかく説明書のいいなりです。

上の写真も、「これで完成です」
と同じ状態になってるのでこれで完成なのです。

あとは、最終形態である緑のボトルを、使った検査用品と一緒にして、封筒に入れます。
この封筒を早めにポストに投函すれば終わりです。

翌日も同じことをして、検査は終了でした。
長かった・・・。

おうちでドックの結果は2週間後くらいに届く

そして、検査をしていたことすら忘れかけていたころ、
おうちでドックの検査結果が届きます。だいたい2週間くらいでした。

裏表にいろんな情報がプリントされた紙が、2枚届きます。

「検査結果票」と「検査結果票 補足資料」ですね。

僕は「高血圧」がちょっと心配で、
「糖尿病」「腎機能障害」もちょっと気をつけて、と書かれていました。

順調におじさんになっているわけですね。

そして
「◯◯なひとはこういうことに気をつけてください」
というアドバイスがたくさん書かれています。

僕に対するアドバイスは、いずれにしても
「運動不足に気をつけてください」
「塩分控えてください」
「糖分控えてください」
「食事バランスに気をつけてください」

という、ごくありふれたものでした。
はい、気をつけます。

そして僕は、
↑こちらの情報よりも、

↓こちらの情報の方が嬉しかったです。

肺がんや胃がんなどの各種がんの基準値から外れているものがなくて安心しました。

生活習慣病などはなんとなく自分でも
「最近、不摂生してるなぁ」
と感じるんですが、がんはいきなり発見されると思うんです。

しかも自分でチェックするすべがない。
だから、こうしてちゃんと「がんの心配は低いですよ。」と言ってもらえると
安心しました。

逆に、この検査で「注意が必要ですよ」「再検査が必要ですよ」という
結果が出た方も、それはそれでラッキーでしょう。

早め早めに対策した方がいいに決まってますからね!
僕は幸いにも何事もなく終わったので、運動不足と栄養改善に務めます。

みなさんもぜひ、人間ドックと同等の検査結果が得られる
おうちでドックを試してみてくださいね。

おうちでドックの値段・種類。

以上のように、郵送だけで人間ドック並みの検査ができる「おうちでドック」ですが
ハルメクという通販サイトで購入するのが最も安く購入できます。
おうちでドック公式からもリンクされているので安心です。

料金は
男性用19800円(税別)、
女性用19800円(税別)、
男性用と女性用が1つづつ入った
家族セットは35640円(税別)となっております。

おうちでドックは、アマゾン(amazon)では購入できるの?

現在、おうちでドックのアマゾンでの販売はされておりません。

お買い求めは、上記ハルメクからがよいでしょう。

おうちでドックは、楽天では購入できるの?

現在、おうちでドックの楽天での販売はされておりません。

おうちでドックの男性用、女性用、家族セットの違いは?

おうちでドックには「男性用」「女性用」「家族セット」が用意されています。

まず「男性用」と「女性用」は、キットそのものには違いはありません。

ただ、検査項目が
男性用には「前立腺がん」があったり、
女性用には「乳がん」「子宮がん」「卵巣がん」などがあるように違いがあります。

注文する時点でちゃんとした性別を選ばなないと正確な検査ができないので、
ちゃんと自分の性別を選びましょう。

そして「家族セット」は男性用と女性用1つづつ入ったセットです。「夫婦セット」「カップルセット」とも呼べますね。

それぞれを単体で買うよりも安いので、せっかくなら夫婦、カップルで同時に
検査をするのに適しています。

おうちでドックの他の口コミ

ここまでが僕の体験談・口コミでしたが、ここからは僕の友人の情報や、ツイッター上で見つけた口コミを紹介していきたいと思います。

↑過去にこのブログのスポンサーにもなってくれていたあべゆきさんのツイートです。
彼女は、僕のように採血に失敗することはなかったようです。

後日あった時も「なんで失敗するのか理解できない」と言われました。しょぼーん・・・。

↑薬剤師の方がおすすめしてくれるなら、安心ですね。

僕はBMIは正常でした。
BMIは、身長と体重があるだけで割り出せるデータなので、おうちでドックの必要性はないですが、健康を考える上で大事な指標ですね。

そうそう!
僕も、血が苦手ってわけではないんですがとにかく血が出ないのが困る。
結局失敗位してしまったので、記事に書いたように「ちゃんと温める」「むしろ暖かいシャワー浴びる」くらいがおすすめです。

いままでも郵送の検査キットはあったが、違いは?電話で相談もできる。

おうちでドック以前にも、郵送型の検査キットは存在していました。

今までのキットとの最大の違いは、なんといっても「がん」と「生活習慣病」を同時にチェックできることです。
死因の大半は占めるこの2種類の病気のチェックができるのは大きな魅力です。

また、尿検査はいままで郵送で検査することはできませんでしたが、「おうちでドック」が初めて郵送による検査を実現しました。
どうしても尿と空気が触れ合うことによって菌が増えてしまうので取り扱いが難しかったですが「真空採尿菅」を使うことで実現しました。

「尿検査なしの血液検査だけでも生活習慣病のリスクはある程度はわかるけど、やはり尿検査がある方が精度は上がるそうです。

 

そして注目すべきは、おうちでドックをしたあと、医師への電話相談ができます。

検査のあと希望すれば、15分程度ですが、結果をもとに医師が「今後の改善点」について教えてくれます。
送られてくる検査結果の裏側に電話番号があるので、平日10〜17時に電話すると受け付けてもらうことができます。

「こういう運動をするといいですよ」「こういう食生活にするといいですよ」
という基本的なことはもちろん、特殊な生活習慣病やがんの兆候が見られた方は、その点について詳しく聞くことになるでしょう。

もちろんそこから、病院の検査をすすめられることもあるでしょう。

おうちでドックは、従来の人間ドックと同等の検査水準なのでとてもおすすめですが、
「自分の健康に関心を持つ機会」にするくらいがいいのかもしれません。

ということで、今日の記事は以上です。

今回、こうして検査することで「とりあえずの安心」と、
「今後も油断できないな」という感覚をもらいました。

人によってはこれが「致命的な病気の早期発見ができた」
となるかもしれないと思うと、すごく意義のある商品だなと思います。

ぜひみなさんも、おうちでドックを試してみてくださいね。

ということで、今日の記事は以上です。
またのお越しを、お待ちしております!