自己分析の方法はさまざまありますが、その中でもマインドマップを活用した方法をご紹介します。
マインドマップは、テーマとなるキーワードをもとに、思考やアイデアを広げて考える時に役立つ手法です。
自分について深く考えるってどういうこと?
自己分析をする時に、「自分に向き合って」とか「自分について深く分析する」というようなことをよく耳にしますが、これらは具体的にどのようなことを意味するのでしょうか。
ここでは「自分について、様々な切り口からキーワードを広げる」と定義してみましょう。これは、まさにマインドマップを使うことで考えることができます。
マインドマップで自分を紐解いてみよう
マインドマップとは、従来、思考の整理や新しいアイデアの発見のために使う手法です。1枚の紙の中心にスタート地点となるアイデアを記入し、ブランチ(枝)と呼ばれる線を広げながら、アイデアを発展させていきます。
このやり方に沿って、自己分析の場合は、中心に自分の名前や、自分を表現するもの(例えば職業名など)を置いてみましょう。例えば、「自分」を中心に置いた場合、その周りに広がるキーワードはどのようなものでしょうか。「好きなこと・苦手なこと・得意なこと」などが並ぶ場合や、「強がり・自己肯定感が高い・挑戦好き」などの性格のキーワードが並ぶ場合もあるでしょう。
この広げ方に正解はありません。
書き出したキーワードから、次に連想できることを自由に広げていきましょう。時には、あまりキーワードが広がっていかない領域があるかもしれませんが、その場合は一段階前のキーワードを見直したり、そもそも領域は書いてみたもののあまり馴染みがないという
ことがわかるかもしれません。
そのような発見全てが、マインドマップを使って得られる自己分析のデータとなります。
マインドマップをオンラインツールで書いてみよう
マインドマップを書く際におすすめなのは、Miroのようなオンラインホワイトボードツールが提供している無料のマインドマップを活用することです。マインドマップは1枚の紙にアウトプットすることで全体像がつかめて良いとされているため、オンラインツールを活用す
ることで、スペースに制限なく自由にアイデアを広げていくことができます。
また、マインドマップを書きながら、色や図形でわかりやすくしたり、関連するウェブサイトや写真、音楽などの情報も一緒にまとめることができることがメリットです。さらに、一度書いて終わりにすることなく、定期的にアップデートしたり好きな時にすぐ見返すことができるのもオンラインで作る良さでしょう。
ぜひ、これからの新年度にむけて、改めて自分自身を知る機会としてマインドマップを活用
してみてはいかがでしょうか。