[公開日]2015/09/16
[更新日]2019/08/20

Amazonの評価レビューは、買う前よりも買った後に読もう。賢くなるためにね。

Amazon レビュー

いらっしゃいませ!
ふじさわです。

僕のメールフォルダにもAmazon帝国からメールが届きましたが、
Amazonパントリースタートですね。

ネットスーパー・バトルロワイヤルですね。ヨーカドーとかSEIYUとか。

では、今日はそんなAmazonネタから。

1、Amazonのレビュー、見てる?

Amazonで買い物するとき、僕は結構な頻度でレビューを見ます。
なにも考えずにポチることもあるから、だいたい50%くらいの確率で見ます。

Amazon レビュー

こういうの。商品の下の方に必ずある。

普通は、「この商品、買って間違いないかな?」と思いながら見ます。
いい評価が多ければ安心するし、悪い評価があれば不安になります。

内心で誰かに背中を押してもらいたい場合はいいレビューを見ますし、
完璧を求めてアラ探ししてる場合は、悪いレビューを見続けて、いつまで経っても買えません。

そうやって「買う前に」見るのが普通ですが、今日は別の提案です。

 

2、レビューは買った後。賢くなるために。

レビューを読むのが商品を買う「前」なのか「後」なのかで、僕らの頭の中で起こることはだいぶ違います。

まずは商品を買う「前」にレビューを見ちゃうバージョン。

Amazon レビュー

結局、それがなんなのかわかんない。

「これは、いいです。」
「これは、悪いです。」

というレビューを読むことによって、
「なるほど、この商品はいいんだな。」「悪いんだな。」
と納得します。そしてほとんどの場合、その商品を買いません。

なぜなら、もう既にその商品が「いい」か「悪い」かわかってるし、その商品を気持ちの上では手に入れたような気分になっているからです。
しかしこれは危険なパターンです。

「それそのものを経験したことがないし、本当はなにも知らないのに、知った気になってしまう。」
という、言い換えると「バカ」になっているからです。

こうして小さな「バカ」が積み重なって、本当の「バカ」が出来上がってしまいます。

「Androidなんてダメさ」
「Apple Watchは必要ない」
「iPadなんて、使い道が無いさ」

「転職なんてしたってどうせ同じさ」
「起業したって、失敗するだけさ」
「株式投資なんて、損するだけさ」

「あの映画はつまらない」
「この本は内容が薄い」
「あのひとはバカだ」

と、それそのものを経験したことがないし、実はなんにも知らないのに、「知った気になってしまう」ひと、激増中です。
世の中の情報量が激増したので、実際に経験することよりもレビュー的な情報を得る機会の方が多くなったからですね。現代病とでも言えます。なので僕は「このひと、ムカつくなぁ」と思ったら、そのひとの本を買って読むことにしてます。そうすれば、だいたい嫌いではなくなり、むしろ好きになる。

 

もうひとつの、商品を買った「後」にレビューを見るパターン。

Amazon レビュー

それそのもの、他人の視点、自分の視点を知ることができる。

もちろん購入のためのコストはかかります。
しかし、商品そのものを買っただけでなく、「レビューをレビュー」できるんです。

「このひとは、過去にもっといいものを使ったことがあるんだな。」
「このひとは、このジャンルに関しては初心者だな」
「このひとは、自分に近い感性を持っているな。」

ここで、偉大なる宇宙の法則のひとつを学べます。
「おなじものを見ていても、見ているひとによって感じることは違う」ドンッ!

 

という大事なことを知ることで、世の中の争いはドンドン減って行くし、あなた自身が争いにまきこまれることも減るでしょう。

さらに、自分が世の中全体に置いてどのくらいの感性を持っているかがわかってきます。
「自分探し」とかするよりも、こっちの方がよっぽど具体的。

「自分は、普通よりも細かいことには気にしないタイプなんだなぁ」
「色に関しては、普通よりもずっとこだわりがあるなぁ。」

“普通”などというボンヤリした言葉を使うのは好きではありませんが、今日は適切。

 

3、「本」と「その他」は違う。

Amazonはそもそも世界最大書店としてスタートしたこともあり、特に本を買うひとが多いです。
今回の「レビューは後から見ると賢くなれる」理論に関しては、本とその他の商品ではまた取り扱いが変わります。

本や映画などの、本人の価値観が大きく左右する商品は、レビューの「これはダメだ」は、参考になりません。

「短く眠る方法」の本に対して、「長く眠った方がいい」と思っているひとのレビューは、低い評価となります。
レビューの点数が読むひとの価値観に左右されすぎて「絶対的にいいかどうか」と離れていくのです。

一方の普通の商品(バランスボールとかプッシュアップバーとか)は、本よりはずっと「イイか悪いか」の共通の価値観があります。
粗悪品があまりにも多いとか、ねじがすぐに緩むひとが多いとかは、どう考えたって品質が低いです。

そういう点では、本や映画を読んだり観たりしたあとにレビューを読むと「同じものを見ても、価値観によって見え方が変わるんだ」ということを学ぶよい機会になりそうです。

ということで今日の記事は以上です。

まとめると
「レビューばっかり読んでなんでも知った気になると、ドンドンつまらない人間になるぞ。できるだけ生の商品に触れて賢くなろう。」でした。

ちなみに僕がAmazon詐欺にあったときの記事はこちら。
Amazon詐欺に合ったので、その手口と対策と返金結果を全部書く。

またのお越しを、お待ちしております!

2 件のコメント

  • 初めまして。ふじさわさんのブログは1か月くらい前に知ってからは気に入って毎日チェックしています。トラックバックでお知らせしようと思ったのですがトラックバック機能はないようなので、今回、自分のブログで紹介したので報告でした。これからもブログUP楽しみにしております。

    • ♪hyhさん
      おー、リンク先のブログまで、読ませて頂きました( ´▽`)ノ
      ガジェット系、スマホ系の話題が多いのですが、hyhさんのように「考え方、価値観」のところで共感して頂けると、さらに嬉しいです☆
      ブログ運営、がんばっていきましょー!