「楽しい」「稼げる」マトリクスを参考にしつつ、シーソーみたいに揺れる人生を生きよう。

いらっしゃいませ！
ふじさわです。

「ふじさわブログ」のデザインを、一新リニューアルしました。
・・・どうかな？

このブログはワードプレスというシステムで作っていて、そのなかで「テーマ」というのを選択して、そのテーマでブログ全体のデザインがザックリ決まります。
いままでは無料の「Simple Catch」というテーマを使ってたんですが、この度有料の「アルバトロス」というのを購入してみました。参考までに。

やっぱり無料のテーマだと自分で設定できる範囲は限られてるし、たまーに他人と被っちゃったりするんです。
有料のテーマは、金とってるだけあって隅々まで設定できるから嬉しい！
いま、新しいロゴをデザイナーに依頼してますし、メニューも綺麗にします。

あとは、カテゴリ！。このブログのカテゴリは、なんかもう複雑に絡んだ迷路みたいなので、全然機能してません。すんません。
いままでの読者さんにも、新規の読者さんにも、楽しく見やすいブログになるように、整理していきます。

ということで今日も目次からどうぞ。

１、「楽しい」「稼げる」マトリクス
２、シーソーのようにゆれる人生
３、やっぱり楽しくカネを稼ぎたい

１、「楽しい」「稼げる」マトリクス

マトリクス：横軸の「行」と縦軸の「列」で構成された表みたいなもの。

「稼げる」と「楽しい」の図。

毎週水曜更新の「ブログで食べてけてる」
は、いまは2章の途中ですが、3章になると本格的に「ビジネスモード」になります。

僕がブログの勉強をイチからして、メシが喰えるようになるまでを追体験できるようになってます。
そのときの僕はまさしく「合理的」に生きてました。ムダなことをしていてはなにも成果が出ませんから。

「合理的」は、言い換えれば「カネが稼げる」です。世の中はカネが全てじゃないけど、カネがあれば90%以上の問題は消えますし、90%以上のやりたいことはできますからね。

一方、ちょうど一年前には僕はタイにいました。
そこからグイグイっとバックパッカーして、6ヶ月間、東南アジアを回ってきました。

楽しかったです。そりゃぁもう。その6ヶ月間のことをひとに伝えるのは難しいですが、
一言でまとめるなら「生きてるって感じがした」です。

思わずインドのチャイ屋さんの写真をペタリ。

しかし当然、その間はカネは稼げません。ブログからの収入はありますが、収入をあげたり、新たな収入源をつくりだしたりはできませんでした。

つまり、バックパッカーは全然「合理的じゃない」活動だったと言えます。

２、シーソーのように揺れる人生

話をわかりやすくするために、このマトリクスにいろいろ書き込んでみましょう。

・合理的だけど、つまらないこと
→つまらない仕事
→受験勉強

・合理的で、楽しいこと
→心から楽しめてる仕事
→将来のための勉強

・合理的じゃないしつまらないこと
→惰性でやってるゲーム
→多くのテレビ
→多くのSNS、ネット徘徊

・合理的じゃないけど、楽しいこと
→旅
→芸術
→ディズニーランド

一筋縄ではいかない。

人間の活動というのは一筋縄でいかないものです。

「つまらない仕事」だなぁと思っていても、年に3回くらいお客様に「ありがとう」と言われる瞬間は心から楽しめていて、それのおかげで「つまらない仕事」でも延々と続けることができるひともいます。
「心からこの仕事が好きだ」と思っても、実際には煩雑な作業が多かったり、めんどくさい人間関係に絡めとられて、全然楽しめないこともあります。

「旅」とか「芸術」は、楽しくって、「生きてるって感じ」がすごくしますが、どうしてもカネが稼げない。
けどそれを「人生経験だ！」と言って正統化したくなる気持ちもありますが、旅に出ていた経験があることで、給料が上がるなんてことはまずありません。
むしろ「こいつ、またすぐ辞めるんじゃないか」と思われて、雇用してもらいにくかったり、安い給料に甘んじる必要も多くあります。

惰性でやってるゲームやテレビや動画やSNSがやっかいなのは、そのどれもが「これはあなたの人生の役に立ちますよ」というメッセージを送ってきてることです。あるいは「これをすれば、あなたはハッピーになります！」とも。
しかし実際には、今日も世界中で人々の貴重な時間が、合理的でも生きてるって感じもなく、ムダにされていってます。
さらにそのムダにしてる間、本人は「これが私の人生で最も重要なことだ！」という顔をしてるのがやっかいでもあります。

「楽しい」と思ってはじめたことが、気づけば楽しくなくなったり、
「これは合理的だ。（将来のためになる）」と思ってはじめたことが、実は全然将来の役に立たなかったり。

あっちをたてればこっちが立たず。な、まるでシーソーみたいなのが、僕らの人生活動なのです。

３、やっぱり楽しくカネを稼ぎたい

こういうマトリクスの多くがそうであるように、「この領域が最高じゃん」という明らかな場所があります。
今回の場合は「楽しくて、カネが稼げる」場所に、誰だって憧れます。

「生きてるって感じを感じる、稼げる仕事をしている」

というのは最高の状態なので、当然です。右上。

そのためのルートは2種類あって。
左上→右上（つまらないけど稼げる　→　楽しく稼げる）と、
右下→右上（楽しいけど稼げない　→　楽しく稼げる）です。

前者は、「つまらないと思っていた仕事が、段々楽しくなった」というパターンです。
会社員やアルバイトとして働いていて、全然やりがいを感じられなかったひとが、なんらかの理由で楽しさ（やりがいとも呼ぶ）を得られるのです。おめでとう！
新しい役職についたとか、大きなプロジェクトを任せてもらったとか、部下を指導できる立場になったとか、いままでより技術が上がったとか、固定客がついてくれたなどの理由で、右上に移動します。

同じ職場、職種のままに仕事が楽しくなるという、ひとつの理想パターンです。この場合だと、給料も少しずつですが上がるでしょうし。

後者は、「自分の趣味でやってただけのことが、仕事になった」パターンです。
絵や音楽や文章で「メシが喰えるようになった」というのがまさしくそれです。しかしそのためには「つまらないけど稼げる（合理的）」な、左上の活動も多くする必要があるでしょう。
自分の作品を宣伝したり、誰かに売り込んだり。課金システムを自分で用意する必要もあるかもしれません。
そういう心躍らない活動をしてでも、結果として「自分は、いま、生きてるって感じる！」という活動でメシが喰えるようになるのは誰もの憧れパターンです。

どちらのパターンにしても、全ての活動は「シーソーみたい」なものなので、いつも揺れ動きます。
つまらないと思っていた宣伝活動だけど、自分の作品を知ってもらうためだと思えば、楽しくてたまらなくなったとか。
自分が好きなはずの芸術活動が、カネのためだと思うと、急にやる気がでなくなったとか。

気まぐれにゆれる自分の心と仲良くしながら、
経済的にも、精神的にも充実した人生にしたいところです。

そのためにこのマトリクス。僕はかなり活用できそうです。
「つまらない仕事でも、なにかポイントを見つけて、楽しさを見つけ出す！」か、「自分の大好きな活動で、なんとかかんとか収益を得る方法を見つける！」
というのがそのためのルートですね。

ということで今日の記事は以上です。
またのお越しをお待ちしております！