iPhoneをZenfone（ゼンフォン）に変えたからレポートするよ。iPhoneやっぱ好きだよね。

１、Zenfone（ゼンフォン）ってなんだ！？

↑これが僕と全く同じ機種。

iPhone4、iPhone5。右端がZenfone。

↑で、大きさはこのくらい。

で、引っ越し祝いに載せてたらこのケースも頂いたので、重宝しております。裏っかわにスイカ入れて、ピッしてます。うーん便利。

Zenfone(ゼンフォン）というのは今までは名前を聞いたことはあったけど、ドコモ店員時代は全く知らなかった。
ASUSっていう台湾のメーカーが作ってるスマホで、シリーズものでZenfone 1とかZenfone 2とかあって、僕のはどうやらZenfone5。

ちなみにASUSというメーカー名は「エイスース」と読みます。僕の友人はみんな「アサス」とか「アスース」とか読んでた。みんな間違えるのは仕方ないのよー。こういう報道発表されるくらいだから。3年も前にこの記事を一瞬読んでただけで、何人にもドヤ顔できた。

「ASUS」読み方論争に決着　「エイスース」に統一　2012.9.28.

で、Zenfoneに戻りますが、格安SIM会社で選べるスマホの中でも、かなりメジャー。
きっとみんなのうち「私、格安SIMにして、スマホも新しく買う！」となった場合、3人に1人くらいはZenfoneデビューすることになりそう。

Zenfoneのスペックは、ROMが何GBでー。CPUがどうでー。というのはもう書きません。意味ない。そこが気になる方は、ASUSのホームページへGO。

どんなスマホかというと、

「iPhone6とおなじくらいの大きさのAndroidのスマホだよ。」
ってことです。

２、使用感と友人の感想。

で、僕が2週間ほど使ってみての感想ですが、
「もう全然、iPhoneと同じように使える」です。

友人に貸してちょこちょこいじってもらっても。

「iPhoneと同じくらいヌルヌルに動くね。」
「思ったより全然サクサク」

という感想をもらいました。
他にも

「軽っ！！」

と言われるほど、確かにiPhoneより軽い。調べてみるとZenfoneが145g。iPhone5が112g。
ふむふむ・・・って、Zenfoneのが重いやん。その友人はiPhone5ユーザーなのでiPhone5と比べてのことだと思うんけど・・・。

ということで手元で2つの機種を持ってみると。
確かにZenfoneの方が軽く感じる。きっとこれは「大きさの割に軽いね。」ということですな。見た目が5インチの画面で、見た目のボリュームあるのに軽いのは確か。iPhoneはギュッと詰まってる感じ。
しかし同じようなサイズのiPhone6だって128g。

つまりZenfoneは実際の質量は重いんだけど、持つと軽く感じる。
という魔法のような機種ですね。なんじゃそら。

で、偶然にも身近に2人もZenfoneユーザーがいたのでいろいろ聞いてみた。というかこのうちの一人が使ってるのを見て、触らせてもらえたから僕もZenfoneにしたんだけども。
2人とも、そして僕も、ほぼ同じ意見。その意見をまとめるて4つのポイントにしました。

●iPhoneより安くて助かる。
Zenfoneの価格は、上にAmazonリンク貼ったように、2万円代から3万円前半。iPhoneは中古でも4万円するし、新品だと6万、8万はいく。
これは素直に嬉しいし、価格が半分だから性能も半分というのではなく、性能は同等なんだから、誰だって嬉しい。家計に嬉しい。嫁さんニコニコ（僕はいないけど）。

●操作とかは全く不便ない。
冒頭に書いたように、iPhoneと同じように滑らかに動き、フリーズや再起動もなく、不便なく使えます。

ただもちろん、iosとAndroidというOSが変わった変化はメチャクチャあります。
基本的な操作がガラッと変わるのは仕方ありません。もちろんタップとかフリックとかは変わらんけど、ホント細かい部分がいろいろ違う。
「なんでアプリの画面が2個あるの？」とか、「ウィジェットってなに？」とか。
それを含めて、「イチから操作を覚え直そう」というある程度の熱意はないと、機種変更するノリで変えたのでは、最初の操作には戸惑います。まぁそれも1週間くらいの話だと思うけど。

けどそれも大丈夫。iPhoneを使ってたみんなは、「ガラケー→スマホ」という大きな波を乗り越えたのだから、いまさら「ios→Android」に変わるくらいの波は、目をつぶってても乗り越えられる。

●片手での操作は、iPhoneのがよかった。
ホントこれ。iPhone5までを、片手でスラスラ〜と使えたのが今では懐かしい。Zenfoneは片手ではかなり緊張しないと使えないし、いまはケースも付けたのでほぼ不可能。僕はiPad使うし、スマホ使う機会が減ってるのでそれでもいいけど、やっぱり片手で完璧に操作できるiPhoneは魅力。

●画面が大きいのは、いい。
片手操作と対を成すのがこの要素。人間には、一度便利なものを使うともうもとに戻れない、という性質があって、スマホの画面も「一度大きくなると、戻れない」という性質があるようです。もちろんこれはホントに戻れないわけでなく、戻るのに強烈な抵抗がある、という意味です。

画面が大きいのはいいことです。ネットするにも、LINEするにも動画見るにもFacebook見るにも。一度に目に入ってくる情報が多いのは本能的な快感です。
「片手で操作できるスマホがいい」と言われながらもスマホの大画面化がドンドン進むのは、ここいらに原因がありそうです。

いまも僕は、iPhone5に戻って片手サクサク操作をしたいかと言われたらそうしたいですが、それよりは5インチの大きな見やすい画面をとるでしょう。

３、それでもiPhoneが好き。

えー、iPhoneユーザーのあなたが、ここまで片目を閉じて読んでいたことは知っています。

「いや、おれはiPhoneが好きだから関係ない。」
とドヤ顔で言う何人かの友人の顔が目に浮かびます。

それもそのはず。iPhoneという商品がここまで社会的なムーブメントになったのは、単純にサクサクだからとか軽いからとか片手で使いやすいからとかそういうことじゃぁありません。

スティーブ・ジョブズという大人物がいて、Appleという神にも等しい組織がいて。
彼らのこだわりとセンス、「世界を変えたい」という強烈なポリシーを基に生み出されたインパクト。

その「インパクト」こそがiPhoneであり、それに伴って女子高生からオヤジまで持つようになり、スマホ＝iPhoneとなり、オシャレなファッションアイテムになった。
「インパクト」と「ファッション」こそがiPhoneであり、例えiPhoneよりもずっと性能がいいスマホが出てきても、インパクトとファッションのおかげで、iPhoneはiPhoneであり続けます。

これ即ち全ての「ブランド」に対して言えることで、グッチのカバンにはグッチのマークが着いてるから人気だし高い。アディダスにはアディダスの・・・と、全てのブランドにとって言えることなので、全く異常事態ではありません。
ブランドに対して金を払うのは今日の世界ではごく一般的な事で、例えiPhoneが同等の機能のスマホの2倍の価格でも、全く不思議ではありません。スマホなんてまだかわいい方で、Tシャツなんかはブランドってだけで何十倍の価格をフツーにつける。キンキの堂本光一くんがブランドのTシャツに対して「Tシャツで1万円！？布だぜっ！？」という発言をしたのにはスッキリしました。

で、「iPhoneはブランド」で終わらせる前にあとひとつ伝えておくことがあります。

2〜3年前はiPhoneはブランドだけでなく、他のスマホを圧倒するだけの使いやすさ、滑らかさ、安定性が確かにありました。つまり、ブランドが象徴としてだけでなく、品質的にもiPhoneは他のスマホを圧倒するだけの高さを持っていました。

しかし2015年となった今では、他のスマホの機能がiPhoneに追いついてきて、iPhoneがその品質の優位性を保てなくなり、ブランド＝象徴としての力がメインになったよね、ということはぜひご理解ください。

僕はというと、ジョブズやAppleの放つストーリー性はもちろん大好きです。だからこうしてブログまで書いてるわけですから。しかしスマホはZenfoneになりました。それでも耐えられているのは、iPad miniとMac book airを使っているから、まだなんとか「ジョブズを裏切ったわけじゃない」みたいな変なセーフティネットを持ててるようです。あーどうでもいい。

ということで今日の記事は以上です。

まとめると「Zenfone、普通にいいよ。iPhoneはやっぱかっこいいよね。」
です。

もっともっとiPhoneとAndroidについて知りたい方はこちらをどうぞ→
格安スマホレクイエム第2話「沈黙のAndroid、誘惑のiPhone」

iPhone6に機種変更しました→
iPhoneSEについて、Zenfone5をiPhone6に機種変して考える。

iPhone8に関する記事→
iPhone8、iPhone8plus、iPhoneXを買うくらいならこれを買え！な最近買ったものリスト。

またのお越しを、お待ちしております！