スマホ依存、ながらスマホ、リアルコミュニケーションの損失の問題は、とても一言では言い表せられない。

大雪と都知事選で、バタバタとした週末でした。
今日はスパーンと綺麗に晴れて、雪も溶けだしてよかったよかったです。

スマホ依存、ながらスマホ、そしてリアルコミュニケーションの損失。その周辺についていろいろ書いてみます。

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目次
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１、ネット上では時間の奪い合いがされております。
２、時間の行き先
３、ネットの方がジャンク情報が多い。

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１、ネット上では時間の奪い合いがされてるのよ。

まずは大前提です。

渋谷や池袋を歩くと。
あるいはイオンなどのショッピングモールを歩くと、

「何%OFF！」「いまなら●●円引き！」
「いらっしゃいませ！どうぞみてって！」

と賑わっています。
これらはみんな、僕たちのサイフの中のお金を狙っています。
「お金の奪い合い」がされています。

しかしインターネット上では、「時間の奪い合い」がされています。
本質的にはお金の奪い合いなのですが、お金を奪う為に、まずは時間を奪ってきます。

そのページにいる時間が長ければ長いほど、広告のクリックをする可能性が高いのがひとつ。
そしてLINEのスタンプや、パズドラの魔法石。無料会員から有料会員のアップグレードなど。

たっぷり時間を使ってもらえば、課金してもらう可能性もあがるというのがもうひとつ。
なのでインターネット上では「時間の奪い合い」が起きてますよ。ということ。

これはイコールで「脳みその容量の奪い合い」と言ってもいいかもしれません。
一日のうち、どのくらいの時間、頭の中でそのことについて考えているか。
そんなことがインターネットを使って行われているわけであります。

 

２、時間の行き先

“奪う”というのは少し過激な表現を使いました。
実際には“費やす”という表現がいいのかな、と思います。
ここで、僕たちが時間を費やすことを、“大事”と“ジャンク”でザックリ分けてみました。

人間関係までこの尺度にあてはめるのは少し乱暴ではありますが、人間関係を築くための時間がゲームやSNSでとられていることが多いです。

“ジャンク”が悪というわけではないです。
誰だってハンバーガーにコーラは大好きだし、タバコもお酒もいい。
なんの役にもたたないけど、みちゃう動画。やっちゃうゲーム。

嗜好品は僕らの人生に彩りをくれます。
そして。

ジャンクな情報のなかから、ずっと大切にしたい大切ななにかに巡り会える可能性もあります。
けどその可能性は猛烈に低いので、どうせなら大事にするべきものを大事にしたいところです。

３、それ（スマホ）と結婚すれば？と言われないために。

なにを隠そう、今日の記事はイケダハヤトさんのこの記事に触発されたのです。
スマホの持つコミュニケーション上の課題：スマホを見ている人は、何をしているかわからない

僕も全くの同感です。
誰かと面と向かって話をしているときにスマホをポチポチされて気分がいいひとなんていません。

イケダハヤトさんは、例えばスマホで読書中であれば端末を外から見ても『読書中』と分かる表示にするとか、
イスとBluetoothで接続して、起動中のアプリをイスに表示させるとかという解決策を書いています。
「誰かのせいにするのではなく、システムを変える」のが得意なイケダさんらしい発想だな、と思いました。

僕はけっこう誰かのせいにしちゃうタイプです（笑）
なので、上の表を見せて、
「あなたはいま、大事なものを無下に扱い、ジャンクな方に逃げているぞ」
と言いたくなります。いいませんが。

●ほとんどのジャンク情報は、「私は重要です」という見た目をしていますが、実際には重要度は低いです。
●ほとんどの大事な情報は、「私はありきたりです」という顔をして、実はものすごく大事です。

ジャンク情報は価値が低いので、その分、見た目を取り繕わないと相手にされないので、こうなるのです。

僕は友人と過ごす時間はマナーモードにしてカバンなどにしまいます。
これで、通知があっても気づきません。
もちろんお仕事の連絡が来る可能性がある方はこれはできませんが、1時間や2時間を争うような連絡や通知など、ほとんどありません。

家で家族と過ごす時間はこうもいきません。
ジャンクな情報に流れるのもある程度は仕方ないこともあります。

なので家の中では「僕らの時間は奪い合いにさらされている」という前提で過ごすのがポイントかな、と思います。

自分は「つまらないジャンク情報に負けず、家族との時間を大切にしよう。」と心がける。
そして家族がスマホに没頭してても怒っちゃダメです。

「あぁ。ジャンクな情報に流されちゃったな。」と、寛容になる方が、結果的には良い関係が築けると思います。
僕も昔、彼女がアングリーバードにハマってるときにケンカしましたが、いま思えば、もっと寛容になるべきだったと思ってます。

ジャンク情報に対しては、自分は気をつけて、他人には寛容に。が、ポイントかと思います。そしてそっとこの記事を読ませる（笑）

ではみなさんの、スマホやネットと、リアルな人間関係、生活が、素晴らしく両立しますように。

またのお越しを、お待ちしています！