[公開日]2016/12/30
[更新日]2019/08/20

2016年に読んだ本から「みんなにも読んでほしい11冊」紹介しますよ。

いらっしゃいませ!
ふじさわです。

今年もあと1日と数時間です。
数日前に親しい友人と忘年会をして、そこで今年を振り返ったんですが、僕の今年の3大ニュースをあげるとすれば「引っ越し」「出版」「セミナーたくさんした」
という感じでした。

「12ヶ月連続で電子書籍を発売する」という目標も達成できて、なかなかいい一年でした。

12冊の電子書籍を書きましたが、よく本を読んだ年でもありました。
読んだ冊数はそれほど多くないのですが、その分、ジャンルが多岐にわたっているのが、今年の特徴でした。

いままでは
「成功する方法!」
「自由に生きる!」
「幸せな人生!」
という方面の本をメインで読んでいましたが、今年は、より具体的な、専門ジャンルの導入本をたくさん読みました。そのくらい、興味の幅が広がった一年でした。

ということで2016年に読んだ本から「みんなにも読んでほしい11冊」を紹介します!

とはいっても、ほんと「成功する!」みたいな自己啓発っぽい本て少なくて、それぞれのジャンルに特化したものが多いので、そのジャンルに興味あるひとにオススメしたいです。

11冊というのは偶然の数字で、アマゾンの購入履歴とFeBeの購入履歴と家の本棚を眺めて「これはみんなにも薦めたい!」と思ったのをピックアップしたらこの数字になりました。

では、どうぞ。

目次


1、みんなにも読んで欲しい11冊
・デザインの本
・SEOの本
・幸せになる本
・筋トレの本
・ネットリテラシーの本
・ファッションの本
・生き方の本
・話し方の本
・ちょっとエロい本
・ビジネスの本
・現代人へ
2、「いい本」の話。


1、みんなにも読んでほしい11冊

・デザインの本

「ノンデザイナーズ・デザインブック」

今年の1〜3月に電子書籍を発売し始めて、ブログのリニューアルとか考え出した時に
「デザインのこと、マジでなんもわからん!」と思いました。

もちろん僕がデザイナーほどの実力を身につける必要も時間もないけど、それでも最低限の知識は仕入れておかないと、ちょっとしたバナーとかボタンのデザインもぐちゃぐちゃではたまらん。と思って買ったのがこの本です。

タイトルの通り、「デザイナーじゃないひとのためのデザインの本」でした。ひとつひとつ丁寧に、わかりやすく解説してくれるので嬉しい。

めちゃ売れてる「なるほどデザイン」もよかったけど、僕にはこっちの方が刺さった。

・SEOの本

小説でわかる(かもしれない)SEO

「SEOについてもっとしっかり勉強せねば・・・」というのは、僕がずっと抱えている課題でして、SEO関連の本はちょこちょこ買ってます。

この本は「世の中の悪徳SEO業者ってどんなことしてるか」の実情がわかります。

この本を読んで得られるメリットは2つです。
・自分が悪徳SEO業者にひっかからなくなる
・友達が悪徳SEO業者に騙されそうなとき、アドバイスできる
です。

読み物としても面白かった。

 

・幸せになる本

「自分を不幸にしない13の習慣」

ダイレクト出版の販売ページへ

クリスマスにも紹介した本。最近は「無料の本をみんなに紹介する」というのがマイブームです。

自分が不幸に感じることって、そもそも意思の力でどうすることもできない。
「自分とは誰か」「自分にはどのくらい価値があるのか」というセルフイメージの存在が、毎日を不幸にするか、幸福にするかを決めてくれる、という話です。

無料キャンペーン(送料のみ)はまだ続いてるのでもらってしまってください。

・筋トレの本

「筋トレが最大のソリューションである」

・ネットリテラシーの本

「永江一石のネットが面白くてナニが悪い!」

前にも紹介した本。
僕がこうして毎日せっせとブログを書くひとつの理由に、「みんなに、情報弱者ではなく、情報強者になってほしい」という願いを込めてます。

だけど情報強者といってもいろいろあるし、究極は「検索せぬなら、スマホは持つな」なんですが、そのへんを詳しく丁寧に僕より何段階も上のレベルで書いてくれてるのが永江さんの本です。

大ボリュームだし300円代だしオススメ。

 

・ファッションの本

「服を着るならこんなふうに」

MBさんの「服を着るならこんなふうに」が完成度高すぎて泣けるレベル。

2016.08.24

なにを隠そう、オシャレ、ファッション本のバイブルです。

僕が少しずつオシャレになってるのはこの本の影響だし、なんなら「イケメンは、つくれる」という電子書籍が誕生したのも、この本の影響でした。

なんといってもマンガなので、優しく読めます。
全ダサ男子にプレゼントしたい本。

・生き方の本

「悩みどころと逃げどころ」

すごく2016年っぽい本。

現代人の「やりたいことやって生きたい」「だけど不安」という悩みに対して的確に打ち込んでくれたホームラン球です。

ブロガー界のレジェンド(だよね?)のちきりんさんと、プロゲーマーという奇特な肩書きの梅原さんの対談形式の本。
若者は読もう。

・話し方の本

「話し方入門」

・ちょっとエロい本

「光り輝くクズでありたい」

僕がなんとなく「ブロガーなんて仕事で、これからやってけるのかな・・・?」と不安に思ってた時に読んで、悩みが吹っ飛ばされたのがこの本です。

AV男優という職業でガンガンやってるしみけんさんの哲学を読むことで、「好きに生きていいんだ」と思えました。
世界にはいろんな仕事があるし、それぞれに向き不向きあるよね、とか。

途中にでてくる、まつこデラックスと電話で話したエピソードが、この本で一番アツいと思う。

・ビジネスの本

「インターネット・ビジネス・マニフェスト」

ダイレクト出版のプレゼントページへ

ここ最近でガンガン紹介して、ドバドバ買ってもらえてる本。
この本も無料でもらえるキャンペーン中なので、もらってください。送料だけ負担ね。

インターネットでビジネスをしてるひとって、「なんとなく」やってるひとが多いんです、マジで。僕とかその筆頭。

大きな会社で仕事をイチから教わってるわけじゃないので、とにかく良さそうなことに手当たり次第に手をつけてる感じになってる。それじゃいかん。しっかり体系立てた知識を得なきゃ。というひとにオススメしたい。

なにより、こんなデザインなのに読みやすいのが嬉しい。

・現代人へ

「自分の時間を取り戻そう」

2、「いい本」の話

電子書籍とはいえ12冊も本を書き、1冊の紙書籍を発売をして、わかったことがあります。

それは、世の中には、
クソみたいなペラペラな本と、愛が詰め込まれた人生のギフトのような本がある
ということです。

このことはみんな感覚で理解してるとは思うのですが、自分で本を書くようになって痛感しました。

ザックリとした数字で説明するとすると、
1しかない知識をカルピスのように薄めて薄めて10の文章にしたのか、
10の知識を10の文章にしたのか?
100の知識を、がんばって丁寧に10の文章に凝縮し、しかもわかりやすくしてくれているか?

これによって、本の価値には雲泥の差がでます。
1しかない知識を10に見せようとすると、著者の自慢話とか関係ない子供の頃の話とか著者の自慢話とかが入ったりして、読んでる方があくびをこらえるハメになります。そのまま読み終わらず本棚にしまわれ、「読みきれなかった」という謎の罪悪感を読者に強制します。

逆に、100の知識を10の文章につめこもうとすると、グシャグシャでわかりにくい本になりがちです。しかしそこで著者がグッとこらえて「わかりやすさ」にも気を配って作られた本は、最高です。
そんな本を読んだ読者は、脳が揺さぶられるような衝撃を受けます。新しい知識を吸収するとき、ひとの脳みそは喜び、興奮物質がでます!

そのくらい、丁寧に組み立てられ、読み手の利益を考えて、愛情込めて作られた本を読むのは、人生の喜びです。 そしてもちろん、上に紹介した11冊は全て、人生のギフトのような本ばかりです。

はずれなし。
どうぞ、年末年始の読書にどうぞ。

では、またのお越しをお待ちしております!