[公開日]2018/02/10
[更新日]2019/08/20

5年の時を経て、クラッシュオブクランのプロゲーマーを目指すことにしました!

いらっしゃいませ!ふじさわです。
突然も突然なんですが、

プロゲーマーを目指そうかと思ってます。

競技は、スマホゲームの「クラッシュオブクラン」です。

Clash of Clans
クラッシュ・オブ・クラン (Clash of Clans)
クラッシュ・オブ・クラン (Clash of Clans)
開発元:Supercell
無料
posted with アプリーチ
 
 
 
 
 
 

先日、プロゲーマー×プロブロガーとして活躍されているキャプテンジャックさん(@CaptainJack)とお会いしました。
ジャックさんのブログ

そこで、プロゲーマーのこと、プロブロガーとの相性が抜群なこと、ゲームの種類についてなどいろいろ聞いて

「自分が次に進むべきはこっちなのでは!?」

と思った次第であります。
ジャックさんのブログを読んでプロゲーマーについての知識はあったのですが、直接話を聞いて吹っ飛びました。

今回のこの決断は、いろいろな要素が混ざり合ってるのでひとつずつ説明しようと思います。

2、前提条件

前提条件①たかがゲームでしょ!?いえ。eスポーツです。

そもそも「プロゲーマー」という言い方をしてしまうと

ゲームとかwww子供のすることwww

と思われがちです。
僕もそう思ってました。

しかしいまは「eスポーツ(イースポーツ)」と呼ばれ、スポーツの一種と捉えらるようになりつつあるとのこと。

 

ふじさわ
ただゲームしてるだけで、世の中に対して何も生産してない人が、お金もらえるなんて不思議です。

 

ジャックさん
プロ野球選手もプロサッカー選手もおんなじやん。

と言われ、まんまと
「ハッ!ほんまや!」
と納得してしまいました。

野球選手もサッカー選手も、世の中に何も生み出してね〜。だけど人気者だしお金持ちの人もいる〜。

けど確かになんらかの「価値」を生み出しているからこそお金がもらえて、知名度も上がります。
具体的には、白熱したスポーツを観るために集まる観客がいて、そこに広告を出すスポンサーがいることでプロスポーツ選手は成り立ちます。

ゲームも野球も、本質的には同じ、ただの遊び。
ただ、熱狂して観戦する観客やスポンサーの有無だけ。

言い換えれば、歴史があるか無いかの違いだけ。
そしてeスポーツはこれからグイグイ伸びて、メジャーになっていくだろうと言われています。

前提条件②これからeスポーツはガンガンくる①海外はすごい

東京ゲームショウ クラッシュオブクラン

写真は、東京ゲームショウ2015のクラクラブースに参加したときのです。

日本では、ゲームのためのイベントは「オタクのもの」という認識がある気がしますが、海外ではeスポーツはもっとメジャーです。
eスポーツのチャンピオンは、プロ野球選手やプロサッカー選手のように、CMに起用されたり、アナウンサーと結婚したりと社会的な地位もあります。

これから日本でも、海外のようにeスポーツの地位が大きくなるかはわかりません。
しかしわざわざ国内に止まる必要もなく、僕が挑戦しようとしている「クラクラ」は世界中にプレイヤーがいます。

クラクラのダウンロード数は1億を余裕で超えてます。そのうちの5分の1がちゃんとプレイしてるとしても2000万人。
野球の競技人口は、世界中で3000万人です。

これだけ見ても、実際のスポーツとeスポーツの境界線はなくなりつつあるように思います。

前提条件③これからeスポーツはガンガンくる②AIとBIがヒマ時間をつくる。

AIは、人工知能です。いわゆるロボット。
BIは、ベーシックインカムです。国民みんなに、毎月生きてけるだけのお金を配布しますよ〜という社会保証的なシステム。

人工知能の方は、みんななんとなく感じてると思います。厳密なAIの定義は今は触れませんが、僕らの仕事をドンドンロボットが代わりにこなしてくれるようになります。

ベーシックインカムは、どこまで実装されるか、なにが変わるかはハッキリわかりませんが、今後10年、20年で考えると「普通に生きるコストがドンドン下がる」ことは自明の理です。ほとんどの生産活動はAIがしてくれるので日用品や食料の単価は下がり、コンテンツの価格も下がる。

そこに、政府からか、Amazonやグーグルのような大企業からか、毎月生きていけるだけの金品が支給される未来がこないとは限りません。「みんな、週に2日しか働かないでもいい」という未来がくるやもしれません。ムダな労働、超多いしね。

そんな未来が来た時、多くの人は「することがなくなる」わけです。生存のための活動をしなくていいので。
その時に今以上に注目を浴びるのは、エンターテイメントの分野です。

正直、この辺りはまだちゃんと説明しきれないので、ジャックさんのブログに詳しく書いてます。
プロゲーマー志望の僕の、『AI + ベーシックインカム』時代における人生戦略

前提条件④僕はクラッシュオブクランを5年プレイしてる。

clash of clans coc クラクラ

僕が挑戦しようとしてるゲーム「クラッシュオブクラン」は、結構有名なゲームなのですが、僕はもう5年プレイしてます。

一番最初に書いた記事はこちら。
戦士や魔法使いのゲームなんて時代遅れ!?だけどクラン作成しました。
なんと2013年8月の記事。

これ以後もクラクラ記事は多数更新し、メンバー募集も行いました。
当時はたくさんの人が僕のクラン(チーム)に入ってくれて、リミットの50人では収まらず、派生クラン(セカンドクラン)ができ、合計100人のチームになりました。
それでも収まらず、3つ目(サードクラン)のクランが生まれ、一時期は130人くらいの規模のチームになりました。

というのも、僕の記事が「クラクラ 最強」「クラクラ 防衛」などのグーグル検索でかなり長い間1位だったので、ひとがドンドン流れこんできました。この記事ね。
ついに発見された最強の防衛「アロー型」を解説。

この「アロー型」というのが、ある種ひとつの定型みたいになってゲーム内で使われたり、ゲーム実況系のyoutuberに話題にされたりと盛り上がり、少しだけ、クラクラ界で存在感を持てました。

そのことを思い出させてくれた出来事が、つい先日起こりました。
ツイッター内でクラクラ関係のアカウントにリプライしたら当時のことを覚えてくれている方がいて、不覚にも涙が出そうになりました。

 

「元祖クラクラブログ」

と言っていただけた。このツイートしてくれた方は、「クラクラ攻略する人される人」という強力ブログを運営してる方なので、太鼓判をいただいたみたいで嬉しい。

僕はクラクラ関連の記事の更新はもうほとんどなくなって、年に1回のレベルです。
しかし相変わらずゲームは続けていて、1日に20回はログインします(マジで)。
インドでも、タイでもシンガポールでもハワイでも、電波が繋がる限りはログインしてプレイしていました。

僕のことをリアルに知る人であれば「またやってるわ」と思ってることでしょう。

前提条件⑤クラクラはeスポーツになろうとしてる。

で、さらに大事なことなのですが、クラッシュオブクランは明らかに「人気のスマホゲーム」から「eスポーツ」に昇華しようと努力しています。

というのも、eスポーツの企画、運営をする会社「ウェルプレイドリーグ」と提携して、クラクラの大会を開催してます。
クラクラ×ウェルプレイドリーグ大会ページ
ちゃんとルールを設けて、中継もして、時にはパブリックビューイングも用意してます。
ちなみにウェルプレイドリーグは、面白法人カヤックの子会社。

これのようにスマホゲームをeスポーツに昇華させるのは、ゲーム自体がチャチだとできないことです。
運要素が強すぎるゲームとか、やりこみ要素がないゲームだと、仮にも「スポーツ」と呼ばれるに値しません。ましてや、他人のゲームをパクったりパテントトロールしてるようでは夢にもeスポーツにはなりえません。

前提条件⑥奇跡の合致

で!

ここでお気づきかと思いますが、「僕が長い間プレイしてたゲーム」と、「eスポーツ化しようとしてるゲーム」が重なってるんですよね。こんなことある?

たまたま、僕がもうちょっとショボいゲームに5年間ハマってたら、それらはeスポーツではないので、プロゲーマーの夢を見ることすらできなかったでしょう。

前提条件⑦僕はいま、人生の目的を見失いかけてる

これ、けっこう大事なので7個目に書くようなことではないかもしれませんが、世界一周の夢がふわっと消えた今、僕は「自分の人生、どこを目指せばいいんだろう」状態です。
参考記事:プロブロガー(30)「自分のやりたいことがわかりません。」 

もちろん「お金持ちになりたい」「もっと面白いブログにしたい」「関わるひとを幸せにしたい」という漠然とした目標はありますが、なんかこう、カチッと「こうなりたい!」みたいなのがないんですよね。

そこで「クラクラのプロゲーマーになる」というのは、なかなかカチッとしてて、僕も楽しい、みんなも楽しいでいいかなーと思ってます。

「なんか楽しそう」
「ワクワクする」

という単純な感情で動いてます。

それに加えて、僕はブログや電子書籍を通じて「好きなことをして生きたらいいよ!」というメッセージをみんなに届けたいのですが、それって口で言われるより、僕が実際に好き放題やってる姿を見てもらった方が影響が大きいんですよね。

僕が100記事「好きなことをして生きよう」と記事を書くより、実際に僕がプロゲーマーみたいなわけのわからない方向に進む方が、メッセージはめちゃ届きやすいよね。

3、具体的なプロゲーマーへの道

ここまでが、僕が「プロゲーマーになる!」と言っている前提条件でした。
では具体的になにをするのか、みんなにどう影響するのかを書きます。

ウェルプレイドリーグ参加

具体的には、
「第2回ウェルプレイドリーグにエントリーします!」

クラクラは、2015年に「クラッシュコン」という世界大会がヘルシンキで行われていて、日本チームも参加してました。
それ以降も世界大会はいろいろ行われていて、それ以降は「CWL(Champion War Leage)」という世界大会が毎年行われています。

クラクラの国際大会「CWL」シーズン2開催!日本からは6クランが出場!

【クラクラ】徹底解説!知らない人も丸わかりの 2017 CWL ガイド
この世界大会についてわかりやすく解説してくれているブログがありました。(上の図の赤い丸は日本チーム)

ま、世界のことは置いといて!

とりあえず、日本で開催されている大会でチャンピオンにならないと、世界には到底届きません。

現在開催中のウェルプレイドリーグは、国内で選ばれた5クランで対戦されています。
今回はもう参加できないので、第2回のウェルプレイドリーグで、なんとしてでもこの5クランに食い込みたいと思っています。

その方法は、ウェルプレイドリーグアカウントに聞いたら、親切に教えてくれました。

「事前に行われる予選」とやらに出場し、ガンガン勝てば、本リーグに出られる!
本リーグで優勝とかすれば、世界大会への参加も見えてくる!

けど、予選の詳細はまだ出てない!ということです。

ちなみにクラクラの大会や対戦は、1対1ではなく、5対5などのチーム戦で行われます。
その点、僕は過去は130人を超えるチームを引っ張っていましたが、今でも僕のクランには39人のメンバーがいます。

このメンバーは、5年も僕と一緒にプレイしてるので、クラクラ愛が半端ない猛者ばかりだし、運営のかなりの部分を任せているので、感謝感謝です。

そしていざ大会出場となったら、既存メンバー、過去に同じクランだったメンバー、あるいはこの記事を見て初めて加入してくれるメンバー含めて「本当に強いチーム」を編成する所存であります。いま残ってくれている39人のメンバーには感謝だけど、大会でガチで戦うってなったら話は別。実力で選ぶぜ。ということですな。

僕のクランについては、この記事にまとめてあるのでどうぞ。

みんなも観戦&応援してね!

ここまで読んで

「知らんがな」
「私には関係ない」

と思ったかもしれませんが、みんなも楽しむ方法があります。
それは、当日、本番に僕を応援する!ということです。

上に貼った動画は、第一回ウェルプレイドリーグのものです。
そもそもこの大会は全てオンラインで行われます。
その模様をyoutubeでリアルタイム実況してます。

実況は有名なクラクラyoutuberで、声にクセがありますがすぐに慣れますw

放送時間はだいたい90分くらいで、その間に10回の攻撃が行われます。
僕のクランの攻撃×5、敵の攻撃×5です。
もちろん、僕の攻撃×1です。

「そもそもルールがよくわからない」

と思うかもしれませんが、友達のスポーツの観戦って
「そんなもんじゃない?」

僕は学生時代にハンドボールをしてましたが、応援に来てくれた友達って「ルールわからないけど藤沢君がいるから来た」というパターンが多い。そうして観戦して、ルールをちょっとずつ理解していくわけです。

会場に直接来なくても、友達がスポーツの大会に出てて、中継放送されてたら見ますよね?それと同じ感覚で、僕が戦ってる姿をyoutubeの生中継で見て欲しいわけです。

もちろんyoutubeなので、自宅でも電車の中でも見れるので嬉しいよね。
パブリックビューイングもたまにはあるみたいだけど、それはそのとき。

ということで、このブログの読者、及び僕の友人は、
「僕の試合に応援に行く」
という楽しみがひとつ増えたことになりますオッケーーーイ!

今後の活動

とは言っても、急に大したことはしません。
第2回ウェルプレイドリーグの詳細が発表されるまでは動けないので、ひたすらクラクラの練習&研究あるのみです。

もちろん、今まで通りのプロブロガーとしての活動は全て続けます。むしろ帰国したので今までよりがんばるぞい。
ふじさわブログのコンテンツにプロゲーマー記事が追加されるだけです。

スポンサーの募集

「プロゲーマー」になるということは、必然的にスポンサーと提携する必要があります。
「プロ」を名乗るわけですから、クラクラのリーグを勝ち抜くと同時に、そこからの収益も得たいと思っています。

しかし僕は、クラクラにおいてはまだまだ有名でも最強でもありません。

冒頭で紹介したジャックさんは、公式ではないとはいえ元スマブラDX世界王者なのですが、僕はというとまだまだ野良プレイヤーの一人です。ブログはまぁまぁ有名かもしれないが。
ガチのプレイヤーはゴロゴロいるので、正直、第2回ウェルプレイドリーグの予選を勝ち抜いて本リーグに参加できるかどうかも未定です。

ということで、今日の記事は以上です。

先週くらいから、クラクラを数年振りにガチで特訓してるんですが
「楽しい」
の一言につきます。

数年間惰性でプレイしてたので、久しぶりに研究して練習し、メンバーとコミュニケーションするのが楽しくて仕方ないです。
そんなクラクラは、今から初めても全然遅くないですよ!
スマホがあれば誰でもできます。

クラッシュ・オブ・クラン (Clash of Clans)
クラッシュ・オブ・クラン (Clash of Clans)
開発元:Supercell
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ーーー追記ーーー

この記事公開後、一時間もせず「ウェルプレイドリーグ」の実況をされている「けいすけ」さんから引用リツイートをいただきました。

嬉しい!
一緒にクラクラを盛り上げていきましょう!
そして首を洗ってまっていてください!

さらに、ウェルプレイドリーグさんのツイッターでも見つけてもらえました!
これから、プロブロガーがかきまわしますよー!

ーーー追記ここまでーーー

 

ーーーさらに追記2019.4.25ーーー

これからどうなったのか、こちらの記事に全部書きました。どうぞ。

「クラクラのプロゲーマーになります」宣言から一ヶ月半。どうなったか全部書くよ。

そして、クラッシュオブクランは事実上引退しました。
自分のクランのリーダーもゆずり、クランから外れました。ひとつの歴史が終わった。

ーーーさらに追記ここまでーーー

またのお越しを、お待ちしております!

 

4 件のコメント

  • ふじさわリーダーのブログでクラクラの記事がまた読めて嬉しいです!
    こんな形で話題にのぼるとは思いませんでしたが(笑)
    陰ながら応援してます^ ^