事故物件に住んでみた話をしよう。東京の狛江市に賃貸で1年間住んだ話。

[2017.1.13更新]

いらっしゃいませ!
ふじさわです。

僕は、1年間事故物件(心理的瑕疵物件とも言う)に住んだことがあります。
2015〜2016年の間ですが、事故物件に住んでる間はブログにそのことは書けなかったし、周りにもほとんど言えませんでした。

しかしいまは事故物件からは引っ越して快適な部屋で暮らせているので、この機会に事故物件に住んでいた話をまとめようと思います。

目次からどうぞ。

目次


1、事故物件に住む前。
2、事故物件に足を踏み入れた。
3、事故物件に住んでみて。
4、事故物件を出るとき。


1、事故物件に住む前。

半年ぶりに日本の地を踏んだ僕。

あれは、2015年4月のことです。
僕は、東南アジア半年間の旅を終えて帰国しました。
4月だというの雪が降り、そんなこと想像もしてない僕は短パンでした。

半年の東南アジアの旅は最高に楽しかったけど、東京には家がない。
もちろん高知県には実家はありますが、実家に帰る気は最初からありません。

とりあえず友達の家に転がり込んで、新しく借りる物件を探していました。
Mくんあんときはほんとありがとう。

しかしいかんせん、弾丸でバックパッカーの旅に出て帰ってきたばかりだから、金がほとんどありません。
いまは手元に数万円しかないので、月末にグーグルから振り込まれる10数万円を頼りに家を借りるしかありません。火の車。

そのときの条件は

▶︎家賃は4万円以下
▶︎初期費用10万円以下

▶︎新宿まで30分
▶︎シェアハウスとかソーシャルアパートメントとかそういうのはイヤ

という感じでした。

それこそ「検索せぬならスマホは持つな」で、検索しまくりました。
しかし賃貸物件の情報は、どうやら検索するべき類の情報ではないようです。

ネットでは完全な情報は提供されていないので、なんとなく良さそうな不動産屋さんに突入することにしました。
その方が、圧倒的に効率が良さそうなので。

 

そして、中野区に行き、駅前にあるごく普通の不動産屋さんに足を運びました。

ふじさわ
「こういう条件で、なんとしても見つけてください!」

数週間前までインドやタイの血なまぐさい市場で戦っていた僕は、まだ日本の温度間に染まってはいませんでした。押しが強かった。

そんな僕の押しが良かったかはわかりませんが、そのときの不動産屋さんはとても「いいひと」でした。
家賃4万、初期費用10万、新宿まで30分て、やっぱりキツイ条件のようでしたが、それでも探してくれました。

出てくるのは

「風呂・トイレ共同」であることが当然で、
「駅から35分以上歩く」とか、
「4畳」とか、熾烈を極める条件ばかりが揃いました。

その中で、

不動産屋さん
ここなんですけど・・・

と言って差し出されたのは、狛江市(こまえし)の物件でした。

狛江市(こまえし)って言ってもほとんど伝わらないから「世田谷の隣」って言えばかっこつく。「川崎の隣」でもあるけどね。

▶︎風呂・トイレ別
▶︎6畳1K
▶︎駅から徒歩3分
▶︎新宿まで30分
▶︎家賃4万・初期費用応相談

という、この時点では良すぎる条件でした。

不動産屋さん
しかし、あの・・・

不動産屋さんは、すごく、すごく言いにくそうに口を開きました。

不動産屋さん
「ここ、事故しちゃってるんですよ・・・」

2、事故物件に足を踏み入れた。

その日のうちに、事故物件も含めて、何件かの物件を見て回ることになりました。
雨の強い日だった。ふたりで傘さしてさ。
なにもこんな日じゃなくていいだろって思った。

しかしどこの物件も、「ここには住めない・・・」と思うレベルでした。
やっぱり家賃4〜5万で新宿30分の物件は、キツイ。
トイレが和式で汚かったり、部屋全体が薄汚れてたり、狭すぎたり。

その日の最後に、事故物件も見に行きました。

不動産屋さん
ここが、例の・・・
ふじさわ
はい、了解です。
事故物件 不動産屋

一階。この部屋とは別に、キッチンの部屋がある。1K。

部屋はキレイ。バストイレ別。

この家賃帯だと、ユニットバスがついてても「マシ」なレベルです。
風呂かトイレのどちらかが共同で、マンション住民と同じものを使うことになるのが普通です。

しかしこの物件は、風呂とトイレが別という奇跡。
そして、駅から3分という好条件。

不動産屋さん
しかも、冷蔵庫洗濯機電子レンジもサービスで貸出します!
ふじさわ
えぇっ!?いいんですか?
不動産屋さん
はい。そうでもしないと、借り手がいないんですよ。
ふじさわ
そ、そういうことか・・・というか、人が死んでるんですよね?
不動産屋さん
はい。とは言っても、別に変な死に方ではありません。病死だったそうです。高齢の男性が。

これはとっても大きなポイントでした。
殺人や自殺と、病死の間には雲泥の差がある。

なにせ、人は誰だって必ず死ぬ。
そして僕、インドで
死体を燃やすとこ、見てきたばっかですから

とはいえ、不動産屋さんがボソッと

不動産屋さん
よしよし・・・ちゃんとこの部分はキレイに補修されてあるなぁ・・・
と、床の一角を見ていたときには、心に迷いが生まれました。床が変色するほどだったの・・・?
とはいえ、数々の好条件に揺さぶられた僕は、そのまま
ふじさわ
ここにします

と決めました。
とにかく、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジの存在は大きい。東南アジアに行くとき、そのほとんどを友人にあげて、ホントになにもなかったので。

それから数週間かけて、契約や審査を行いました。
保証会社を通した審査だったのですが、

印象的だったのは

保証会社
あの〜、ご存知かとは思いますが、この物件は、その〜・・・
ふじさわ
あ、知ってます大丈夫です。

というようなやりとりが、保証会社や大家さんなど、全ての関係者の口から出たことです。
みんな、事故物件の告知についてのトラブルに敏感になってるんだなと感じました。

いま調べてみると、「告知の必要性についての明確な基準はない」とのことですが、
どちらにせよ、トラブルになることをみんなが警戒してました。そらそうだよね。

初期費用は、ゴネにゴネて、不要なものは全部外してもらい、12万円くらいまで下がりました。
当初の予算はオーバーしましたが、なんとかしました。

3、事故物件に住んでみた

そしてトントン拍子に契約は進み、事故物件での生活が始まりました。

住んでみた感想としては、
「フツーの部屋となにも変わらない」です。

周りの部屋から生活音がしてうるさく感じることはありましたが、それは誰だって起こること。

遊びに来た友達には、面白半分で「この部屋、事故物件なんだよ」と伝えることもありましたが、それだけです。
男子との話のタネには持ってこいですが、女子のときは言いませんでした。当時の彼女にもこれは伝えることなく、この記事を読んで初めて知ったそうです。言ってた気がするんだけど・・・。

そして「事故物件に住んだ」という話をすると、決まって
「霊感があるか、ないか」
みたいな話にもなってきますが、そういう地に足のついてない話はここではしないことにします。

とにかく僕は、なにも普通と変わらない一年間を、その部屋で過ごしました。
家賃は安い、家電はある、駅まで近いしで、「お得」な時期でした。

唯一の不満点は、「日当たりの悪さ」でした。
一階にあるその部屋は、窓の目の前に建物が建っていて、ほとんど部屋に日は差しません。

事故物件 日当たり

いつか使うかもしれないと思って撮っといた写真。

一年のうち、最も日が差してこのレベルでした。15cm(笑)。

「太陽の光を浴びる」ことと健康についての関心がここ最近は高いのですが、部屋に光が入ってこないとホントダメです。
なんでもなくてもウツウツとした気分になっちゃうし、朝も起きれません。

結果、積極的に外出するようになりました。
自宅でパソコンでできる仕事なのに、わざわざカフェやファミレスに行って作業して、夜に自宅に戻る日々。

そのほかの条件を考えれば許容範囲でしたが、日当たりが悪いのは全くいただけませんでした。

 

4、事故物件を出るとき。

事故物件に入居したのは、2015年5月1日でした。
そして僕は神奈川県の平塚市に2016年5月1日から住んでいます。

ちょうど一年間、その部屋に住んだことになります。

事故物件

もう戻ることはないだろう・・・。

事故物件の契約は、「一年以上住んで、それ以降は解約金はかからない」という条件だったので、その通りに一年ピッタリででたことになりました。

新しい部屋は、日当たりも風通しも良くて、海も近くて最高に気に入ってます。
カフェやファミレスに行くことは減り、パソコン作業はほとんど自宅でしています。そうしたいのです!

結果的に人生のいろいろな部分が好転しています。

この経験から僕は

ふじさわ
住む部屋って、ひとの人生をメチャ変える。

というポリシーを持つことになりました。
そして、この事故物件の話も含んだ、
「引っ越しって人生にめちゃ影響を与えるよね」ということを書いた電子書籍も出版しています。
ぜひご一読をどうぞ。500円。読み放題も対応してます。

かなり評判いいです。

とりあえず僕は、「事故物件に住んだことあるよ」ということは、一生使える話のネタになったかな、という気持ちでございます。

敷金・礼金・前家賃ゼロ!?

ということで今日の記事は以上ですが、僕はこの事故物件を
初期費用12万円・家賃4万円で借りておりました。

これでもかなり安いんですが、世間にはもっともっと安く入居できる物件が多くあります。

敷金、礼金、前家賃が0の部屋特集レオパレス21でやっていたので、そこで探してみるのをおすすめしますよ!

では、またのお越しをお待ちしております!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ふじさわ

ブログでご飯を食べるようになってから4年目に入りました。 元ドコモ店員で、昔は「iPhone愛用中ドコモ店員」という名前でやってました。ノークレイジーノーライフ! 詳しいプロフィールはこちら