いらっしゃいませ!ふじさわです。
実は僕、2008年にレーシック手術をしました。
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「レーシックの体験談」ってすごく需要があるので、ひとつの記事にまとめて、読みやすく編集したのがこの記事です。長いです。全部読むのに5分以上はかかりますけど、面白いよ。
ということで、品川近視クリニックのレーシック手術体験談「8年経っても絶好調」をどうぞ。
ちなみに、僕は12歳でメガネデビュー。
15歳でコンタクトレンズ(ソフト。2ウィークス)
20歳でレーシックでした。
なので、メガネくんの気持ちもコンタクトマンの気持ちもわかります。
学生時代に親にねだったところ「自分で稼いだ金でやれ」と言われたので、20歳で社会人になったばかりの頃の話です。
では、目次からどうぞ。
1、資料に埋もれる。
2008年6月。社会人になって2ヶ月が経とうとしていたころ、僕はレーシック手術の資料を取り寄せまりました。
ネットで調べて、片っ端から「資料請求フォーム」に自分の住所を打ち込みました。
といっても何十社もあるわけではなく、しっかりしてそうな5社。
5社から届いた資料をじっくり見た感想はというと。
「どれもいっしょに見えるわー!」
でした。
それは僕がまだ20才でアタマが悪かったからではなく、カタログとかパンフレット特有の「いいとこしか書いてない」という性質からです。
いまでも、ドコモショップとauショップとソフトバンクショップに行ってカタログをもらってきても、どこがいいのかなんて決められません。
どこも似たようなサービスを、似たような価格で提供してるわけですから。
決定のための明確な基準がないときに、多くのひとが頼る基準を採用しました。
つまり「一番有名」「症例数ナンバー1」です。
この基準を用いることでいつも正しい結果に辿り着くとは限りません。しかしそもそも「正しい結果」があるかもわからないし、このときの僕には、この基準以外に頼れるものはありませんでした。
そうして選んだのが
「品川近視クリニック」でした。
一番有名で、症例数ナンバー1だし、検索しても一番に出てくるし。(あれは広告だったのかもしれないけど)
2、失敗、失明、事故、被害、難民・・・。
ネットでレーシック手術について調べれば、当然ネガティブな情報も多く目につくようになります。
「事故」「被害」「失敗」「難民」・・・・
ここに書く必要もないくらい多くの情報があります。
では、それらを僕がイッパツでだまらせてみましょう。
コンタクトレンズの方がよっぽど危険ですから。
毎日毎日、自分の目を、消毒もろくにしてないような指で触るわけです。
毎日2回。一年で700回近く。しかも、僕もあなたもめんどくさがりやでしょう。
必ずするように言われてる「こすり洗い」をせずに保存したことだってあるでしょうし、洗浄液がなくて、水道水で保存したことも一回くらいはあると思います。
急遽お泊まり会でウェーイテンション上がっても、「コンタクトの保存液ぃぃぃ・・」と嘆いた学生時代が懐かしい。カピカピになって目覚める翌朝。
それよりは、きれ〜な手術室で、完璧に消毒したドクターに数分瞳の中をいじられる方が、どんなに清潔かわかりません。
・・・と、ケンカをふっかけたいわけではありません。
実際には他にもいろいろな要素があります。
いま、レーシックでの事故数とコンタクトレンズの事故数を少し検索しましたが、どうもよくわからない。
「どこからが事故なのか」「なにをもって失敗とするのか」という定義が曖昧で、しかも個人の感覚によるところが大きいし、クリニック側も消費者側も主観バイアスがかかりまくりなので、全く正確な情報が出てきません。
このときに僕が考えた点は、2点でした。
●大々的にビジネスとして成立しているということは、ほとんど(99%以上)は安全で、そこに一部の事故や例外があるのは仕方ない。
●中谷彰宏さんがやってる。
やっぱり、中谷さんにされた刷り込みは大きかった。
レーシックに限らず、迷ったときは自分よりずっと高いレベルで生きてるひとがどう判断するかを参考にするってのは、とてもいい戦略だと思う。
単純に中谷さんのファンだからだけど。中谷さんのAmazonページ。
あとは
●どう失敗しても、失明はしない。
という情報を知って、強気になりました。
水晶体のみに手術をほどこすレーシック手術では、どう失敗しても失明することはありません。
もちろん、失明以外の失敗パターンはいくつかあります。光が眩しすぎる、とか、目薬が手放せなくなる、とか。
とはいえ、この「失明はしない」という事実が僕の背中を押してくれたのは、確かです。
3、品川近視クリニックに申し込んだ。
そして、品川近視クリニックに申し込みをしました。
問い合わせフォームに入力したらすぐに電話がかかってきて、そこでいろいろ決めました。
諸々の説明や質問を受けたあと、日程を決めます。
決めるのは
・検査日
・手術日(検査後ならいつでもオッケー)
・翌日検査日(必然的に手術日の翌日)
です。検査をした後なら、いつでも手術できます。
こうして僕は、大きな一歩を踏み出したのでした。
4、有楽町に到着。
2008年6月某日。
僕は有楽町にいました。
今日は、レーシック手術の検査日です。
・この日、レーシックを受けることができるか検査します。
オーケーだったら事前に決めた手術日での検査が可能になるわけです。
ちなみに検査日の1週間前からコンタクトレンズは禁止されるので、言われた通りにメガネだけにしていました。
「品川近視クリニック」が入ってるビルは、デカかった。
東京にきてまだ2ヶ月の僕は、それまでに大きな建物を沢山見ましたが、このビルもまたそうでした。
大きくて、美しい。
こんなに大きいビルなんだったら、信頼できるなぁ。。。と、やはり思ってしまいます。
ビルの大きさは手術の質には関係ないけど、やっぱり安心感はありました。
なにせ有楽町駅から歩いて1分のビルの13Fなんて、立地が良すぎる。
ドキドキしながらエスカレーターで13Fまで昇ると、そのフロアはガラス張りで、眼下には有楽町の街と、銀座と、上野と・・・・とにかく遠くまで東京の景色が見えます。遠くの方は霞んでいました。
キレイなフロアです。
受付してくれたお姉さんもまた、キレイでした。ピンクの制服を来て、ニッコリと案内をしてくれます。
受付のお姉さんのビジュアルも、僕の手術の安全性には本当は関係ないのだが、やはり安心します。
「こんなに清潔で感じがいい看護婦さんがいるなら、きっと安心だろう。」と。
5、10の事前検査。
当時の日記は思いのほかザッとしてますがこの通りです。10種類くらいの検査をして、オッケーが出ました。
10種類の検査は、いろんな色の光を目に当てられたり、風を当てたり、すごく凝視されたりと、様々でした。
レーシック手術は、そもそも「手術できない」ひとも一定数います。
水晶体が薄すぎるとか、眼球のカーブがキツすぎるとか、理由は様々です。そういうひとは、ほんと残念。
この日はそれをチェックする日でした。
僕は近視が強くて、視力が0.05くらいまで下がり、そこに弱い乱視もあります。
レーシックは近視のみに効果があるそうで、僕の状況はレーシック向きでした。
(いま調べたら、乱視もレーシックで改善できるそうですが、当時はそう言われませんでした)
自分の目がレーシックできるかどうかは、検査して初めてわかることなので、各自で問い合わせましょう。
もしダメでも、他にもいろいろと視力回復の方法はあるみたいなので、凹まないで!
6、レーシック手術当日
さて。話は一気に2週間進みます。
検査日以降であれば、いつでも手術は可能です。
当時の僕はいろいろと忙しくて2週間後になりました。
検査日も手術日も、その後の検査も、全て来院時間が15分単位くらいで決まってるので、クリニックに着いてから待たされることはありません。
クリニックにつくと、ポンポンと進みます。
この手術日も、僕の心臓はバクバク、緊張でガチガチなのに、ドンドン進みます。
時間通りに着いたら、受付して、2,3の検査をして、もう手術台です。心の準備もできません。
いい意味で、完全に管理されています。
「こちらのベッドに、こちらを頭にして横になってくださいねー。」
ピンクの制服を着た看護婦さんに促されます。
しかし、その先にあるベッドは、僕の目には断頭台に見えました。
「こちらを頭にして」の頭を置く部分の上には、大袈裟なくらい大きい、ものものしいレーシックの機械です。
何度もパンフレットで見た機械でしたが、いざ目の前で、自分がお世話になると思うと、実感が湧きません。
今から手術が始まる実感がないまま、ベッドに横になります。
仰向けになった僕の真上には、トイレットペーパーの芯くらいの太さの、白い機械が待ち構えています。
正直に言いましょう。
この時僕、後悔しました。
怖すぎました。レーシックなんて受けるんじゃなかった、と思いました。
7、レーシック手術・第一の手術。
手術台に横になりました。
「麻酔の目薬差しますよー」
ピチュッ
「麻酔効くまでちょっと待ってくださいねー。」
・・・・
「じゃぁやりますよー。目に圧迫感があり、目が一時的に見えなくなりますが、大丈夫ですからね。赤いランプを見ててくださいね。」
・・・・目が一時的に見えなくなるって・・・(汗)
右目の上に、トイレットペーパーの芯マシーンが構える。
芯が降りてくる。
いつのまにか、両まぶたを、お医者さんが指で固定しています。
圧迫感。眼球が押される。
生まれて初めての感覚です。
怖い。怖すぎる。痛くはないけど。
芯マシーンがあがります。
右目が終了しました。
次は、左目。
マシーンが10数センチ移動する。
マシーンが降りてくる。
左目も、右目と同じような適度な圧迫感を味わい、第一の手術、終了です。
レーシックの手術は2段階に別れてます。
で、「トイレットペーパーの芯」と書いてますが、これ、空洞じゃないですよ。中身の詰まったトイレットペーパーというか。
いわば、なるとですな。プラスチックでできた、なると状のもの。
先っぽに、なにか小さい装置がついてるんです。
こういう棒状のものを、眼球に押し付けられるのです。
まぶたに押し付けるんじゃないですよ。眼球に押し当てます。
しかも、ご親切に両方のまぶたをお医者さんがグイッと開かせてくれてる。
それで、グッと眼球を押されるんです。棒の先っぽで。マジで怖いですよね。
で、これ。「全然痛くない」です。麻酔が効いてるから。
ただ、圧迫感はあるのと、とにかく怖い。恐怖心。
8、レーシック手術・第2の手術。
さぁ、このくらいでビクついてちゃダメですよ。
次は第2の手術です。
しばらく休憩したあと、次の部屋へ移動しました。
視界は、白くかすんでいます。雨の日の窓ガラスみたい。
「こちらのベッドに横になってくださいねー。」
もっと迫力のある、巨大な機械、登場。
お医者さん×3、配置につきました。
再びベッドに横になります。
「はい、まぶた固定しますよー。」
右目の部分だけ穴の開いたガーゼみたいなので、両目を覆われる。
上まぶたを上にひっぱられる。なんか、洗濯バサミ的なもので固定される。
下まぶたを下にひっぱられる。同じく固定。
そして、その広がった僕の目に、指輪みたいな形のものが、入れられる。
分かります?完全に、僕のまぶたは限界を超えて全開のまま、固定されました。
「はじめまーす。」
「緑の光見ててくださーい。」
真上にある、緑色の光を見続ける。
ここから先は、なにをされたかよくわかりません。
瞳が乾かないように、時々水をかけられ。
よくわからない器具が目に近づいてきて。
急に視界が、水の中に入ったみたいにぼやけて。
視界がブルーになって(きっとレーザー照射中)
また、視界が水の中から戻ってきて。
水をさされ。
へんな器具でいじられ。
僕は、とりあえず、緑の光を見続けました。
その緑の光すら、時々見えなくなるのですが。
右目終了。
まぶたの固定、解除。
次、左目。
同じ作業。
この話、数人にしましたが、
「怖くないの?」って聞かれます。
もう、死ぬほど怖かったです。
後悔の塊でした。僕。
なんでレーシックなんてうけたんやろー。って。
僕の目をいじくってるお医者さんが、悪魔に思えました。
痛くはないんです。それだけが救い。
だけど、「なにか」されてる感覚はずっとある。
その「なにか」ひとつひとつが、巨大な恐怖となって僕を襲います。
水がかかると、ビックリするし、正直不快。
地獄にいるような気分でした。
手術、終了。
左目、解放。
うぅ〜っ・・・
いま思い出しただけでも寒気がします。
メスやピンセットは、イメージです。実際に使われたかはわかりません。
で、この手術の間ね。「痛くない」んです。そう。痛くない!イタくない!ひゃっほー!いたくない!
しかし、その分「怖い」です。怖い時間が、片目あたり5分くらいは続きます。合計10分くらい。
グッと眼底が圧迫されたり、何かゴソゴソしてるのは感じるんです。
ただ、麻酔が効いてるので痛みはない。
けどもう、恐怖、恐怖、恐怖っ!!!ですよ。
ツマ先までピーンと力が入って、肩もガッチガチ!!
奥歯も全力で噛み締めてるけど、なにもできません。逆らえません。
叫んだり、わめいてマシになるならそうしたいですが、とにかく手術は続けないといけないので、顔は動かさない。
で、指示された通りに緑色の光を見続けるだけです。
これを一度経験してしまえば、どんな絶叫マシーンも乗り越えられるんじゃないかと思います。
そう。例えるなら、絶叫マシーンが一番近い!
痛くないし、安全も保証されてる。いまさら辞められない。
けど、とにかく怖い。怖い。怖い。恐怖!!!
9、レーシック手術からの解放。
「解放」という言葉がピッタリですよ、うん。
また、昔の日記を引用します。
ベッドから起き上がり、目は開くのか開かんかわからない状態です。
細目にして、誘導される方向へ歩きます。
この時の視界は、白くぼやけすぎて、視力がどうのという段階ではありません。
次の部屋は、薄暗く、リクライニングチェアーのある部屋。
「この部屋で、眠らずに、静かに目を閉じて、十五分くらい休憩してください。」
どうやら、傷をつけた部分が、回復するのを待つようです。
もちろん、15分で回復するわけではないですが、直後はやはり絶対安静です。
15分後。
看護婦さんに呼ばれ、最終検査。
目を見られて、“異状なし”。
これで、手術は終了です。
しかしこのあと、僕はまさか「イタイ」を経験するのです。
ここまで「コワイ」は沢山あったけど、一度も「イタイ」はなかったのに。。
10、レーシック手術後の悲劇。
手術が終わって、15分ほどリクライニングで休み、最終チェックを済ましたところです。
「もう帰っていいわけですが・・・」
渡されたのは、5種類の目薬。2種類の飲み薬。
サングラス。プラスチックでできた眼帯。
こと細かに目薬の差し方を書いた紙。
「風が目にあたらないように、外出時は、サングラスをしてください。」
「寝るときは、一週間、そのプラスチックの眼帯をしてください。」
「アルコール、タバコは一週間ダメです。」
「数十分して、目の麻酔がきれると、痛くなったりしょぼしょぼしますが、一時的なものです。」
等々、何種類もの注意を受け(というかこれ以前にもこの注意は聞いてた)、注意を書いた紙をもらい。
解放されます。
クリニックを出ます。
奇跡の視界・・・というか、確かに目は見えてる。裸眼でこの視力は経験したことがない。
しかし、それを堪能する以前に、猛烈な目のしょぼしょぼ感が襲います。
これは、尋常ではない。
目が開けられない。
どの目薬を差せばいいかわからない。
とりあえず、「①、②、③の順で差してください」
というのを、キッチリ順番どおりに差してみる。
効かない。
しょぼしょぼするしかゆいしイタイ。
でも、まぶたには触っちゃいけない。目をかくと、手術したフラップがずれてしまいますから
有楽町のひとごみのなか、だっさいサングラスをかけて、風に耐えます。
目がほとんど開けられないので、視界は足元のみ。
やべぇ。やべぇ。目ぇ、開かん。
手術中と同じくらいの、絶望感でした。
そして、なんとか店に入ろうと思って扉を開けた、カレー屋。
席に座れて、とりあえず落ち着く。
でも、眼の状態は変わらない。
どうしようもない。
待つしかないのか?
ほとんど眼が開かないのに?
目薬の説明書を読む。
「手術後の、眼の痛み止め」
あるじゃん。「①、②、③の順で」とは別の目薬が。
痛み止めを差すと、スーッと痛みが引くのを感じました。
助かりました。
看護婦さんが言ってくれてるように、手術して数十分経つと麻酔が切れます。
そして目が痛くなったり痒くなったりするんですが、それを抑えるための目薬があります。
けど僕はその説明をよく聞いておらず別の目薬をさしてしまい、逆ギレしたのです。
おかげで有楽町の街中をダサいサングラスの中で苦しみながら歩いたのをハッキリ覚えています。この時間が、レーシック手術中の次に絶望でした。いや、手術中より絶望してたかも。
しっかり指定された目薬をさせばこういう事態は防げるので安心してください。
僕は、まさしく「不覚」でした。
マジで目が痛くて、焦りました。レーシックに関して「イタイ」と感じたのはこのときだけです。
みなさんも、手術した後には痛み止めの目薬があることをお忘れなく。
11、夕方と翌朝。
この後有楽町のカフェに入って、1時間くらい待ちました。
目はちょいちょい痛くなるんですが、そのたびに痛み止めの目薬をさせば大丈夫です。
夕方になってだいぶ普通に歩けるようになると、ジワジワと感動が沸き上がってきます。
そうです。僕の目は見えるのです。
メガネをかけているときよりも。コンタクトをしてるときよりも。
10年ぶりくらいに、「1以上」の視力を味わったのです。
幸せでしたね。技術の進歩に感謝でした。
銀座の煌びやかさを目に焼き付けて帰宅し、眠りました。
そして翌朝には、また感動!
メガネを探す必要がない。
コンタクトをつける必要がない。
目が覚めて目を開いた瞬間から、全てがクッキリ見えるのです。
それはもう何年も忘れていた感覚でした。
昨日とは別の世界にワープしてました。
そして翌日検診があるのでまた有楽町まで行き、いくつか検査をして視力測定をしました。
この時点で
右目 0.05(裸眼) 0.8(コンタクト) → 2.0になり、
左目 0.05(裸眼) 0.7(コンタクト) → 1.5になりました。
手術から一週間くらいはサングラスと目薬と、寝るときはプラスチック眼帯の日々でした。
で、1ヶ月後に検診にサクっと行って、終わりでした。
僕が、視力が上がったことによって一番感動したのは、以外にも、雲を見たときでした。
そう。くもっ!
あと、ほしっ!
視力「0代」のみなさん。雲って、白くてただモコモコしてるだけだと思うじゃないですか?
けど、違うんですよ。白い中に微妙な質感というか、シワがあるんです。キメといいますか、もっといろいろあるんです。曇って。
あと、星。
星って、ボンヤリ空に浮かんでるじゃないですか?「0代」の方が思うより、ずっと星は小さいんです。小さいけど、強く光ってるんです。そして、○じゃなくて☆に見えるんです。
星に感動したのは、実家に帰ったときでしたね。久しぶりに帰省したのと、10年ぶりの「1代」の視力のダブルパンチで、もう大感動でした。
12、あれから8年。
あれから8年。
レーシック手術から7年経ったとき(2015年10月)、両目とも1.2でした。
8年間、特別なケアもなければ、異常もありませんでした。ただ目がいいだけでした。
メガネ一式やコンタクトレンズ一式をどうしたか記憶にありませんが、きっと潔くポイしたんでしょう。
メガネユーザーやコンタクトユーザーに「目、いいんだね。」と言われたあと、
「レーシックしたよ」と言うと、話が一気に盛り上がる。というコンボを何十回も経験しました。
いやー、いいですよ。レーシック手術。
みんなもマジでやってみたらいいよ。
人生の中で、一番いいお金の使い方だったかもしれません。
僕の手術の料金は178,000円でした。
しかしなんと、当時入っていたJAの保険が降りたのです。
「レーシック手術は、片目につき入院代10日分」という規定でした。
そして入院代1日分は、7,500円。
7500×10×両目=150,000円も保険が降りて、なにがなんやらわからんくらい安くなりました。2015年の時点で、ほとんどの保険はレーシック手術は適用外なので、保険がおりることは期待しないほうがいいです。
例え17万円だったとしても、コンタクトレンズを買い続けることに比べればずっと安いです。
価格で見てもそうですし、毎日毎日指で瞳に触る必要もないし、お泊まりするときも心配なし。
メガネでファッションに制限がかかることもない。
価格・手間・衛生。どの面から見ても、良い投資だったと言えます。
この連載で書いたような恐怖体験はありますが、それもいい思い出になるでしょうw。
13、レーシックの安全度
今回こうしてシリーズを書くにあたって、「レーシック手術って、ホントに大丈夫なの?」
ということを徹底的に調べました。
その結果は「正確な数字がでてこないので、なんともいえない」
というところに留まっています。
まず追跡調査が完全にはできてません。そもそも世界初のレーシック手術は1990年にギリシャで行われました。たったの27年前。
日本には2000年1月に厚生労働省がエキシマレーザーの使用認可を出してから、受けられるようになっています。
Wikipedia レーシック
つまり世界では25年、日本では15年以上の追跡調査は不可能です。技術そのものの年齢ですから。
レーシック手術は、まだまだ発達中の技術なのです。
それに加えてレーシックや眼科業界はビジネス的要素がとても強く、広告も含めて商業的に流行らせるシステムが整いまくってます。
一件10万〜50万円ですから、当然です。
そうすると正確な失敗数、成功率を把握できなくなってきます。情報にモヤがかかってきます。
厚生労働省も正確には把握できていないでしょうし、いちユーザーがネットで調べた程度では、全く歯が経ちません。
ここでデータを出してみると、
各クリニックの顧客満足度ですが、どれも95%越えで、やはりという感じ。
クリニック側が公表しているデータですから、悪い数字なわけがありません。
「満足度」というのも曖昧な感覚です。
世間には「モンスターカスタマー」と呼ばれるひとが一定数います。僕の経験上も、どんな接客業に就いても一定数は必ずいました。
彼らは「ハレーション(強い光が眩しすぎて感じる)」や「明らかな頭痛」はともかくとして、
「眼精疲労」や「軽い頭痛」などを感じても「レーシックの後遺症だ!」と騒いで、事実をねじ曲げているケースもありそうです。
僕も目の疲れや軽い頭痛を感じることはありますが、それがパソコンの使い過ぎか、寝不足か、レーシックの後遺症かの判断はできません。レーシックしてないひとだって目は疲れるし頭痛にはなるでしょうよ。
しかしそこでモンスターカスタマーは、「これはレーシックのせいだ!」と騒ぎ立てるのです。
もちろん正統な抗議も多くあるでしょう。しかしそれをクリニック側が「それはレーシックが原因ではない」「他の眼科へ行ってください」と言ってつっぱねている例も多いはず。
クリニック側はクリニック側で、事実をねじ曲げることが大いにあるでしょう。
つい最近の2015年10月30日にも集団訴訟が行われています。
「レーシックで後遺症」2つの病院に集団訴訟
ハフィトンポストによると、5年で80件の被害報告が寄せられているそうです。
レーシック手術に注意呼びかけ、消費者庁 被害情報は5年で80件
ネット上には「レーシック難民」の書いた記事が多くありますが、どれも真偽は定かではないし、本人の主観に基づいているので、リンクはひとつだけにしておきます。
レーシック難民だけど後遺症があまりにも苦しすぎる【怖】 2ちゃんまとめブログ
加えて僕はコンタクトレンズ業界とメガネ業界が、レーシックを流行らせないために圧力をかけてるんじゃないかと思ったりもしてますが、それはもう、わからん。
明らかなのは、いまこの瞬間にも「レーシック失敗したひととクリニックの戦い」は続いています。
で、失敗したら「結構ヒドイことになる」のです。ヒドイことの詳細はいずれも主観なので定かではありませんが、命が無くなるとか失明ほどではないけど、骨折や花粉症よりはヒドいでしょう。
ここまでの話を整理すると、レーシック手術は
「絶対に安全ではない」し、
「ミスったら大ダメージ」です。
14、飛行機に乗るようなもの!?
「絶対に安全ではない」し「ミスったら大ダメージ」なんて、なんにも言ってないのと同じです。
道を歩いて事故に合うのも、会社員になって自殺するのも同じですから。
なのでもっと正確に数字を出して計算してみます。
まずは実際の「被害者」が何人くらいいるのか?
さっきのハフィトンポストの記事を引用します。5年で80件。重大な事故は7件。
レーシックに関する被害情報は、2009年度以降、5年間で80件寄せられている。毎年、10件以上登録されており、2013年度は30件あったという。その内、重大な事故として公表されたものは7件だという。2013年に急増したのは、手術の件数が増えたためとも考えられる。
「泣き寝入り」の数字を考慮にいれてもいいけど、レーシックは「泣き寝入り」する必要は少ないです。
チカン被害は10倍くらい泣き寝入りになってるって聞きますが(そんなの正確な数字出せるわけない)、レーシックは泣き寝入りする必要ない。消費者には消費者庁があるし、手術受けた証明もあるし、症状の証明だって検査すればある程度は証明できるでしょう。
その消費者庁に寄せられた相談件数が、5年間で80件。
次に、手術数を出します。
これはそれぞれのサイトのトップページに書いてあります。
品川近視クリニック 119万件
新宿近視クリニック 10万件
神戸神奈川クリニック 145万件
とりあえず有名どころをピックアップ。合計は274万件。
数字は多少は盛ってるだろうけど、この数字でいきましょう。
単純に274万件の施術をして、80件の被害があったとすると、その被害率は
80/274万=0.00003 なので、 0.003%の確率で被害(消費者庁に問い合わせるほどの)が起こります。
10万人が受けて3人の確率です。
ちなみに航空機に乗って死亡事故に遭遇する確率が、0.0009%とされています。
航空事故-wikipedia
なので飛行機でどこかに行って帰ってくれば往復なので0.0018%、2回旅行に行って帰れば、0.0036%で死亡します。この時点でレーシック手術の危険性と並びます。
レーシック手術を受けるのと、航空機で2往復するのが同じくらいの危険性です。
しかも航空事故に遭うと即死です。それに比べれば、レーシックでのミスは症状は辛いけど、まだ生きていられます。
もちろんレーシック側の数字は前述したように不明確な点が多いです。
ネット上を見てみると「違和感」とか「眼精疲労」とかの声はありますが、それはほんとスマホの見過ぎかパソコンしすぎかわかんないし、本当に「被害」にあったと思うなら消費者庁にかけあうでしょう。Twitterでブツブツつぶやくんじゃなく。という前提での数字。もしも80件の3倍の240件の被害があっても、飛行機に乗って死ぬ可能性から大きく外れるものではありません。
あと、この計算で使った症例数は3つの有名クリニックの合計なので、実際にはまだまだ増えます。日本でクリニックが3件だけってことはないですからね。それでも、レーシックの危険性について考えるためには十分のサンプル数だろうと考えます。
飛行機もレーシックも、それを利用した99.9%以上のひとは満足するけど、ほんの一部のひとが重大な被害に合う可能性を秘めてるわけです。それでも、それに見合うくらい企業は儲かるし、ユーザーは便利だから、社会で発展しているもの。と考えます。世の中なんだってそうね。
あと、この問題がここまでゴチャゴチャしてくる大きな要因のひとつが、「事前説明の不足」です。
最初から「すごく小さい可能性だけど、事故は起こりうる」と知ってから望み、お互いに了承していれば、もうちょっと平和な流れもあったでしょうに。
けどみなさんはこの記事をここまで読んでいるから、事前説明としては十分でしょう。レーシック手術は「飛行機で2往復するうちに墜落するくらいの可能性で、なんらかの被害が出る可能性がある」ものなのです。
15、品川近視クリニックの紹介クーポン。
これほどの長文で体験談を書いてみんなに読んでもらっていると、
「あなたのところから申し込むと、安くなるの?」という声を多く頂きました。
で、そんなものは手元になくて断っていたんですが、もしやと思い、7年前に手術を受けた「品川近視クリニック」に電話をしてみると、カンタンにお友達紹介クーポンがもらえました。
このクーポンで、各種レーシック手術が1〜7万円引きになります。
僕が受けたのは「品川イントラレーシックアドバンス」でした。
それぞれの手術にどのような特徴があるのかは、品川近視クリニックのホームページを見てください。
申し込みもホームページから。
僕が受けた品川イントラレーシックアドバンスが14.7万円なので、思ってたより安いでしょ。ということでこのクーポン券。枚数には限りはないので、問い合わせをいただければ、この記事を読んでくれてる方にプレゼントをします。
若干ですが僕にも謝礼が入るので、お気兼ねなく連絡をください。希望の方は、なんらかの方法で僕にコンタクトをとるか、問い合わせフォームから連絡ください。かなり多くのひとが連絡くれて嬉しいです。
メールやチャットだけでクーポンは渡せるので、「レーシックのクーポンが欲しいと伝えて」と「本名」だけ教えてくだされば構いません。
※レーシッククーポンの紹介は諸事情により終了しました。
今日の記事では特に「レーシックの安全性」について多く書きましたが、いわばそれは「バランスをとった」と言えます。
僕個人のレーシックの経験は「マジでサイコー!」「なんでみんなしないの?」「人生最高のお金の使い方だ!」と感じるものでした。
だけどその部分だけを強調して「事前説明の不足」が起こってはダメなので、記事の後半はレーシックのネガティブな面に焦点を当てました。
みなさんもきっとこれまでもこれからも、いっぱいレーシックの安全性について調べると思います。納得がいくまで調べればいいと思います。
けど結局は「飛行機が落ちるような感じで失敗する」という結論に落ち着くかと思います。それを受け入れたひとだけが飛行機に乗れるし、レーシックを受けられる。
「レーシックは危ない」は、「飛行機は危ない」と同じ意味を持つのだということを伝えたいのです。
いつまでも決心がつかない方には、「いつやるの?いまでしょ!」というあっさい言葉を送ります。
ということで、品川近視クリニックで手術を受けようかなという方は、僕に教えてください。送ります。FacebookでもTwitterでも、問い合わせフォームでもいいので、なにかしらの手段でご連絡ください。
ちなみにこちらにレーシック手術について話した動画もありますのでどうぞ。
チャンネル登録もしてくれると嬉しいです。
ということで、今日の記事は以上です。
またのお越しを、お待ちしております!