[公開日]2016/06/27
[更新日]2019/08/20

Kindle読み放題サービスは登録すべきか?コンテンツは◯◯放題と買い取りのどちらを選択すべきか?

いらっしゃいませ!
ふじさわです。

7月1日に発売される、僕の7冊目の電子書籍は、ふじさわブログ初の「記事のまとめ本」です。

ブログを書いてて電子書籍も出版してると「ブログ記事をまとめたりしてるんですか?」とよく聞かれるんですが、いままでの電子書籍で記事のまとめ本はありませんでした。フジザップはそんな感じだけど、あれは電子書籍ありきで記事を書いてたからちょっと違う。

3年分、600記事から厳選した数十記事と、それに対して、現在の僕のコメントが書かれたものになります。3年前と今で、僕も世の中も変化しているので、時間の流れを感じられるのが楽しいですよ。

では、今日の目次からどうぞ。

1、Kindle読み放題サービススタートか?

本日、文化通信から出たニュースです。
アマゾンジャパン、読み放題サービス8月開始へ

アマゾンから公式に発表されているわけではないのですが、「Kindle読み放題サービス」はアメリカでは2年前から始まってるので可能性高いでしょう。

月額980円を払うと、数万点、数十万点の電子書籍とオーディオブックが読み放題になるサービスです。

これを見ると、「すげぇっ!」と思った直後に、だいたいのひとは
「けど、読み放題にされても読む時間なんてない」と思うと思います。

それは至極まっとうな感覚で、ここ数年でネット上のコンテンツの「見放題」「読み放題」のサービスは増えてきてきます。それでモトがキッチリとれてるひとって少なそう。

わかりやすいのが映画で、HuluNetflixは、月額数百円から千円を払うことで、映画が見放題になります。それまでは、みんなせっせとTSUTAYAなりゲオでDVDを借りてきてました。

レンタルビデオ屋さんは旧作が1本100円で、新作が400円くらいするから、Huluは月額千円なので、新作を3本観ればもとがとれた。Netflixは600円なので、新作2本観ればお得になる計算。
とはいえ、家で月に3本の映画観るって、けっこうな映画好きのレベルだよね。

オーディオブックでもそれはあって、僕はいつもFeBeで買ってます。
しかし、去年くらいからAudible(オーディブル)が日本に上陸し、あろうことかアマゾンが買収して、アマゾンアカウントで手軽に利用できるようになっちゃった。そして、月額1500円でオーディオブックの聞き放題を始めてしまったので、FeBe民である僕たちはアワアワしちゃった。どっちにすればいいんやと。

FeBeでオーディオブックを購入すると、一冊1500円前後。ポイントとかを駆使しても800円くらいが普通。
そう考えると、オーディブルの月額1500円の聞き放題は、クリティカルなサービスといえます。オーディオブックは聴こうと思えば月に10本でも余裕で聞けるので、コスパ的にはオーディブル圧勝です。

そして今回の電子書籍
もし980円で読み放題サービスがでてくると、どうなるのか。
電子書籍は、一冊無料〜紙の本と同じく1500円くらいと、かなり幅がある。

それに仮にも「書籍」なので、一冊読みきるのに時間がかかり、普通は月に10冊も読めない。仮に3冊読んで、すべて1500円くらいの本だと読み放題の方がお得だけど、日替わりセールで100円のとかを買ってるひとだと、月に980円も払う価値はない。

2、◯◯放題と、買い取りのどっちがお得!?

と、早足で「映画」「オーディオブック」「電子書籍」の3ジャンルで
「〇〇放題」と「買い取り」を比較してきたわけだけども、いったいどっちがお得なの!?という話。

結論から言うと
「ライトユーザーは◯◯放題、ヘビーユーザーは買い取り」
ということになります。

まず、「買った商品が溜まっていく」というのが大きな違いです。

僕はいままでにFeBeでオーディオブックを100冊以上買ってるし、Kindledeも1000冊近く買いました。(コミックまとめ買いすると冊数増える)
これは、いつでも全てをみれるし、これから何年経ったあとでも、それら全てを無料で読めます。自分で買ってるんだから当然。

一方の◯◯放題を利用してると、数千点、数万点の商品を利用するためには、そのたびにお金を払わなきゃいけない。例えば超お気に入りの本があって、年に一回だけ読みたい場合も、それは自分の手元にないので、その一冊のために、月額料金を払わないといけない。あんまり効率的じゃない。

あとは
「流行をつかみやすい〇〇放題、コンテンツに思いっきり集中できる買い取り」

とも言えます。
このブログでも散々書いてるけど、映画でも本でも、ひとつひとつに小額でもお金を払った方が、内容に集中できます。

僕はHuluで映画見放題や、オーディブルで聞き放題もやったけど、どうも集中力に乏しくなる。
それよりは、映画はアマゾンで一本一本レンタルした方が「観るぞ!」という気になるし、オーディオブックは自分で買わないと集中できない。オーディオブックの定額聞き放題は、「定額だからできるだけいっぱい聴こう」と思っちゃって、内容が頭に入ってきにくくなる感じです。だから僕はFeBe使ってます。

とはいえ、◯◯放題サービスを使ってると、いまその会社が推したいコンテンツがグイグイ紹介されるので、世の流行をつかみやすい。
Netflix見てると、ここ数週間はトップにデカデカと「火花」の紹介がされるので、思わず一話だけ見てしまったw

Netflix 火花

一話だけ見たけど、小説も読みたくなった。

 

あと、
「あるなかから探す◯◯放題、欲しいのにアクセスする買い取り」

も、理解しておいた方がいい。

「〇〇放題」のサービスは、普通は買い取り分よりもラインナップがずっっっと少ない。
詳しいそれぞれのサービスの本数は調べればでるけど、ほとんど2〜5倍は違うと思う。

つまり、◯◯放題の場合は「無料の範囲内から、見たいのを見る」という消極的なスタイルになります。普通は「これがみたい!と思って、見る」ことの方が圧倒的に多いはずです。

そう考えると、「◯◯放題」は、テレビや新聞を見ている感覚に近いので、よりライトユーザー向けのサービスと言えます。ぼーっと徘徊しつつ、目に止まったのを見る的な。

結果的に僕は
・オーディオブックは、FeBe使ってる(オーディブル聞き放題は、全然集中して聞けないから)
・映画は、Netflixで見て、本当に見たい映画はアマゾンでレンタルする。
・電子書籍は、読み放題がきてもきっと使わない。読みたいのを読みたい。

というスタイルに落ち着きそうです。みんなはどうするかな。

3、僕の本もきっと読める。

そして「ふじさわブログ」のファンのみなさまには朗報です。
アマゾンから電子書籍の読み放題サービスがスタートしたら、きっと僕の電子書籍も読み放題で読めます。きっとね。

現在も、アマゾンはプライム会員でKindle端末を持ってるユーザー限定で、対象の本を月に1冊無料で読めるKindleセレクトというサービスがあるんだけど、僕の本はそこのサービスで読めます。
>>アマゾンプライムについて詳しく書いた記事はこちら

電子書籍読み放題サービスは、Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)という名前になりそうなんですが、それはいまのKindleセレクトと似た部分があるので、きっと対象だろうという感じです。

いや、サービスがはじまってみないとなにもわからないんですが。
とりあえず、8月ごろにスタートということなので、楽しみに待ちましょう。
僕も最初に登録してレビューして、すぐにやめることになると思いますw

ということで今日の記事は以上です。
たまには別の本の紹介を。

「人生変えたい」ならこれを読め!

ちなみに、僕がアマゾンで詐欺にあった記事はこちらからどうぞ。
>>Amazon詐欺に合ったので、その手口と対策と返金結果を全部書く。

では、またのお越しをお待ちしております!