いらっしゃいませ!ふじさわです。
日々、仕事をしていると、
「周りがみんなスマートフォンにしてるんだけど、私もそろそろスマホにしなきゃダメかしら〜?」という方に出会います。
今日の記事は、
「いえ、ムリにスマホにする必要はありません」
という記事です。
ということで目次です。
1、スマートフォンを”使いこなす”とは?
お客様で、今はまだガラケーだけど、スマホにしようかどうか悩んでいる、という方を多く見かけます。
(いまさらですが、ガラケーというのはパカパカ開いたりスライドしたりする、いわゆる”ふつうの”ケータイ電話です)
そういう方々が、同じようにおっしゃられるのは、
「使いこなせる自信がないんです〜。」
です。
そもそも、スマートフォンを”使いこなす”というのはどういうことか考えてみようと思います。
参考までに、僕がiPhone5でなににしているかを、ちょっと箇条書きにしてみようと思います。
・メールする
・チャット(LINE)する
・電話する。
・インターネット見る
・facebookする。
・twitterする。
・地図見る。
・Amazonで買い物する。
・音楽を聞く。
・動画を見る。(Xochi、youtube)
・オーディオブック(本を朗読したもの)聴く
・英語の勉強する(リスニング、リーディング)
・本を読む。
・計算機つかう。
・カメラとる。
・ビデオとる。
・LINEbrushで落書きして遊ぶ
・撮った写真を編集する。
・重要な話をするとき、会話を録音する。
・ブログのアクセスを確認する。
・目覚まし時計にする。
・乗換案内を調べる。
・ご飯食べるとき、クーポンを探す。
・ブログを書く(ワイヤレスキーボードとつなげてます。今この瞬間。)
・ゲームする(パズドラとかなめこ)。
・マンガ読む。
・天気予報見る。
・メモする。
・たまにレシピ調べる。
・誰かと連絡先を交換する。
・たまにパソコンと繋げてテザリングする
・フリック入力の練習する(Koloflick)
・カレンダーで日付とか祝日を確認する
・・・という感じです。
いまザッと数え上げただけで僕のiPhone5には30以上の役割があるわけですね。
これだけ使えて、はじめて使いこなせてるというんだ!ドヤッ!!という感じは全くなくて、(いやちょっとあるか)
先日「iPhoneを便利だーと言ってるひとは、Androidの便利さを知らないだけ。」
という風なコメントも頂きました。
僕は使いこなせてるつもりですが、上記リストを見て
「店員のくせにこれっぽっちしか使ってないのかよ!」
と思うひともいるかもしれません。
なにが言いたいかというと、
「必要な機能なんてひとそれぞれですから、自分がやりたいことができれば、それでオッケー。
そもそも何万種類もアプリがあるなかで、全部を網羅したいというのはありえない話です。」
ということです。
僕だって、かなり趣味的な使い方が多いです。
そして僕がソフトバンクに対して支払ってるのは毎月11000円くらいです。(これはiPhone4SとiPhone5の2台分の機種代を払っているからであって、それがなければ8000円くらいのはず。)
月に1万円以上払っていても、僕は十分に満足しています。
むしろ安すぎるぐらいだと感じています。
しかし、一番最初に書いた
「私もそろそろスマホにしなきゃダメ?」派のひとで最も多い声は
「メールと電話しか使わないから、一番カンタンなやつってありますか?」
です。
おいおい待てよっ!!
と、心の中で叫びながら、店員の心の中はいつも葛藤しています。
ここからどういう風に話を進めようか?と迷うわけです。
パターン①
店員「スマートフォンにすれば、ネットしたり地図見たり読書したり、沢山機能があって便利なので、メールと電話以外もいっぱい使うことになると思いますよ〜」
→ということでスマホにしましょう。
パターン②
「いやいや、メールと電話だけ使うのに、月々7000円も8000円も払うなんてバカバカしいですよ!スマホにする必要なんてないですから、ガラケーでいきましょう!手持ちのが古くなったのであれば、新しいガラケーに2万円で機種変更できますから!」
→と、ガラケーをすすめる。
と、この2パターンに別れます。
だいたいこういう風な方は、月々のケータイ代が2000円とか3000円という方が多いのです。
もちろん店員として、ドコモの収入を考えればパターン①が理想なのですが、僕はいつも迷います。
というのも、パターン①でスマホを購入されたお客様が後日来店されて、本当にメールと電話しか使っておらず、
しかもそのメールすらろくに文字が打てていないのを見て、
これで毎月8000円もお金を支払わせてるなんて、ボッタクリやん・・・と思うことが、一度や二度ではないからです。
なので、パッと見でスマホを使いこなせなさそうだな、というお客様には、パターン②を薦めています。
「見た目でひとを判断するのか!」というご意見はあるかもしれませんが、見た目以上の多くの情報があります。
これだけ世の中的にスマホが流行っているのに、2013年4月の現在までガラケーを使い続けている時点で。
加えて、40代以上の方の場合は、かなりの場合はパターン②にした方が懸命です。
スマホは薦めません。
ただ20代や30代の働き盛りのお客様がガラケーを持ってると、
「いままでなに寝てたんですかー!?!?はやくスマホスマホ!!はいっ!ギャラクシー!?エクスペリア!?どっちにします!?」
と、スパッとスマホを買って頂きます。
もちろん40代以降のお客様でも、
「私、がんばって操作おぼえます!!」
というお客様には、懇切丁寧、操作のサポートをさせていただきますし、僕はそういう方のサポートをするのは大好きです。
ということで、
・今日の時点でまだガラケーを使っていて、
・40代以降で、
・操作を今から覚えるのもなぁ、、、どうせメールと電話だけだし。
という方は、ぜひぜひ、ガラケーを使い続けてください。
ドコモも去年の12月にガラケーの新機種を出したばかりですし、
一応毎年12月にはガラケーの新モデルを出す、と明言しております。
(確実かはわかりませんが・・・)
しかしここでひとつの問題が浮上し、次の章に移ります。
2、浦島太郎になるという危機感
僕が日々、接客をしていて感じることをダラダラと書いたのですが、こういうことを考えているといつもぶつかる問題があります。
それは、
「これからもっともっとスマホやタブレットが増えてきて、
いよいよガラケーが世の中から無くなったとき、
初めてスマホにしてパニックになるより、
いまからスマホに慣れておいたほうがいいのではないか?」
という問題です。
この恐怖心からスマホに変えよう、とされる方もかなり多いです。
確かに一理ある心配ではありますが、
それでも僕は「いま、必要だと思わないのであればスマホになんてしないでください」と言います。
そう言い切れる理由はふたつあります。
ひとつめは、「ニーズがあれば誰かがサービスを提供してくれる」からです。
例えば10年後。ドコモショップにもauショップにもソフトバンクショップにも、スマホしかなくなったとします。
ガラケーは0。
自分が持ってるガラケーはもうボロボロ。
いよいよ逃げ続けてきたスマホにしなければいけないのか、、、という日が来ることに、恐怖を感じます。
しかし人口ピラミッド的に(またですねw)この状況に遭遇するひとの数は、急増加します。
「あぁ、こまったこまった。とうとうスマホにしなきゃいけない。まだガラケーがいいのに」という方が沢山いれば、
必ず、そこを狙ってビジネスを立ち上げるひとがでてきます。
「さぁ、ガラケー好きのみなさん。我が社が、みなさんが使えるガラケーを用意しましたよ。」という風に。
あぁ、安心(^ω^)
そして「そんなひと見つからないよ!」となったら、このブログで紹介します。
誰もいなければ僕がやります(笑)
とにかく「本当に、どうしてもスマホしか使うことができない」
という状況は、絶対にきません。少なくともこれから50年は、ガラケーを使い続けられます。
なので、「浦島太郎」になんてなる必要なんてありません。
「周りがスマホにしてるから私もスマホにしたけど、使い方が全くわからない!!あぁ、もとのケータイに戻したい!」
なんてかっこ悪い大人にならずに。
「私は、これで十分。必要のないものは、持ちません。」
と、いつまでもお気に入りのケータイを大事に使う、そんなかっこいい大人が世の中に増えてほしいと思っております。
ちょうど今日、ドコモのスマホ販売目標が達成できなかった、とニュースで流れたところ、こんな記事をあげるのはどうかとも思ったんですが。
「スマホにしたんですが、使い方が全くわかりません」
という、【事故】を、これ以上増やすのは、辞めたいのです。
年齢だとかいろいろ書きましたが、もっとも根源的な判断基準を示すとしたら、
スマホの操作を覚えて、使いこなす【意欲】があるかどうか?
という基準で判断するのが、一番間違いがないです。
ということで今日の記事は終わりです。
ここまで読むのにだいたい5〜7分はかかると思うのに、こうして最後まで記事を読んで頂いて、ありがとうございます。嬉しいのです\(^o^)/
ちなみに、機種変更のときは月末にするか月初にするかでだいぶ料金が変わります。
それについて詳しく書いた記事はこちらです。
>>月末と月初、いつ機種変更するのがお得?
ということで、またお待ちしていますね〜(*´∀`*)
メールと電話しかしなくても、シニア向けスマホまで出てるからガラケーは
蚊帳の外っぽいじゃないですか。
シニアなら割引もつくし、月々も安いしね。
目の不自由な方の為、ガラケーには真ん中あたりの5の数字に点があり、それを
中心に他の数字を覚え、電話が掛けられる仕組みになってるので、そこはスマホだと無理な部分ですよね。
なので、健常者と障害者を分けるような意地悪な世の中。
そして便利が欲しくても、貧乏人にはスマホは高いので持てません。
これも意地悪ですよ。
時代の流れの一言では済まされないというか、まあ新しい物を作っていかないと
商売はなりたちませんから仕方ない事でしょうね。
本来払わなくてはならない義務つけられた税金やら年金やらは払わず、スマホ代
は払うという人も沢山いますよ。
真面目に考えないで、今を楽しむ人の方が人生勝ちだとは思いますけどね。
私は製造業なのですが、仕事で使う分にはガラケーの方が便利な場面が多いですね。
仕事中は軍手等の手袋をしているのでハードボタンの方が操作が簡単なのと、半年に1回程度ですが携帯を落としたりするのでスマホに比べ頑丈なガラケー(そんな気がするだけ?)の方が製造業には向いているんじゃないでしょうか。
手が汚れたまま使えるのもガラケーの強みですね。
素敵なブログですね。
これからも応援しています。
ところでコメント欄に「ガラケーは残ると思いますよ。まぁショップの店員には理解は難しいかもしれませんね」などとドヤ顔で書いている方がいらっしゃいますが、
この方は日本語の理解が難しい方なのでしょうか?笑
きちんと記事の文章を読みましょうね。
ブログ主さんはガラケーが消えるなんて一言も書いてませんから。
こんにちは、主さんの携帯への愛が感じます! こんな方から携帯を買いたいです!
ガラケーは残ると思いますよ。PHSが企業向けに法人向けに販売されていることを知っていますか?
ほとんどのセキュリティ意識の強い企業では、ガラケー(カメラなしモデルや専用モデル)です。
なぜコードレス電話は、小ささを追求できるにもかかわらず、その大きさのままでなのでしょうか?
通話という基本機能を使うに当たっては、それが最善だからです。ショップの店員には理解は難しいかもしれませんね