ひとつ前の記事に多くのコメントを頂きました。
→■10代、20代でまだガラケー持ちの方が、両親を説得するための参考記事。インターネット、しよっ!
それぞれに事情と状況があり、まるで社会の縮図を観ているようでした。イイスギイイスギ
ひとつの大きな焦点は「ネットは危険だから子供にスマホ持たせるのは心配」です。
そして「ネットが危険」=「出会い系、アダルトサイトが危険」です。
今日はこのうちの「出会い系」に焦点を絞って、危険を避けるためのテクニカルな方法を紹介します。
目次からどうぞ。
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1、ネットで出会いを求めるのは自然な行為。
2、出会い系のアフィリエイトの存在をしろう。
3、google画像検索でさくらを見破ろう!
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1、ネットで出会いを求めるのは自然な行為。
今日の記事を書くにあたって、「出会い系サイト」そのものは否定しません。
僕の出会い系サイト遍歴と、出会い系サイトの危険についてはこちらの記事に書いてます。
このように危険もいっぱいな出会い系サイトですが、アメリカでは出会い系サイトでパートナーを探すのは普通の行為のようです。
その信憑性のある情報がこちら。→【世界の出会い系】海外のユニークすぎる恋活・婚活サイトトップ20
「獄中女子ドットコム」
「ブサイク専用出会いサイト」
などなど、ものすごくニッチな使用者向けのサイトがいっぱいあるようです。
ニッチでも運営ができているということは、その市場自体が大きいということです。
日本ではまだまだここまでニッチなサイトはありません。
そしてインターネットの性質上、「自分と共通の価値観のひとや自分とピッタリの相手を見つけやすい」というメリットがあります。
「iPhone愛用中・元ドコモ店員のブログ」なんてわけのわからないブログでもこうして運営できているのも、インターネットのおかげです。
共通の価値観を持った他人を見つけるのがものすごくスムーズなのです。
そんなインターネットにおいて、
男女がお互いのパートナーを見つける、という行為は、ごく自然なことです。
「ネットで男女がパートナーを探す」行為自体が自然でも、
日本では危険な犯罪やトラブルが多いことは、事実です。
2、出会い系のアフィリエイトの存在を知ろう。
危険を避けるために大事なポイントはいっぱいありますが、僕が最高だと思う対策をふたつ紹介します。
ひとつめは出会い系のアフィリエイトの存在を知ろう。です。
「アフィリエイト」というのは、誰かが誰かを紹介してお金を稼ぐ、というシステムのことです。
これを知っているだけで、かなりの危険に対してアラームが鳴らせます。
例えばここにメルパラという出会い系サイトがあります。
このサイトを進んでいくと・・・
このサイトを使っているひとなら誰でも、友人をこのサイトに紹介して登録させると、報酬がもらえるのです。
だいたい一件1000〜5000円。
僕の知る限り、かなりの数の出会い系サイトで、このアフィリエイトシステムは使われています。
それ自体はなんら悪いことではありません。
利用者の数が多いほど、その出会い系サイトは価値が上がりますから。
このことを見て、ふたつの謎が解けます。
●Facebookやmixiでいまだに送られてくる迷惑メッセージ
「あなたともっと親密になりたい。私、ここで連絡とれないので、よかったらこっちのサイトで連絡とりあいませんか?→http://●●●.com」
の謎が解けました。
誰かがホイホイ登録するだけで、そのひとにチャリーンです。
●2chでたまに見かけるこういう記事
「出会い系ですんごいおいしい思いした
↓
先週は27歳のOL、昨日は女子大生。今日もいまから受付嬢だー。
↓
出会い系ってカンタンに出会えるんだなー。
↓
出会えたサイトはここだよ→http://●●●.com」
誰かが興味本位で登録しただけで、その書いたひとにチャリーンです。
んなアホな。事実です。
もちろん書く側も少しずつ文章を変えたり、シチュエーションを変えたり。
見せ方を変えてはいますが、ネット上で出会い系サイトへのURLが載っていれば、それはほぼチャリーンです。
出会い系が悪い訳でも、
アフィリエイトが悪いわけでも、
体験談が悪いわけでもありません。
ただ、アフィリエイトシステムがあることによって、夢のように理想的なウソの体験談を語って、アフィリエイトに誘導するやり方がある、というのはどうぞ知っておいてください。
3、google画像検索でさくらを見破ろう!
さて。出会い系サイトであなたが出会おうとしたとしましょう。
あるいはあなたの息子さんが(出会い系を利用してることを教えてくれる親子関係があればそれは貴重ですね)。
出会い系サイトの危険はほぼ「サクラ」のせいです。
「サクラ」は「偽物」で、あの手この手を使って僕たちからお金をむしりとろうとします。
これについては以前の記事でも詳しく書いています。僕はサクラのバイトをしていたこともあります。
サクラの完璧な見分け方はありません。
相手も頭を使ってますから、イタチごっこです。
そこで、現地点でかなり高い確率で見分けることができる方法を紹介します。
例えばこの方。
ふむふむ。お顔を隠してるけど、どうかなぁ・・・。と思うとします。
ここで、彼女の写真の上にアイコンを置いて、右クリックを押してメニューを開きます。
すると「この画像をGoogleで検索」という項目が。
これを押してみましょう。
このように、画像でも検索がかけれるのです。
顔が全て見えていればもちろんわかりますし、今回のように顔の一部を隠していてもかなりの確率でわかります。
とある出会い系サイトを調べてみると、乃木坂46の白石まいちゃんや、熟女系で杉本彩さんの写真が、
そのまま使われたり、顔が切れたり、目に線を入れたりして使われてます。他にも中国人のアイドルや、グラビアアイドル、芸能人 etc…
ザッと調べた感じ、10人に1〜4人くらいは、芸能人やグラビアアイドルの写真を使っています。
その芸能人が出会い系をしていればウホホイなのですがその可能性は否定しましょう。
パソコンでしかできない技なので、スマホでやってるときは画像を保存して自分のgmailにメールで送ってパソコンで操作しましょう。
以上のふたつの技を紹介しました。
これをみなさんに薦めてるわけでなく、お子さんなどに「こういうやり方もあるらしいよ」とさりげなく伝えておけば、つまらないサイトにひっかかる可能性が下がるでしょう。
ティーンエイジャーはみんなムラムラしてるので、こういう冷静な対策をひとつずつでもストックしておくことが大事です。
このふたつで全部の危険サイトから守れる!ということはもちろんないのですが、
現時点で僕が最高と思える防衛知識をシェアしました。
ということで今日の記事は以上です。
またのお越しを、お待ちしています!