[公開日]2017/01/25
[更新日]2019/08/20

鍵を紛失!カギの交換までしそうになった僕が買った必見アイテム。

いらっしゃいませ!
ふじさわです。

えー、つい一ヶ月前のことですが、外出先で

家の鍵を無くししました。

カ ギ な く し た !

日常生活に潜むトラップ。

平穏な日々に訪れる試練。

イージーモードのエブリデイに挟まれるハードモード。

 

その日に僕が取った全行動と、その結果として購入したあるモノを紹介します。

目次


1、鍵つき財布をポケットから落とした
2、鍵がかない心細さ
3、鍵をなくした僕が買った物


1、鍵つき財布をポケットから落とした。

状況説明をします。
僕は「家の鍵」「小銭」「お札」「各種カード」を全て、このひとつのコインケースで持ち歩いております。

持ち歩くものは軽い方がいいと思ってるのでこうなります。

しかし、去年の12月某日。
都内から平塚の自宅に帰っている途中に、横浜駅で乗り換えようと思った時に

「どこだ・・・どこだ・・・!どこだっ!!!!」

という状態になりました。
全身のポケットをパンパン、カバンの中をガサゴソです。

このコインケースを上着のポケットに入れていたはずなのに、無い。
多分、電車で座ってる間に、ポケットから滑り落ちちゃったんでしょう。

仕方なく駅の改札のお兄さんに相談すると

「ちょうど5分後に、お客様が乗っていた車両が折り返して戻ってくるので、その電車に乗って探してみてください」

とのこと。

このときはまだ

「あーあー、めんどくさいことになっちゃったな・・・」

くらいにしか思ってなかったのですが、案の定、事態は好転しません。

どこにも見つからない・・・

自分が乗っていた車両に乗り込んで探しても、コインケースは見つかりません。

数駅逆方向に進み、また逆方向に電車に乗り、横浜駅に帰ってきました。

また駅員さんに相談すると

「ここが忘れ物センターの電話番号なので、明日の朝以降に電話してください。あと、警察署にも電話しておいてください」

と、何枚かの紙を渡されました。

ふじさわ「あの・・・スイカも現金もコインケースの中に入ってたんですが・・・ここまでの運賃はどうすればいいんでしょう?」

駅員さん「あぁ・・・そうですね・・・こちらでいただくはずの料金は、特例として支払わなくて結構です」

ふじさわ「そうですか。ありがとうございます。けど、あの・・・ここから平塚までは・・・」

いろいろな思いが頭を巡ります。
友人のハンドメイドの大切なコインケース。それが無くなったなんて、ほんと気が気じゃない。

だけどまずは、自分の家に帰らなきゃ。
このとき時間は22時。

横浜から平塚までの電車賃もスイカもないし、
自分の家の鍵もない。

とりあえずは、「平塚まで戻る」ことが優先順位一位だ。

駅員さん「あの・・・ここから平塚駅までの運賃は、こちらではどうしようもありませんので、こちらをお渡ししますので、平塚駅で交渉してみてください。」

そう言って渡されたのは、
【横浜駅からの乗車証明書】。横浜で電車に乗ったと証明するだけのものなので、それ以上でも以下でもない。

家の鍵がないし、コインケースが見つかるか不安だけど、とにかく僕は【横浜駅からの乗車証明書】だけ持って、平塚行きの電車に乗り込みました・・・。

2、鍵がない心細さ

ふじさわ「あのっ!あのっ!こういう事情で、現金が全然ないんです!」

平塚駅の駅員さん「あ〜?はいはい。」

平塚駅の駅員さんは、めんどくさそうに、書類を出してくれました。

駅員さん「じゃぁ、ここと、ここに名前と住所を書いて。いつ払いに来られますか?」

ふじさわ「明日の朝には・・・・」

駅員さん「はい、じゃぁ明日の朝、よろしくお願いしますよっ!」

横浜駅から平塚駅までの電車賃580円は、必要書類に記入して、後日、払いにくることで了承が取れました。よかった。

 

さて、ここからが今日の本題です。

家の鍵がない。

<対策1>

家の近所に仲の良い友達が数人住んでいるので、連絡して一晩泊めてもらう。
幸いにもスマホはあるので助かった。

<結果1>

しかし、本当に運の悪いことに、友人たちはまとめて神戸出張。
彼らは一緒に作品を作るアーティストで、その展示会のために神戸に行っていたのだ。
こんなこと、めっっったにない。1年に10日もないんじゃないか。
アンラッキー。

<対策2>

家の近所にいる、そこそこ仲の良い友人に連絡して、泊めてもらう。
今回のケースでは、「翌朝になると財布が見つかる可能性」があるので、不確定要素もあるけど、これがベター。

友人の家に泊まるだけでは、翌日になってもなにも解決しないかもしれないけど、コインケースが見つかれば、それで解決。

<結果2>

フェイスブックメッセージを送るが、返答なし。

<対策3>

鍵のレスキューを呼ぶ。

僕の経験上、こういう場合は検索で「鍵 開ける」などと検索して、上位の【広告】表示があるリンクをクリックするのがオススメ。
お金を払ってそこに表示させているということは、広告費を回収せねばならんので、キッチリ仕事するはず。

普段は【広告】はクリックしないひとでも、緊急性が高い場合は【広告】クリックがオススメ。

<結果3>

電話が繋がり、いろいろ説明を受ける。

「鍵が開いたあと、部屋の中にある身分証明書を見せてもらわねばならない」
「料金は、深夜料金もふくめて15000円になる」
「いまから1時間ほどの到着になる」
「その前に、身分証明書がない場合は、警察官に同行してもらう必要があるので、最寄りの交番に行って、鍵開けに同行してもらえるか聞いてもらう必要がある」

とのこと。

 

あの・・・

 

その・・・

 

 

めんっっっどくせぇーー!!

とはいえほんと、現金がないのでネカフェにも泊まれないし、友達からは返事がない。
確かに、身分証明書がないのに鍵を開けてもらうには、警察官でもいないことには、誰の家でも入れちゃうよね。理屈はわかる。

だけど12月の22時代。めちゃ寒いし、現金がないのでマックに入ることもできない。
コンビニで立ち読みしかないのかよ。

日常に訪れた障害物を乗り越えるために、とりあえず交番にかけこみました。

 

ふじさわ「あの・・・そういうことで、自宅の鍵を開ける、立会いをお願いできますでしょうか・・・。」

警察官「大丈夫ですよ!」

交番の警察官さんは、快い返事をくれました。

 

再び鍵のレスキューに電話します。

ふじさわ「そういうことで・・・予定通りお願いします。」

レスキュー「了解しました!それではただいまより担当を手配しますので、手配できましたら、またご連絡いたしますね!」

というところで電話を切りました。

 

あぁ・・・15000円・・・。

もったいねぇなぁ・・・。

 

と思いながら、
「鍵、閉め忘れてないかなぁ」
などというムチャクチャな期待のもと、家の前まで戻りました。

すると・・・

 

・・・

 

・・・

 

小さい奇跡が起こりました!

 

こちらが僕の家の郵便受けです。

郵便受けの、天井部分に!!!天井部分に!!

鍵が!

置いてある!

このときはばかりは、ほんとに「神」の存在を感じずにはいられませんでした。
雨雲の間から光が差した気持ちでした。

ソッコーでその鍵で家に入って、壁に囲まれた空間に入ったときの安心感は凄まじかったです。

すぐに鍵のレスキューに電話して
「あ、部屋に入れたので大丈夫です」
って言って、キャンセルしてもらえました。本手配の前だったからか、手数料とかかからなくてよかった。

なぜこの鍵が郵便受けに入っていたかというと、
数日前に友達が遊びに来る予定があった時に

「もしオレより先に家に着いたら、ポストに入れてある鍵で家の中に入ってて」

と言ってたけど、僕が先に家に着いて、忘れ去られてた鍵でした。
不用心だけど、これのおかげで15000円も、1時間の寒空の中での待機も、警察官と鍵屋さんにペコペコするのもなくなってほんとよかった。

ちなみに家に帰って一息ついた瞬間、メッセージを送ってた友人から

「今日、泊まりにきてもいいよ」

と、返事が来ました。そういうもんです。

3、鍵をなくした僕が買ったもの

ということで、その日は暖かい部屋で眠ることができました。
翌朝、忘れ物センターに電話すると、遠く離れた武蔵小杉駅で僕のコインケースは見つかったので、エッコラエッコラ回収に行きました。

大事なものだったので、マジでよかった。

さてこれで一連の出来事は終了ですが、この件で反省した僕は、あるものを買いました。
ジャーン。

 

 

その名も、「カギの収納BOX!」

だいたいわかると思うんですが、説明します。
この巨大な南京錠みたいなやつに、家の鍵を入れます。

広々タイプなので、いろんなタイプの鍵を入れられる。

それから、家の前とか、裏口のフェンスとかに、ガチッとはめこみます。

こういうとことか

こんな感じのとこ

4桁のダイヤルを合わせると、南京錠が開くし、中の鍵を開くことができます。
写真をよく見ると、暗証番号が僕の誕生日の逆の「0190」であることが読み取れてしまうので、これから暗証番号を変更しますw

 

さて、この状態にしておくことで、メリットが沢山あります。

▶︎自分が鍵を無くしても、家に入ることができる。

▶︎自分が不在のときに友達が鍵を無くしても、4桁の番号を教えることで、僕の部屋を使ってもらえる(今回の逆パターン)。(カップルでケンカして締め出されたときとかも)

▶︎友達が遊びにくるときに、自分より先に到着するときは4桁の番号を教えることで先に家にあがっててもらえる。

という、変幻自在の使い方ができます。
もちろん、信頼できる友人限定ですが。
上記の3パターンは、全て「ポストの中に鍵を入れておく」というアクションでも実行可能ですが、それでは空き巣にやられたい放題ですし、不審者にも入られてしまいます。

この「鍵の収納BOX」を設置するには、写真のようにわかりやすい場所じゃなく、ちょっと奥まった場所で、一目ではわからない場所が理想的です。

ただ、電話やLINEで場所を教えると、カンタンに見つけてもらえるようなところ。

この「鍵の収納BOX」は、不動産屋さんの友人が使ってるのを見たことあったんですが、そのときはなんとも思ってませんでした。

不動産屋さんのように、複数のひとがひとつの物件に出入りするパターンや、ヘルパーさんがくるときに使われるようです。

しかし僕は、この鍵の収納BOXを「鍵のレスキューを呼ばなくてもいい保険」として購入しました。

たったの1700円で、今後いつ起こるかわからない事態を防ぐことができる・・・。
と思えば安い買い物だし、賢い選択だなぁと思いました。

ちなみにこの鍵の収納BOXですが、見た目よりもはるかに重いです。そしてもちろん硬い。
これがあれば、人を殴り殺せるぐらいの重さと強度です。
防犯用ですから当然。

ということで、今日の記事は以上です。

結論は「鍵を無くして締め出されても助かるように、いまから鍵の収納BOX買っとこう!」でした。

では、またのお越しをお待ちしております!

 

1 個のコメント

  • 今日夜勤明けに鍵を無くしてやっとの思いで家に入りひと息中「家のカギ無くす」でこのブログに辿り着きました。
    フジサワさんは高知出身だそうで…私も高知出身なので驚きました(笑)ブログ頑張ってください!