[公開日]2015/09/08
[更新日]2019/08/20

1トンの砂を贈られないために。ほしいものリストの細かい話。

いらっしゃいませ!ふじさわです。

Amazonのほしいものリストの仕組みについて調べていると、細かいことがいっぱい出て来たのでまとめて書きます。

1、注文されたものは、消える。

「欲しいものリストから、僕にプレゼントしてください!」と書くと、真っ先に聞かれるのがこの質問。

「でもこれって・・・ダブって注文されちゃったりしないの?」
うん。その通り。この質問をする方は、賢い。けど、世界を支配してるAmazon様が、そんなミスを侵すはずもなく!

ほしいものリストで買った商品は、リストから消えていきます。なので安心。
もちろん、欲しい「個数」を指定することもできるので、その個数に達するまでは消えません。

さらに「サプライズにする」というチェックをすると、購入されてもリストからしばらく消えません。つまり、プレゼントされる側が「あ、商品が消えた。誰か買ったな。」と気づくのを防止して、サプライズできるのです。購入されたけどリストから消えてない状態で購入しようとしても、「すでにその商品は他の人が購入してます」と表示されます。

Amazon ほしいモノリスとサプライズ

ほしいものリストの管理画面にこういう表示がある。

2、1トンの砂

今日の記事は、1章から3章まで、難易度で言うと「イージー」「ノーマル」「ハード」だと思ってください。あとになるほどめんどくさいし、細かいことになってくる。
ということで「ノーマル」は、「1トンの砂を贈られない方法」です。

ほしいモノリストを公開してると、ちょっとした小細工をすることで、他人に自分の好きな商品を贈ることができます。いたずら、嫌がらせの類ですね。
つまり「200kgの砂×5」を買って、それを他人に送りつけることもできるのです。オーコワ!

Amazonほしいものリスト経由で「砂1トン」送りつける方法&それを防ぐ方法
砂でなくとも、いかがわしい商品を贈って嫌がらせができたりしちゃうのです。
もちろんそれらの商品だってタダで送れるわけでなく、1000円でも2000円でも。1トンの砂なら5万円以上を払う必要があるので、コストの発生するイタズラなので可能性は低いです。

ふじさわブログの読者、並びにその周辺にそのような行動パターンのひとはいないと思うので安心なんですが、一応対処法を紹介しますね。
「ほしいものリスト」→「その他」→「リストの設定」→「「第三者の出品者の商品の発送」をオフにする」

パソコンから観たら、ここ。スマホからは・・・しらん。

パソコンからみたら、ここ。

スマホアプリからだと
「欲しいものリスト」→「・・・(画面の右上)」→「リストの設定」→「「第三者の出品者の商品の発送」をオフにする」

 

このチェックを入れるべきか?入れないべきか?というのがビミョウなんです。

・チェックを外す→自分のほしいものリスト以外からの商品は、贈ることができなくなる。つまり、砂が防げる。その替わり、マーケットプレイスからの商品は受け取れなくなる。
・チェックを入れる→マーケットプレイスの商品を受け取れる。ほしいものリスト以外の商品も、贈られる可能性がある。砂も届けられる。

マーケットプレイスというのは・・・
Amazonで買い物すると、大きく分けて「Amazonという会社から商品を買う」のと、「Amazonを利用した個人店から買う」という2パターンに分けられます。Amazonの大きな倉庫から出荷されるのか、個人がせっせと封筒に詰めておくってくれるか、という感じですね。
そして、個人店からの買い物は全て「マーケットプレイスでの買い物」ということになります。チェックを外すと、マーケットプレイスでの商品は受け取れなくなるわけです。

自分の買い物が、Amazonからなのか、マーケットプレイスなのかを見分けるのは「プライム」という表示を見ればいいんだと・・・思う。

「プライム」表示が出てるかどうか。

「プライム」表示が出てるかどうか。

リストを見て、「プライム」と表示されてるかどうかで判断できると思うのですが、これは僕がプライム会員だからなのかな?ちょっと分からん。あるいは、商品ページ内で「Amazonが発送します。」って書いてるかどうか。

アルマーニは、どっかが販売してるけど、Amazonが発送。

アルマーニは、どっかが販売してるけど、発送はAmazon。

韓国のりは、普通のお店が販売し、発送もしてる。

韓国のりは、普通のお店が販売し、発送もしてる。

結果的にチェックを入れるかどうかに関して、僕らの選択肢は2種類でしょう。

・チェックマークを外し、イタズラされないようにして、自分のほしいモノリストはAmazonからの商品のみにする。マーケットプレイスの商品は含めない。
・チェックマークを入れ、なんでも受け取る。イタズラなんて存在しないかのように振る舞う。

あ、けどマーケットプレイスの商品だと、送り主が誰かわかんなかったりするんです。「え、これ、誰から贈られてきたの?」となる。Amazonからの商品だと、名前とかメッセージがいれられる。
まぁそのときは「これ、誰がくれたんですか?」とつぶやけば、しれっとプレゼントもらいましたよアピールできるし、それはそれでよし。

3、プライバシー系

ふーっ。話がドンドン複雑になってきてますが、ここまではノーマル。次はハードモードです。

最後に2種類。プライバシーに関する注意です。
どっちも細かいことです。

●「もらうとき」本名も住所も見えないように。

住所はそもそも隠れてる。名前は、本名が表示されることもある。

住所はそもそも隠れてる。名前は、本名が表示されることもある。

ほしいものリストを贈るときって、こういう画面になって、住所はそもそも見えません。本名だって、ニックネームにすることができます。
ところがどっこい。Amazonからの注文ではなく、マーケットプレイスからの注文だと、プレゼント贈ったひとに、もらったひとの住所がバレちゃうんですよね。

けどそれも対策がしてあります。「ダミーの住所をつくって、そちらを表示させる」方法です。もちろんプレゼントは受け取れます。プレゼントは受け取りつつ、本名、住所はバレないというウルトラC。
で、そのやり方はアリカワさんの記事へ。

ほしい物リストの本名見えちゃってるけど大丈夫?設定ガバガバな人はこの機会に見直そう。
ブロガーは、誰かが既に書いた情報は書かないものなのだ。

●「あげるとき」も、あなたの住所が相手に見えないように。

自分があげるときも、自分の住所や名前が相手にバレることがあるようです。けどこれも対処法はあるし、そもそも相手に住所がわかったところでどうなん?という話でもあります。

対処法は同じく「ダミーの住所を用意し、相手にはダミーが表示されるようにする」という方法です。
そのやり方は、さらにアリカワさんのブログです。

受け取り手からは見えてますよ!?Amazon欲しいものリストから匿名で商品を送る方法!

僕は、「住所なんて誰のが見えても誰に見られてもどうだっていいやろ」という考えを持ってます。
それは僕が男であって、大富豪ではないからだし、誰からも恨みを買ってないからだろうと思います。

ただ、若い女子だからと行っても、家まで訪れる変質者に行動の基準を合わせるのはどうかと思うんですが。
まぁ、プライバシー、セキュリティの話は抑えておいて損はないですからね。

今日の記事は以上です。
今日書いたような話は、なにひとつ理解できなくてもほしいものリストを晒して買ったり買われたりはできます。細かい話でした。
では、またのお越しをお待ちしております!