【キャリア変更MNP】誰も言わないから僕が言う。「キャリア間渡り鳥」が一番お得。【ドコモauソフトバンク】

いらっしゃいませ！

ふじさわです。

このあいだ都内の大手家電量販店のケータイコーナーに行ったら、変な光景が繰り広げられてました。
量販店って、ドコモもauもソフトバンクも、並んで設置されてます。
そしてそこのスタッフが全員

「他社からのお乗り換えだと安いですー。」

「さー。MNPするにはiPhone5がお得ー。」

って言ってるのです。目の前の会社から、自分の会社に乗り換えませんかなんて、大胆だなぁと思いつつも、全員がそれをやってるので別にオッケーみたいな空気になってました。

さて。今日の記事は、みんな気づいてるんだけど、大声で言えないみたいなので僕が書いてしまいます。

「キャリア間で渡り鳥したひとが、一番おとくだよ」って話です。

この記事ではこれから「MNPでキャリア変更し続けるのが一番お得ですよ」という話を書くんですが、ただキャリアショップや量販店でMNPするよりもさらにお得な方法も紹介します。

１、キャリア変更を繰り返す「キャリア間渡り鳥」とは？

ーーーこの記事は2014年に書かれた記事を、2019年に追記、修正していますーーー

その名の通り、ドコモ、au、ソフトバンクの間をピョンピョンとMNPで飛び回る方のことです。

お得になる理由として。

▶︎月々サポート、月々割などの本体代サポートが大幅増額。
→３キャリア共、MNPせずの機種変更でも割引はつくものの、が毎月数百円は本体代を払う事になる。乗り換えの場合は本体代と割引額が同額のものがほとんど。

・・・というのが2014年時点での情報でしたが、2019年にはドコモauソフトバンク、大手３社はそれぞ「ギガホ割」「家族割プラス　スタート」「1年おトク割」という割引があり、いずれも半年〜1年程度、毎月の利用料から1000円割り引かれます。

▶︎さらなる本体代の割引。
→一括0円の機種も多少の型落ちであればあります。GALAXY S4も本体から2万円や3万円引きをどこでもやってます。
上の割引と合わせても、結果的に、実質の本体代は0円どころかマイナス数万円。

・・・こちらも2014年までは顕著でしたが、2019年になるとそう「一括0円」「実質0円」機種は減っています。
しかし量販店や併売店ごとの割引はまだあります。

▶︎1〜2年間の、基本使用料無料。
au、SBなら2年間。ドコモなら1年間。780円とか980円だかの毎月の基本使用料が無料のキャンペーンをどこも実施中。

機種や細かいサービスを計算すると見にくくなるので割愛しますが、

ザックリと数字を出すと。同キャリア内で機種変更すると、翌月からの使用料は
6000〜8000円になります。

しかし、3キャリアのどこからどこであろうとMNPをすれば
3500〜4500円／月程度になるのです。これでパケホ。通話料は別。

・・・こちらも2014年情報。
2019年はこれよりは割引額が少なくなっています。

最初にかかるお金の話もすると、

同キャリア内での機種変更は、2100円〜3150円の事務手数料。

MNPの場合は、違約金9975円＋MNP予約番号手数料2100円。新規事務手数料3150円で、15225円。

差は12000円。でも毎月3000円近く安くなるのであれば目を瞑るべきだし、2年ピッタリで解約すればいい。そうすれば本体の分割支払金の残りも無い。

なので、渡り鳥の中でも「解約月ピッタリ渡り鳥」が最も得しますね。

さぁみんな、どんどん渡ろう！！

２、キャリア変更でメアドが変わる？LINEとFacebookとGmailでしょ。

さぁ。条件さえ満たせば、MNPが一番お得なことがわかった。

しかしMNPを促すときも、止めるときも一番多く話題になるのは

「メアド変わるんでしょ？みんなに一斉に送るの、大変なのよねぇ・・・。」

心配いりません。もう、キャリアのメアド使うの、ドンドンみんなやめてますから。
携帯キャリアメールによるサービス提供側の災難急増について
これはいつも僕が参考にしてる永江さんの記事なんですが。

この記事では、キャリアメールを使ってネットで買い物すると、PCからのメールを拒否してるひとに対してメールが送れず、えらい大変だ。ということを書かれてあります。

ネットでの買い物までは僕は視野にいれていませんでしたが、もはや
@docomoとか@ezwebとか@softbankとか@i.softbankとか、みんなドンドン使わなくなってきています。

電話番号で送るSMSはあるし、キャリア関係なく使えるGmailはあるし。
いまや20代でなくても、30代でも40代でもLINEを使ってるし。Facebookで連絡取り合う事も多い。

「いや、でもなんだかんだでキャリアメールは必要だ」と思ってアドレス変更のメールを一斉送信しても。
返ってくるわ返ってくるわ。

【指定されたメールアドレスは存在しません】

↑この表示が出たら、昔なら嘆き悲しんで「あぁ、おれはあいつの間にか友達から外されたんだなぁ」と枕を涙で濡らしていたところですが。
現代ではそんなことでプープー言ってられません。

本当に用事があればFacebookで送ればいいし、電話すればいい。電話番号はほとんどの場合はそのまま。

まだまだキャリアメールが必要なくなる日は遠いですが、そもそもキャリアメールがあるの自体、日本だけだそうで。
他国では昔からSMSとウェブメールが主流みたいですね。

「メアド変わるのヤだから、MNPやめて機種変更しよう。」

なんてのは、ちと思考停止すぎでないですかい？というのが僕の本音です。

３、キャリア変更を繰り返して恩恵を受けるのは誰？皺寄せが来るのは誰？

そんな積極的にMNPを薦めて、何が目的なの？誰が得するの？
ということを説明しましょう。

▶︎恩恵を受けるひと①ユーザーのみなさん
これは1章で説明しましたが、そのまんまです。

聖書にも「ひとはパンのみに生きるにあらず」とあるように、安いからといってほいほいMNPするような簡単は話ではないはずです。

「電波がはいらないと困る。」

「ドコモはもう15年使ってるし。」

「あの孫という社長が気に喰わない。」

「まわり、ソフトバンクばっかりだし。」

「家族がドコモだから。」

というのが多く聞く、料金以外の理由です。これらを優先するのはもちろんみなさんの自由ですが、

「まぁ、安ければどこでも」とか、

「とにかく今のキャリアが繋がらない！MNPしたい！」

という方は、スパーンと乗り換えた方が得です。
ということで、恩恵を受けるひとその①は、MNPしたユーザー様です。

▶︎恩恵を受けるひと②ショップ、電機屋のみなさん。

みなさん薄々感じてるとは思いますが、ショップや電機屋での一日の売り上げのうち、MNPが最も価値が高いです。
例外なく、どのショップ、電機屋でも、MNPや新規契約の件数を日々、追いかけています。だから冒頭の家電量販店もああなってしあうんですね。

そんな中、ユーザーであるみなさんが、バンバンMNPすればどうでしょう？
毎日毎日、MNPの獲得件数はうなぎ登り。機種変更より多いくらい。

そうすると店員はニコニコ。店長もニコニコ。代理店もニコニコ。いいことずくめです。

これは決して冗談で言ってるわけでなく、全国にドコモショップは2395店舗あるので、それぞれに10〜20人くらいスタッフがいるので、3万人くらいがニコニコになるわけです。しかもその過半数は若い女性。

auショップ、ソフトバンクショップもそれぞれ3000店以上、2000店以上あるようで。さらに家電量販店のスタッフも足すと、10万人くらいが毎日ニコニコ。

「今日は○件、MNP獲得しよう！」と、キツイ目標を店長から詰められて、ストレス漬けになっていた10万人が、毎日ニコニコで過ごせるようになる。

少し極端な書き方ですが、僕は一日にMNP獲得がバンバン増えると、いい気分で仕事ができて、いい気分で家に帰れますから、大枠は外してないかと。あ。別にブラックとかじゃないですよ。目標は達成できないよりできた方が気分がいいですし。

ということで、「キャリア間渡り鳥」が増えると、10万人のショップ店員に、楽な気持ちで毎日仕事ができる、という恩恵があります。

MNPの転出は電話で予約番号とることがほとんどだから、ショップ店員に皺寄せはきませーん。

▶︎皺寄せが来るひと①各キャリアの偉いひとたち。

こうしてMNP数が極端に増えていくと、当然ですがMNP転出も各キャリア、増えていきます。
それが、1000円〜2000円／月しか使わないガラケーユーザーが減って、3500〜4500円／月のユーザーが増えればまだいいです。

しかしこうした情報をしっかり調べてMNPするのは、現在6000円〜8000円／月使っていたスマホユーザー。
そういうユーザーが減って、3500〜4500円のユーザーが増えると、毎月の収益は半減。オーマイガーです。

ユーザーが得をしてるということは、企業の収益が減ってるというのは当然ですものね。

こうして、
「既存ユーザーへのサービスより、新規ユーザーの獲得に力を入れる」

という戦略をとり、冒頭の家電量販店状態になった現在のキャリアには、このくらいの鉄槌がちょうどいいかと思います。

そうして、「あぁ、他社からお客さんを引っ張ってくるよりも、自分のキャリアにいるお客さんをこそ、もっともっと大切に扱うべきだった。」

と役員が頭を抱えてこそ、もっといい企業、サービスが生まれる、とイチショップ店員の僕は思うのです。

今日の記事は以上です。

ちなみに最近では、リアルな店舗で申し込むより、こういうサービスを利用した方がキャッシュバックが多いこともあるようです。

このように、同じキャリアで素直に何年も使い続けるより、電話番号はそのままにキャリアを変更する「MNP（モバイルナンバーポータビリティ）」を繰り返してキャリア変更した方が、結果的にお得にスマホを使い続けることができます。

さらに、キャリアのショップや量販店で乗り換えるよりもさらにお得にキャリア変更する方法があります。
この方法を使うと、「店頭での待ち時間なし」「頭金なし」「有料オプション強制なし」「独自のキャッシュバックあり」という好条件でキャリア変更することができるのでお得です。

その方法とは、ソフトバンクのMNPを扱うサービス「おとくケータイ.net」を使ったり、ドコモであれば「ドコモオンラインショップ」を利用することです。

では、またのお越しをお待ちしております！