いらっしゃいませ!ふじさわです。
自分にとってすごく衝撃的だったり、目が開くような体験のことを
「雷に打たれたような体験」と表現することがあります。
僕は特に10代後半〜20代前半くらいはよく「雷に打たれたような体験」をしてたんですが、年を取るにつれてそのような経験は減ってきました。
しかし昨年の9月ごろ。31才になったばかりのときに、まさしく「雷が直撃した」ような経験をしました。
それはたった12分の動画と、一冊の本だったのですが、端的に言って「救われた」経験になりました。
この記事では、僕が衝撃を受けた「マルチ・ポテンシャライト」について紹介することで、同じような人が救われるきっかけになればと思っています。
ーー追記ーー
多くの方が共感、シェアしてくれて嬉しいです!
私も同じです!!
☑️好奇心旺盛
☑️ハマるし、それなりに習得も早い
☑️飽きるその繰り返し🤣
でもそのおかげでブログと出会えた!自分らしく生きるのだ~👊😆✨ https://t.co/7OLMZfXiyI
— おハナマル@アスリートブロガー🔥 (@ohanamaru_g) 2019年5月27日
私も割とこれだわ https://t.co/SCRPN6HgZv
— みち@エンジニアシンガー (@miti_ensinger) 2019年5月27日
僕も完全にこのタイプなので、めちゃくちゃ頷きながら読んだ。
ブログが合ってたのは、興味もったことすべてをコンテンツに昇華できるから。
「多くのことに興味を持って、すぐ飽きる」僕が『マルチ・ポテンシャライト』に出会って救われた話。 https://t.co/NGStMVpa2Q @fujisawatsushiより
— しみ @ぺーたーず (@shimi_yurutabi) 2019年5月27日
なにこれ!めっちゃ救われた!
そして本をポチる。
ふじさわさんも即フォロー。!似たよたような人がいて嬉しい。僕自身も野球、料理、英語、トライアスロン、登山、読書、家庭菜園、陶芸とか意味わからんくらい好きで、おまけに好きなったら飽きない性質だから病気かと思ってたところに!! https://t.co/VTDt5Sl3XL
— さかき@9/22大阪城トライアスロン出場 (@sakachannel9682) 2019年5月27日
1、マルチ・ポテンシャライトの動画と本
「エミリー・ワプニック」さんの
「天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう?」という動画が、今日紹介したい動画です。
この中で「マルチ・ポテンシャライト」という概念について話しています。
マルチ・ポテンシャライトという言葉はほとんどの人が聞きなれないと思います(僕ももちろん最初はそうでした)。
マルチ・ポテンシャライトの意味は
・マルチ(複数の)
・ポテンシャル(潜在能力を持つ)
・アイト(人)
の3つの単語を繋げて作られた造語で、複数のポテンシャルを秘めた人を指す言葉として使われています。
この動画を見た時、僕はまさしく
「ぼ、、、ぼくのことだぁぁっ!」
と、頭に雷が落ちたかのような衝撃を受けました。
スピーカーのエミリー・ワプニックは
「焦点の絞られた人生は、社会で美化され、宿命とか天職と呼ばれる」
ことに対して
「たくさんのことに興味を持ち、いろんな事がしたい人」
は、孤独で、生きる目的がなく、自分はどこかおかしいんじゃないかと感じていると言っています。
そのような人々こそ「マルチ・ポテンシャライト」であり、彼らにしかないスーパーパワーがあるのだ、と語っています。
マルチ・ポテンシャライトの持つスーパーパワーとは、
①アイデアを統合できる
②学習速度が速い
③適応能力が高い
であり、スピード感のある複雑な現代において、マルチ・ポテンシャライトは世界から必要とされている、と語っています。
エミリー・ワプニックさんの書籍「マルチ・ポテンシャライト」では、さらにここに
④大局的な視点を持っている
⑤さまざまな分野をつなぐ「通訳」になれる
の2つが追加されています。
僕はこの動画を観てすぐに書籍を買って読んだんですが、書籍の中ではさらに
・マルチ・ポテンシャライトが幸せに生きる秘訣
・マルチ・ポテンシャライトの4つの働き方(ワークモデル)
などが掲載されていて、むさぼるように読みました。
特に「マルチ・ポテンシャライトの働き方」は参考になる部分がものすごく多くありました。
常に興味の対象が幅広く、新しいことに挑戦したがるマルチ・ポテンシャライトは、仕事と収入が安定しない傾向にあります。
普通に考えて、毎年毎年、全く別ジャンルの仕事を始める人よりも、ひとつの仕事を何年も続ける方が、安定した職につけます。
そのようなことを著者は十二分にわかっていて、「マルチ・ポテンシャライトがその性質を失わずに働く方法」を丁寧に解説してくれています。
本によると働き方のアプローチは4種類で、ここで簡単に紹介します。
マルチ・ポテンシャライトの働き方①
グループハグ・アプローチ
自分の多様性を表現することができるひとつの仕事に就くアプローチ。
本では「映画監督」や「起業する」などが書かれていましたが、僕の「ブロガー」もまさしくこのグループハグ・アプローチ。
自分の様々な関心ごとを「ブログ」や「SNS」を通じて仕事にしているので、多くのブロガー、インフルエンサーは、このアプローチを使っているように思います。
マルチ・ポテンシャライトの働き方②
スラッシュ・アプローチ
◯◯/△△△/◆◆/・・・のように、スラッシュ(/)を使って自分の職業を複数持ち続けるアプローチ。
項目の中には、アルバイトや会社員が含まれることもあって、週に2〜3日だけどか、午前と午後と夜でやることがわかれてるとかもスラッシュ・アプローチに含まれます。僕の友人では、ライター、看護師、ダンサーの仕事を飛び回っているユナさんなどがそうかもしれません。
マルチ・ポテンシャライトの働き方③
アインシュタイン・アプローチ
アルベルト・アインシュタインは数々の発明を生み出したことで有名ですが、その働き方はあまり知られていません。
彼は特許庁の(ラクな)仕事をして、十分な収入と保障を確保することで、精神的、経済的な安定を手に入れ、残った時間とエネルギーを発明に注ぎ込んでいたそうです。
現代で言うと、安定した会社に勤めながら、週末ごとにいろんなことを楽しんでる人、というところでしょうか。
マルチ・ポテンシャライトの働き方④
フェニックス・アプローチ
数ヶ月、数年ごとに業界を移り変わりながら、それぞれの活動に没頭し、その度にフェニックス(不死鳥)のように生まれ変わるアプローチ。
あるジャンルで成果を出して、周りから「◯◯の人」と認知され始めた頃に、急に全てを放り出して別のことに没頭するスタイル。
僕の友人では、ブロガー→ラッパー→画家と肩書きを転々と変えるミヤハヤさんの顔が浮かびました。
マルチ・ポテンシャライトの働き方について、もっと詳しく知りたい方はマルチ・ポテンシャライトの書籍をどうぞ。
2、僕のマルチ・ポテンシャライト性について
もしあなたが、数年という単位でこのブログを読んでくれていたり、僕のことを知っていたらここまで読んで
「マルチ・ポテンシャライト、めちゃくちゃその通りだね!」
と言ってくれると思います。
「いろんなことに興味を持つ」
「全てをやりたがる」
「上達するのも割と早い」
「すぐに飽きて別のことを始める」
というマルチ・ポテンシャライトの性質と、自分の性質がマッチしすぎています。
僕は2019年1〜2月にはYouTubeとTikTok(Mr.フジック)をがんばってみたり、
2018年後半には「せやろがいお兄さん」の動画を撮影してみたり。
そのほかにも
「プロゲーマーになる!」
「世界一周する!」
「モデルする!→ぱくたそ
「ファンクラブ作る!」
「仮想通貨だ!FXだ!」
「360度カメラだ!」
「英語だ!中国語だ!フランス語だ!」
「イケメンだ!」
「ラジオ配信だ!」
「電子書籍だ!」
「ダイエットだ!」
「ガジェットだ!」
・・・
などなど、様々なことに関心を持ってきました。
ブログに書いたことだけでこれなので、実際はもっともっと多くのことに興味を持って、探求し、飽きています。
上は、今までに行なった活動ですが、他にも考え方にもその性質があります。
自分でも
「マジであほなのかな」
と思うんですが、
例えば「習慣はすごく大切だよ」と書かれた本を読むとします。
すると、読みながらすごく興奮して
「うぉぉぉー!習慣てすごい大切だなー!」
「もっと勉強したいなー!」
「みんなにもこれを広めたいなー!」
「よしっ!習慣化の専門家になろう!」
と、本気で思うんです。
そこから、実際にそのジャンルの本を爆買いして読みまくることもあるんですが、だいたい数日くらい経つと
「やっぱりやり抜く力って大切だよなー!」
と思ってるのが、僕なのです。自分で疲れます。
意識の高い本だけじゃなく、あるときは
「炭酸水ってマジで美味しいし、これからもまだまだ流行るから、炭酸水の専門家になろうかなー!マツコの知らない世界に出れるかもー!」
「開脚ってメチャ流行ってるし、おれもできるし、開脚の専門家目指そうかなー!?」
と、毎日毎日思ってるのです。マジです。
その中で、本気で「ダイエット(糖質制限)」にハマって、実際に書籍出版もできたのはいい思い出ですが、残念ながら「糖質制限の専門家」にはなれませんでした。
このような僕の性質を全て「マルチ・ポテンシャライト」の一言で片付けるつもりはないですし、著者も「マルチ・ポテンシャライト」という言葉を使おうが使わまいが、他の言葉を開発しようが構わない。と言ってくれています。
それでも僕は自分のこんな性質が
「それほど珍しいものでもない」
「似た性質を持つ人は多くいる」
「メリットもある」
と知ることで、めちゃくちゃ救われました。
もちろん、このような性質はひとつのことを追求している人より不利な点は多いし、
誤解も受けやすいし、
自分の怠惰や根気不足という面も少なからずあるでしょう。
しかしまだまだ続くこの人生、一生付き合う自分の性質を知れたことは大きな人生の前進でした。
3、マルチ・ポテンシャライト性を踏まえた今後の人生、活動。
今まで、ブロガー、インフルエンサー業をするにあたって「◯◯の専門家」になる必要性をずっと感じ、ひとつのジャンルに尖ることを強制されているような気がしていましたが、そんなプレッシャーからは開放です。(あえて言うなら、マルチ・ポテンシャライトの専門家?)
これからは、自分の持つ
「多くのことに興味を持つ」
「それらに飛び込み、マスターするのも早い」
「すぐに飽きて、次のことを探し始める」
という性質をちゃんと理解し、活用しながら生きていきたいと思います。
具体的には、2種類のことに力を注ぐつもりです。
●自分がハマってる様々な活動の様子を発信し、それを楽しんでもらう
●自分と似た性質を持つ人に、自己肯定感をあげてもらう
以前、「マルチ・ポテンシャライトとは◯◯で、こういうことをすると幸せになれて・・・」
という発信を少しだけしてたんですが、全然シックリきませんでした。
なので、素直に自分がその時にハマってることを全力で発信することで(時には複数同時にハマってる)、そのことを楽しんでもらえれば、まずはオッケーかなと!
それに加えて、そんな僕の姿を見て、似た性質のマルチ・ポテンシャライト性を持ってる人が「自分も飽きちゃうけど、それでもいいんだ」と自己肯定感をあげるきっかけになってくれれば、それで人生生きる意味あるんじゃね?と思っております。
ちなみに「マルチ・ポテンシャライト」の書籍の原題は「HOW TO BE EVERYTHING(全てになる方法)」
で、最高にかっこいい。
「なにか」にはなれなかったので、その代わりに「全て」になろうとする人たちのための本。
ということで、発信の媒体は基本的にはツイッターとこのブログ、フェイスブックやインスタにも軽くブログ更新情報は流します。
YouTube、TikTokはいまは休憩!また別のコンテンツをいずれ作ります。
特にメインで活動してるツイッターには、月ごとにハマってることをプロフィールに書いていきます。
ということで、こんな感じでやっていきますので、今後もどうぞよろしくお願いします。
またのお越しを、お待ちしております!
「いいじゃん!」
「私もマルチ・ポテンシャライト!」
という人は、記事をシェアしてくれてもいいんだぜ!
この件についての本を書きました!
[…] 「多くのことに興味を持って、すぐ飽きる」僕が『マルチ・ポテンシャライト』に出会って救われた話。 […]
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