[公開日]2017/09/09
[更新日]2019/08/20

20代最後の日にプロブロガーが残す「20代にしておくべき17のこと」を聞いてくれ。

いらっしゃいませ!ふじさわです。
今日まで20代です。

明日からは30代に突入します。
誕生日プレゼントをせびるための記事は昨日書きましたのでそちらをどうぞ。
polcaという小規模クラウドファンディングサイトを使ってプレゼントを受け付けてます。

9月10日が誕生日なので、プレゼントに世界を撮影する360度カメラをpolcaで買いたい!

自分が30代になるなんて全然信じられません。
20歳のときに東京に出て来たときは周りが年上ばかりで見上げていましたが、気づけば周りは年下の方が多いです。

明日からは本当に30歳になってしまうので、20代最後の記事として、
ふじさわ流の

「20代にしておくべき17のこと」

を書き残しておくことにします。
どうぞ。

1、限界まで身軽になろう

僕が20代のうちに意識しておいてよかったと思うのは「身軽であること」を重視したことです。
物理的にも経済的にも社会的にも「背負いこむもの」をできるだけ少なくしました。

これ以降も「20代ですべきこと」を列挙しますが、そのどれもは2017年仕様です。
つまり「変化が激しい時代」を前提に書かれています。

時代の変化に柔軟に対応するためには、背負いこむものはできるだけ少ない方が良いです。
住宅や車などの、保管も処分も労力がかかるものや、大きすぎるローン、責任の大きな仕事などを持たず、限界まで身軽でいることで、大変化のこの時代を、ダイナミックに生きることができます。

2、生き方のペースを見極めよう

「変化の激しい時代」と書きましたが、その変化を一言で言うと「均一化」から「多様化」です。

20年前は、みんなが同じテレビ番組を見て、同じような形の「幸せ」を目指していました。
しかしいまは違います。

それぞれの形で「幸せ」の形は違いますし、自分の中でも、去年の「幸せ」の定義と今年の「幸せ」の定義に変化があるかもしれません。

その中で「スローな生き方がいいのか」「ハイスピードがいいのか」「お金はたくさんがいいのか」「時間がたくさんがいいのか」「多くのひとと知り合いたいか」「安心するコミュニティで生きたいか」どの生き方が自分にとって幸せなのかを見極めましょう。

3、「運動」の力を知ろう

ハッキリ言って、20代はアゲな気分も多かったですが、同じくらいサゲなときもありました。
誰だってサゲになってしまうことはあります。

サゲになったときの解決手段はたくさんありますが、もっとも信頼に足るのは「体を動かすこと」です。
ヒトという生物は、そもそも毎日数十キロを歩いて活動するように作られています。

それなのに、ろくに体を動かさないと、筋肉はこわばるし、老廃物が溜まっていきます。
サゲぽよな気分になったときは、しのごの言わずなんらかの形で体を動かしましょう。

これで、20代特有のメンタルの上下をかなり緩和できます。

4、「コミュニティ」の力を知ろう

僕たちはしきりに「自分の考え」とか「自分らしさ」を大事にしたがりますが、実は「そんなものはありません」。

僕たちは誰しもが、自分の属してるコミュニティの考えに影響され、コミュニティの中で「当然」とされている価値観を自分に取り込みます。いくら自分の頭で考えても、コミュニティの価値観には圧倒されます。

逆に言うと、自分が「正しい」と思っていても、コミュニティの中で「違う」とされればその考えは消滅していきます。

自分の生き方のペースに合ったコミュニティに属し、自分の理想の生き方に近づくためのコミュニティに属しましょう。そして、願わくばコミュニティに貢献しましょう。

5、「移動」の力を知ろう

20代の僕たちには障害がたくさんあります。
そのなかのひとつに「マンネリ」があります。

どんな仕事、人間関係、趣味でも必ず「マンネリ」という壁は訪れます。
マンネリに対する特効薬はズバリ「移動」です。

引越しできれば最高ですが、数日や日帰りの旅行でも、大きな効果を発揮します。
いつも見ない景色を見て、いつも乗らない乗り物に乗ることで、脳はグングン刺激を受けます。

「移動距離とクリエイティビティは比例する」という言葉もあるくらいで、移動距離が増えれば増えるほど、脳は新しい情報を取り入れ、マンネリとは程遠い、アゲぽよな精神状態になります。

定期的にやってくるマンネリには、「移動」という解決手段があることを覚えておきましょう。

6、テクノロジーに興味を持とう

現代は、テクノロジーの進歩を抜きになにかを語ることなどできません。
なにも、人工知能や仮想通貨、VRに興味を持て、と言っているのではありません。

ちょっとした不用品はメルカリで売ればお小遣いになるよとか、大きなものもジモティで募集すれば欲しいひとがとりにきてくれるよとか、格安スマホの方が毎月5000円くらい安くなるよとか、その程度でいいのです。

SF映画のような未来もいずれ訪れますが、そこに興味を持つのは一部のオタクに任せておきましょう。
そうではなく、誰しもの日常を変える便利なアプリやWebサービスが次々に登場しています。

それらを生活に取り入れることへの抵抗を減らした方が、日常がグッと便利になるのです。

7、テクノロジーから身を守ろう

テクノロジーは素晴らしいですが、もちろんそれだけではありません。

メルカリやジモティには詐欺商品はありますし、SNSでは変な人からメッセージが来ます。
マッチングアプリは素晴らしい出会いをくれることもありますが、変質者もいます。

美味しい料理を作る包丁で人を刺し殺せるように、テクノロジーも使い方次第で、輝かしい未来も人生の破滅も起こします。

テクノロジーを身につける時は、相応の知識をつけるなり、詳しいひとの指示を仰ぐなりして、ネット犯罪者から身を守ることを忘れないでいましょう。

8、年上の友人を持とう

年上の友人は貴重な存在です。
年上の「知り合い」ではなく「友人」であることが大切です。
年上の「上司」でも、多分ダメです。

僕はいままで「30代になると人生つまらない」「40代なんて最悪」と思ってたのですが、いまはそんなことなく「30代も40代も楽しみ!」と思えているのは、ハッピーに生きてる年上の友人がいるからです。

自分の未来に希望を持つ最適な手段は、ハッピーに生きてる年上の友人を持つことです。
20歳近く離れたハッピーに生きてる友人がいるおかげで、自分の20年後もハッピーだろうという確信を持つことができています。

もちろん、年上の友人がくれる知識、経験は貴重です。
しかし僕はそれらよりも「もっと歳をとっても、ちゃんと生きてればハッピーになれる」という確信をもらえたことが一番の財産です。

9、年下こそ尊敬しよう

テクノロジーが発達し、価値観が多様化し続ける世界では、若い人間ほど優秀と思っておくと、間違いが少ないです。

先入観や固定概念なく、新しいシステムやサービスを使いこなす若者に、勝ち目のなさを感じる瞬間があるでしょう。

もちろん、パッパラパーでなにも考えてない若者はスルーですが、そうではない、尊敬できる年下の友人を持つことで、人生の豊かさが飛躍的に上がります。

10、自分でお金を1円でも稼ごう

多くのひとが感じているように、これからの時代はますます「働き方」が柔軟になってきます。
会社に勤めて月給をもらったり、アルバイトをして時給をもらう以外のお金の稼ぎ方が、ドンドン一般的になってきます。

「情報発信して稼ぐ」「ものを売って稼ぐ」「ハンドメイド品を作って稼ぐ」「スキルを販売して稼ぐ」「投資商品の売買で稼ぐ」などなど、無限のパターンのお金の稼ぎ方が存在し、発生し続けていきます。

そのような時代を柔軟に生きるためには、「自分の力で1円でもお金を稼ぐ」という経験が貴重になります。
1円稼げば、100円稼ぐことも、1万円稼ぐことも見えてくるからです。

まずは、家の不用品をメルカリに出品することから始めてみましょう。

11、いろんな種類の恋愛をしよう

これから変化する価値観は、仕事やお金だけではありません。
「恋愛」「結婚」「セックス」の価値観も、大きな変化にさらされます。

「結婚して子供を産んで幸せな家庭を築く」とは違う人生を歩む人が増えてきます。
20代のうちにいろんな恋愛のスタイルを知ることで、30代以降も柔軟に対応できそうです。

なにも自分から進んでイレギュラーな恋愛に飛び込む必要はありませんが、様々な恋愛の形の可能性に心を開いておくことをオススメします。
10年後、20年後には、今イレギュラーと思われる形の恋愛が、普通になる可能性だってあるのです。

12、孤独の大事さを知ろう

20代で最悪なのは「誰かと一緒にいないと落ち着かない」とか「一人の時間をどうすればいいかわからない」「予定がいっぱいじゃないと不安」という状態です。

予定をパンパンに詰め込んで、常に誰かといっしょにいると安心するかもしれませんが、それはただ単に「ひとりでいることに耐えられない」だけです。

それは同時に「周りからひとりだと思われることに慣れる」ということです。
ラーメン屋でも回転寿司屋さんでも、ひとりで入れるようになりましょう。
そしてなにより、家に帰ってたったひとりで机に向かっている時間こそ、人生でもっとも大切な時間であることに気づきましょう。

それはたとえ、カップルや家族だろうとも同じです。
どんなに好きな人でも四六時中いっしょにいると疲れてくるし、いずれ自分が本当になにを考えているかがわからなくなってしまいます。

誰かといるのは楽しいし、一人の時間も楽しくなるようにしましょう。

13、同棲しよう

僕は21歳から24歳まである女性と同棲しました。
24歳のときにその女性とは別れることになったのですが、この期間で真剣に一人の相手と向き合ったことが、人間的な「深み」を作ってくれたと思っています。

僕が「年齢の割に大人っぽい」と言われる要因は、このあたりにあるかもしれません(単純に顔のつくりもありますが)。

男女が「付き合う」と言ったとき、その形には様々があって、週に一回会うだけとか、月に一回会うだけでも本人たちが「付き合っている」と言えば付き合ってることになります。

しかし「同棲」は違います。
間違いなく同じ家に住み、同じ住所を共有し、一日を共有することでしか見えてこない世界があります。一人の相手とまっすぐ向き合うという経験を20代前半でできたのは、人生でも大きな財産になっています。

14、確率で考えるクセをつけよう

人生のいろんなことを「数字」と「確率」で考えるクセをつけましょう。

「結婚した夫婦のうち、3分の2が離婚している」
「日本の自殺者数は年間約3万人」
「一日に必要なカロリーは成人男性で2500kcal」

このように、世の中のあらゆる事象は数字で表すことができます。
数字や確率で考えることで、不必要な不安や、不正確な情報に煽られるのを避けることができます。

「結婚すれば幸せになれる」
「この夏だけで海水浴場での死者が100件」
「飲むだけで痩せられる酵素ジュース」

このような売り文句や煽り文句に踊らされないために必要なのは「数字」と「確率」で考える脳みそなのです。
こういう考えができる女性と結婚したい。

15、外国人の友人を持とう

自分が国内にいるか海外にいるかは関係ありません。
海外にいても、外国人の友人ができないと限定的な経験しかできませんし、国内にいても外国人の友人は貴重な存在です。

外国人の友人と会話することで「日本」とか「日本人」というもの対して客観的な視点を手に入れることができます。
「日本」も、大きな意味では「コミュニティ」です。

自分がいくら「自分の考え方だ」と思っていることも、ただ単に日本という価値観に染まっているだけかもしれません。
そして、自分が「当たり前だ」と思っていることが、海外から見たらどれだけ当たり前ではないかということを知るには、外国人の友人とちゃんと話してみることが最高です。

16、自分がワクワクすることを見つけよう

「ワクワクすることをしていれば成功する」という、陳腐になりつつある価値観があります。
ワクワクすることだけをやって成功するのはいまは一部の人ですが、これからますますその割合は増えていきます。

むしろこれからは「イヤイヤやってることで結果がでると思うな」という世界になっていきます。
あらゆるジャンルで「ワクワクしてやってる人間には勝てない」という世界に加速していきます。

ということは、自分がなににワクワクするかくらいは知っておかないと、いつまでも目立った結果が出ず、いやいややる仕事をしながら中途半端な結果を出し続ける人生になります。

ワクワクすることをやって、圧倒的な結果を残しましょう。

17、なめらかなお金について学ぼう

2017年現在、もっとも大きく変化しているジャンルは間違いなく「お金」です。

仮想通貨や様々なWebサービスの流行により、お金の動きに変化が起きています。
ICOなどの勉強をしてもいいのですが、もっと身近な変化があります。

「クラウドファンディング」が、滑らかなお金の代表ですが、もっと身近なお金の動きとして「polca(ポルカ)」というサービスが生まれました。

ポルカは、数千円〜数万円の小さなプロジェクトに対して、友人たちがお金を出し合ってプロジェクトを成功させるサービスです。
ぜひpolcaなどを通して「滑らかなお金」に対して敏感になっておくのをオススメします。

 

ということで、僕が30歳になるにあたってpolcaでの支援を受け付けていますので、ぜひよろしくお願いします。

9月10日の誕生日に、世界中を撮影する360度カメラを買いたい!の記事。

↑「ちょっといいコンデジを買いたい」のページに飛びますが、このプロジェクトで集まったお金で360度カメラを買います。

 

ということで、今日の記事は以上です。
またのお越しを、お待ちしております!

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