「文章力が無くて・・・」という方に僕がするアドバイス。明日東京でトークイベント出演します。

ぷららモバイルLTE、なかなか調子いいです。相変わらず動画観るのには不便してるけど。またレポートにします。

明日、6月13日（土）15時から、渋谷でトークイベントに出演します。
テーマが「次世代の働き方」「パラレルキャリア」なので、興味あって物理的に可能な方はリアルでお会いしましょう。

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では、今日は「文章力」について書きますよ。

目次
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１、よく聴くボヤキ
２、自分の書きたい文章を読む。
３、書籍2冊。

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１、よく聴くボヤキ

「ブログを書いてます。」「プロのブロガーです」
と自己紹介をし、僕のブログを読んでもらうと

「文章力スゴいですね」とよく言われます。

その後で「あなたもブログを書いてるんですか？」とか「書いてみてはどう？」
と聴くと帰ってくるボヤキがこちら。

「私は、文章力が無いので・・・」

僕はふむふむと頷くわけですが、心の中ではいつも
「そうじゃないって！文章力ってのはもともとある才能とかじゃなくって、後から身につけるものなんだよっっっ！！」
と叫んでいます。

【文章力がある】の定義から考えると一冊の本ができちゃいますので、今日の第一の論点は

●文章力は、もともと備わってる才能とかじゃなくて、身につけることができる。
ということです。

では、第二の論点。

２、自分の書きたい文章を読む。

「身につける」と言っても、そこはスポーツや仕事の技術と全くいっしょ。
3日や一週間で一流にはなれないし、他人から見て「うまいね」と言われるようになるには、数年単位で時間が必要です。

しかし正しい努力を十分な量おこなえば、これまたスポーツや仕事と同じで、素人とは明らかにレベルが違う文章になります。

ではどんな努力をすればいいのか？
これまたスポーツなどと同じ。一般的には「とにかく書け」の一言に尽きます。ブログを毎日毎日、なんでもいいから更新すれば文章力はイヤでも上がります。

しかしこの「とにかく書け」というアドバイスには2つの弊害があります。

ひとつは「なにを書けばいいかわからない」とか「文章なんて何年も書いてないからどう書けば・・・」という返答。
これはごもっとも。

ふたつめは「効率がそれほど良くない」ということ。「とにかく書け」というアドバイス通りに1年間毎日ブログを書いても、ヘタクソな文章が量産されただけ、ということになります。スポーツや仕事で言えば「コーチ」や「見習うべき先輩がいない」状態です。

ということで「文章力を上げたい」という悩みに対して僕がするアドバイスはこちらです。

「自分が面白いと思う文章をむさぼり読みなさい。」です。

どういう文章を面白いと思うのかは千差万別あります。

旅ブロガーが書くような、起承転結のあるハイテンションで親しみやすい文章がいいのか。

水野敬也さんのような、楽しいストーリーの中に深い洞察が込められた文章がいいのか。

永江一石さんのような、論理的で多角的な視野を持った文章がいいのか。
永江一石さんのブログ

僕は中谷彰宏さんの、淡々とリズム感のある文章も好きですし。

あるいは村上春樹さんがいいのか。

自分が楽しいと思う文章を、ただひたすら読みましょう。

小説家になりたければ自分の好きな小説を読むべきだし、
ブロガーになりたければ自分の好きなブログを読みましょう。

こうして大量のインプットがあれば、自然とその著者の文体がのりうつります。自分が書くときにはその著者と似た文体になります。それでいいのです。
うまいひとのマネをするのが、うまくなる最短距離ですから。

そうして特定の著者の文章を大量に読み、ある文体に自分が傾いたら、
また別の、自分がいいと思う文章を大量に読みましょう。

それからまた新しい著者の文体をまねて、自分の文章を書きます。
こうしていろんなひとのマネをしていっても、「○○さんっぽい文章だよね。」と言われる事はまず無く、「自分らしい文章」となり、「文章力あるよね。」
と言われるようになります。
僕がそうです。

「自分らしい文章を書こう」とか「個性を出そう」とかがんばっても、結局は「素人っぽい文章」になり、誰にも読まれなくなります。
どんなにマネをしても、それまでの経験や価値観、文章自体のテーマは変わるので、マネしまくってしすぎることはありません。

●自分が楽しいと思う文章をひたすら読んで、それのマネをする（気づいたらマネしちゃってる）

これにつきます。

３、書籍2冊。

「う〜ん。自分が楽しいと思う文章か・・・なんだろう？」

と思うのであれば、僕は少なくともひとつは、あなたが好きな文章を知っています。
ええ、「ふじさわブログ」ですw

これは大マジで、このブログを読んで「楽しいなぁ」と思い、「こんなブログを書きたいなぁ」と思うのであれば、このブログをどっぷり読み込んで、没頭してください。
文章力あげようとか考えず、ただ没頭して、むさぼり読んでください。

とは言っても「もっと基本から勉強したい」という方のために書籍も紹介しましょう。

↑

これは、完全にブログ向け。というかインターネット向け。
ブログどころかTwitterやFacebookまでいくと、ひとつの文章に目を止められる時間は5秒とか10秒もない。
インターネット上に、新聞の社説とか読書感想文を書くのと同じようなノリで書いていいわけがない。

いかに「読ませ」て、「引き込む」か。が、わかりやす〜く書かれています。

↑
うってかわって地味www
地味というか、古い？

しかしこの本にはだいぶ助けられました。
形容詞の使い方とか、動詞の位置とか。言葉の順番を入れ替えるだけでグッと読みやすくなるよとか。

基本のキとでもいいますか。もう一度「言語」として、日本語を勉強し直す本です。

この本の冒頭に「もしあなたに時間が足りなければ、本書の4章まででいいので、まずは読んでみてください」って書いてて、ホントに4章までしか読んでないけど。
ほんとに基本が身に付くのでオススメ。

レッツ文章力！ですな。この2冊を買うか、自分の好きな文章をむさぼり読むか。

ということで今日の記事は以上です。

明日、6月13日（土）は、15時から渋谷でトークイベントに出演します。
20代の社会人向けの内容で、無料なのでどなたでもどうぞー！「ふじさわブログから来ました。」って教えてくださいね( ´▽`)ﾉ

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では、またのお越しをお待ちしております！