[公開日]2017/06/26
[更新日]2019/08/20

集い、別れゆく仲間たちへ。1ヶ月で変わった僕の考え。

いま、金谷→久里浜のフェリーに乗りました。
1ヶ月過ごした「まるも」を後にしています。

 

「フリーランスに、仲間は必要ない。」

僕はいままでずっと、そう思ってました。
なぜなら僕は、2013年にブロガーで独立してからずと、基本的にはひとりでやってきたからです。

もちろん、普通の友達はたくさんいましたが、「仕事の内容について話せる友達」は、ひとりもいませんでした。マジでひとりもです。

ブログを作る方法も、アクセスを集める方法もアフィリエイトの方法も、全て検索で調べました。

調べてもわからないものは本を買い、情報商材も買いました。

そうして僕はやってこれたし、幸せだったので、それでいいと思ってました。

「アクセス数の上げ方」とか
「ブランディングの仕方」とか
「アフィリエイトの成約のさせ方」

について人と話したことは、ほぼ一度もありませんでした。

 

そう思ってた僕は、2015年の夏に偶然、タロログのたろうさんと知り合いました。

このときに初めて、「ブログのアクセス数が」とか「どういう検索ワードでひとがきてるのか」という話を他人とすることができました。

この時たろうさんに「カエレバって使ってますか?」という質問をしたのを覚えています。

「カエレバ」は、ちょっとだけアフィリエイトがやりやすくなるようなツールです。

いま思えば、こんなに基本的で、初歩的で、枝葉の部分のことを話せる相手すらいなかったんだなと思います。

 

たろうさんに出会ってからも、基本的には「ブロガーとかフリーランスは、ひとりでやってくもんだ」と思ってました。

そしてたろうさんは、「なんか気が合いそうだから」という理由で、僕にひとりの男を紹介してくれました。

それがカルロスくんでした。
出会った時は
「なんだこいつ」
って思ったんですが、いまもその印象はあまり変わってません。

とにかく「自分より濃い顔のひと」に会うことが少ないので、驚きました。

そして、2016年の9月。カルロスくんから誘ってもらったイベントに参加しました。

 

2016年9月のイベント。

僕がブロガーで独立したのは2013年9月で、ブロガー活動して3年も経つと、少しずつ「著名ブロガー」とか「有名ブロガー」というものの存在を認識してきました。

そこで何人かのブロガー仲間、インターネットビジネス友達と出会うことができました。
いま振り返っても、このイベントの存在は僕にとって大きかった。

だけどそれでも、「ブロガーは、ひとりでがんばるべきだ。仲間なんて、いらない」と思っていました。
たまにこうして出会うくらいが、ちょうどいい。と。

そして、そのバーベキューで訪れたコワーキングスペース「まるも」で、ひょんなことから講師をすることになりました。

いままではひとり黙々とブログを書いていた僕が、リアルの場でこれほど大勢のひとと時間を過ごすのは新鮮でした。

しかも「ブロガー」として、ブログのことを他人に教える場で。

それを教えながらもずっと、「本当に結果を出すひとは、家で全部自分で調べるっしょ」という気持ちは、心の片隅にはありました。

とはいえ、直接ひとに聞くことで得られるものは大きいし、学び方は人それぞれ。

なので、そこにきている人のために、僕が持っている知識も経験も全てシェアしました。

そして数日前、11人の受講生との一ヶ月の講座が終了しました。

一ヶ月間、僕は「メンター」や「講師」という立場で「受講生」のみんなと接し、できる限りのサポートをしましたが、いまはもうただの「友達」です。

こうしてまた「フリーランスの友達」が増えて、ふと気づいたんですが、

「フリーランスに仲間は必要ない」とか

ちょっと違うかも。

もちろん僕は、2016年の春に平塚に引っ越して、働き方としての「フリーランス」の友達はずっといます。

だけど「まるも」にきて、IT分野、パソコン使う人としての「フリーランス」の仲間に出会ってから、僕の成長速度は明らかに早くなりました。

まるもにいたからこそ、いなかフリーランス養成講座の講師になったからこそ、得られた経験はたくさんありました。

そしてそれはどうやら、家でひとりでググってるよりも、成長度としては早いようなのです。

もちろん、わからないことを検索するのは大事だし、どんなにいい講座を受けたとしても、家に帰って、ひとりになって、パソコンと向き合ってからが本当の勝負です。講座中もそうだったし。

とはいえ、僕たちは「めちゃくちゃ金持ちになりたい」というよりはむしろ「自分らしく、楽しい人生を生きたい」と思ってるわけです。

ということは、生き方を認め合えるその仲間と話しているその瞬間にまさに、目的を達成していることになります。

そう思ったら、自由に生きたくて、自分らしく生きたくて、ブログやインターネットの力を信じてる友達といっしょにいられるって、なんて恵まれてるんだろうと思います。

今回の講座が始まった時、いなかフリーランス養成講座や、まるものことを「駆け込み寺」を例えていました。

実際に、ブラック企業や、公務員を辞めてきた人や、退屈な会社をやめてきた人や、数日前までリゾバをしていたような人々が今回の講座には参加していて、確かに「駆け込み寺」という側面はありました。

しかし僕はこの「駆け込み寺」という言い方に、少しだけ違和感を感じていました。

それよりも、みんなや僕にとって、この場所は「とまり木」に近い。

いつも誰かしらいて、入れ替わるけど、いつ来てもいい。
いたいだけいればいいし、別の場所が魅力的に感じたら、別の場所にいけばいい。

いつ帰って来ても、考え方や価値観を受け入れてくれる仲間がいる。
休みにきてもいいし、成長しにきてもいい。

そんな「とまり木」が人生にあるのは、すごく幸せなこと。
そんな場所に出会えたことが幸せだし、みんなもまた、いつでも帰ってきなよ。と思う。

 

 

 

 

みんな・・・

 

 

 

みんな、またねっ!

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