「LINEは電話帳のデータとられてるから使わない」
と言うひとが、ネット上にもドコモショップにもいます。
実際にはどうなのかはわかりませんが、昨日はこんなニュースもありました。
AppleのiOSにはユーザー監視用のバックドアが秘密裏に設けられていたことが判明
「Androidに比べてセキュリティが高い」と言われていた、我らがiPhoneがこのざまです。
この状況で、僕たちはどういう態度で生きていけばよいのでしょうか。
目次
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1、詐欺師は都会に集まる。
2、ダダ漏れ前提で使う。
3、いまこそ黒いアイツ。
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1、詐欺師は都会に集まる。
もうちょっと追記すれば、
日本を含む36の国家で国民監視用にスパイウェアを使用していることが判明
という記事では、パソコンやスマートフォンに、ウィルスとして感知されずに操作内容を感知できるソフトを、世界36カ国(日本含む!)が、使われているという情報があります。
一方のLINEはといえば、情報漏洩というよりも、「乗っ取り」がブーム。
中国人によって、個人のアカウントが乗っ取られ、友人にガンガン
「ウェブマネーをコンビニで買って送ってください」
というような内容のメッセージを送るもの。
「オレオレ詐欺」に似ていますが、見た目上は『そのひと』から送られてきているので、いくらか被害はあるでしょう。
鮮やかな返し!?LINE乗っ取り詐欺に遭ったら、こんな返答を…w
今回のLINE乗っ取りはネット上でも話題になったので、こうして遊んでいるひとはいますが、その裏では、相当のひとが被害に合っているはず。
そしてFacebookといえば、情報漏洩の宝庫。一部には「子供の写真を載せたら危険」とか「自分も顔を出したくない」というひとはいます。というかそれが大多数。
冒頭のiPhoneにバックドアが着いていた件は、ガジェットそのものにその機能が搭載されているっていう話だし、
Androidだとほとんど中身が公開されているので安心かという気もしますが、僕たち素人にはそんなことわかりません。
中国製のスマホやwi-fiルータにはもともとそういう機能が着いている、という噂は昔からチラホラ。
「詐欺師は都会に集まる。」
という、僕が作った言葉があります。 エッ
世の中には残念ながら、ひとを騙したり奪ったりしながら生きていくしか行動パターンのないひとが一定数います。しかし詐欺師の言葉は怪しさ満点なので、ほとんどのひとは見向きもしません。10000人に声をかけて、やっとひとりカモが見つかる、とかそういう感じです。
10000人に声をかけるためには、のんびりした田舎にいてはダメです。常に無差別に、無数のひとが行き交う場所でないといけません。
それがリアルなら東京や大阪。
インターネットでは、LINEやFacebook、というだけなのです。
スマホもLINEもFacebo0kも、「多くのひとがそこにいる」というだけで、犯罪者のターゲットになる条件を十分に満たしています。
2、情報ダダ漏れ前提で使う。
こういう状況の中で僕がとるスタンスは
「LINEもFacebookもスマホも、情報ダダ漏れ前提で使う。」です。
これらを使っている間、いろんなところのいろんなひとに、データをガンガン提供しているぐらいの気持ちで。
このスタンスでいく理由は、情報漏洩したデータの使い道を考えた結果です。
情報漏洩したデータの使い道は、僕の予想では3種類。予想ね、予想。
・マーケティング
・反社会勢力の抑制
・小銭稼ぎの犯罪
・マーケティングデータは、iPhoneとかスマホ本体に入ってる(かも)のがそれだと思います。政府や大企業が買って、「世の中のひとはなにを求めているのか。」を追求するのに使われる。年齢や性別とか住んでる場所によって、全てのひとの行動パターンが分かれば、それに合わせた製品やサービスや制度を作りやすくなる。
情報を盗まれてること自体は不快ですが、結果的に僕たちのニーズにより合致したものが提供されるきっかけになる。そう考えると悪い事じゃぁない。ということでスルー。
・反社会勢力の抑制はSNSで行われているようです。いまでもFacebookでは汚●や放●能というワードの入った投稿は表示されなくなっている、という噂があります。けどこれはテレビや新聞ではずーっとやられていたことです。正しい情報でも、誰かに都合の悪い事は消される。よっぽどの大犯罪でも企てない限りは、身柄を拘束されたりはないと思うけど、静かに発言を消されているかも。
幸いにも僕は反社会的な活動を行っていないので、これもスルー。
・小銭稼ぎの犯罪だけはキッチリ気をつけねばなりません。LINEの乗っ取りもそうだし、クレジットカード番号が流出して勝手に使われるとかもシャレになんない。こういう場合は、みんなの言う通りに暗証番号を定期的に変更するとか、複雑なものにするとか2段階認証にするとか、キッチリ対策をとりますよ。
ということで、明らかに自分が被害を被るようなレベルの情報漏洩には気をつけるけど、それ以外の「されてるかされてないかうやむやなもの」についてはスルーの方向で行く事にしました。
情報が抜かれると言っても、「あの子のこと気になってる」とか「あの上司、クッソむかつく!」とかっていう会話の情報が抜かれて公開されるわけでもないし。
3、いまこそ黒いアイツの出番か。
ダダ漏れ前提で使うのがイヤで、「わけのわからない相手に、私の情報を渡すのがイヤだわ!」という方は、いますぐスマホもパソコンも使ってはいけません。
ガラケーの方が安心といえば安心ですが、100%安心ではありません。
電話だって通話データを盗られる可能性があるので、遠くにいる友人とリアルタイムに繋がる術はありません。
2章ではあーだこーだ言ってスルーする言い訳を作りましたが、結局は「スマホも、LINEもFacebookも。便利なものを手に入れてしまったから、手放せないわ。」というだけの話です。
どうしても抵抗があるのなら、LINEだけとか、SNSだけとか、自分で使用を選ぶのは懸命な判断だと思います。
しかしスマートフォンに関しては、iPhoneとAndroidが怪しいのなら、いつもドコモショップで
「こちらの機種は、セキュリティ面でとても優れています。」
と言って売っていた、Black Berryの出番かもしれません(笑)。
しかしそもそも、ベネッセだって情報漏洩で叩かれてるわけで、ネット上だけを警戒しても意味はありません。
リアルでもネットでも、「これからは、情報ダダ漏れ覚悟でいこう!」というのが僕のスタンスです。
ということを匿名ブログで語っても説得力がないので、僕の個人Facebookを公開しました。
プロフィールのページから、興味のある方はどうぞ。
個人Facebookは、ふじさわブログとは関係ない、しょうもないことをアップしています。
現時点での友人は知り合いのみですが、メッセージが添えられていたり、いつもコメントを下さる方であることが分かれば、友人承認しますよ。
では、またのお越しをお待ちしております!