いらっしゃいませ!ふじさわです。
突然ですが、僕の「FeBe(フィービー)」の本棚を覗いてみましょう。
おぉ・・・
これは・・・・
所持作品数、167件!
なんの話なのかわからないかもしれませんが、これはオーディオブックを販売する、日本で一番大きいサイト「FeBe(フィービー)」の本棚画面です。
「オーディオブック」とは、好きな本を買ってスマホにダウンロードすれば、声優さんが本を読んでくれる音声が聞けるっていうやつです。
つまり「オーディオブック」は、「本を聞ける」サービスです。すごい。
アメリカではムチャクチャ流行ってるけど、日本ではアメリカほどじゃない。
昔はCDで販売してたけど、スマホアプリでダウンロードできるようになってからどんどん普及していってます。
僕はオーディオブックがめちゃお気に入りで、FeBeでバシバシ買ってます。
4年くらい使い続けてるけど、その間に167本も買っていました。気持ち的には300本とか買ってる気がしたけど、それほどじゃなかった。
けど、167本も買ってるのは、ユーザーの上位一割くらいは確実に達成してるだろうと思うので、167本から選んだ、僕のオススメオーディオブック50選を紹介します!
ジャンルは多岐にわたるので順位づけはしませんが、50本は全て「買っといて損はないよ」って奴ばかりです。
全てのオーディオブックにリンクを貼るので、そのリンクから飛んで買ってくれると、僕が喜びます。
では、どうぞ。
>>オーディオブックを4円で手に入れる方法
1・冒険に出よう
なにを隠そう、4年ほど前に本屋さんでこれを見つけて「読んでみたい!」と思ったけど買いませんでした。
しかし家に帰って、安藤美冬さんのSNSで「オーディオブックでも聞けます!」って書いてあるのを見て
「そんなのがあるんだ」
と知り、初めてFeBeのアカウントを取り、「冒険に出よう」を購入しました。
この本のおかげで僕はオーディオブックを知れたので、安藤美冬さん、ありがとう。(オーディオブックアワードで一瞬だけ会ったことある)
本の内容自体は、「SNSで発信しまくって、好きな人生を生きよう!」的だったと思うんだけど、いまじゃかなり当たり前。
いまじゃ当たり前のことを、2012年発売の本に書いてるってクールやね。
2・生き方ー人間として一番大切なこと
稲盛大先輩の本。
稲盛和夫さんは、ご存知の通り、京セラや、第二電電(現KDDI)の創業者。
つまり、いまauのケータイ使ってる人は、稲盛和夫さんのおかげやでぇ!
ということを伝えたい。どうでもいいか。
この本は、細かい内容はあんまり覚えてないけど、「すごいいい本だ」って思ったから何回も聞いた。
「経営とは、利益を奪い合うものではなく、みんながハッピーにならねば意味がない」とか言ってた気がする。
3・僕は君たちに武器を配りたい
瀧本哲史さんの本。瀧本さんはFeBeに出資してるかなにかですごいズブズブなので(オイ)、著書がバンバンオーディオブック化される。
この本を聞いたのも4年とか前なので、正直内容はあんまり覚えてないけど、「個人の時代」みたいな今じゃ当たり前の概念に対して
「自分の頭でちゃんと考えて行動しろ」と言ってた気がする。
やばい全然覚えてない。
4・自分のアタマで考えよう!
うっほーっ!ちきりん本ー!
ちきりんさんは、FeBeで4冊発売してるんだけど、この50選記事のなかで、ちきりん本は4冊含まれてます。
ビバ!コンプリート!
そのくらい僕はちきりんさんの本がめちゃ好きで、ぶっちゃけどの本になにが書いてたかは混ざりすぎてわからないんだけど、この「自分のアタマで考えよう」は、「なんでも図を書いて考えるといいよ」とか「可視化は大事だよ」とか言ってたような気がします。
5・100円のコーラを1000円で売る方法
すんごいベストセラーになった本。
マーケティングの本なんだけど、ストーリー形式になってて読みやすい。
ゴリゴリ営業畑だった女のひとが、商品開発とかマーケティングを勉強してく話だったと思う。
「2」も「3」も出たんだけど、「1がヒットしたから出してやろう」感が拭えなかったので、1だけ読めばよろしい。
ちなみに「100円のコーラを1000円で売る方法」は、高級ホテルのラウンジで出すことです(言っちゃった)。
6・ニュー・アース
スピ本きました。
このエックハルト・トールさんはスピ業界ではビッグネーム。
テレパシーとか、前世とかがバンバン出てくる。
だけどあまりにもスピに偏りすぎるわけではなく、現実世界でなにをどうすればいいのかも書いてくれててためになる。
ニュー・アースの中にでてくるパワーワードに「質の裏打ち」ってのがあるんだけど、僕らがどこでなにをするときでも「質の裏打ち」があるかどうかが重要だと書いてある。要するに「心を込める」に近いんだけど、とにかくその瞬間に、自分の心をそこにいさせて、「質の裏打ち」ができていれば、僕らはどこでなにやっててもいい。伝わったかな。
7・志高く
どっひゃーの孫さん。
多分、同じ時代を生きている日本人で最強の経営者。ワンピースで言えばゴールドロジャー。
もちろん、ソフトバンクケータイ使ってるひとは孫さんに感謝。
とはいえ、この本は孫さんが書いたわけじゃなく、ライターのひとが孫さんの人生模様とか心情を書いてるもの。
孫さんが大人になって以降のエピソードは、すごすぎて僕らには現実味がわかないけど、学生時代とかの話はリアリティを持って聞ける。そして「このひとは子供の頃から怪物だった」と思えるでしょう。
「毎晩、寝る前に5分だけ時間をとって、その時間に必ずひとつ、新しいアイデアを考えるようにしてた」
みたいな具体的なエピソードは参考になる。
8・スタンフォードの自分を変える教室
ケリー先生!きたー!
スタンフォードの教員のケリー・マクゴニガル先生。この本は、オーディオブックアワード2014で、なにかの賞をもらってて、ケリー先生のビデオレターを会場で見た記憶がある。
ケリー先生の本はもう一冊「ストレスを力に変える教科書」ってのがあって、そっちも50選に含まれてます。だけど、僕は圧倒的にこっちの方が好き。
「自分を変える教室」は、具体的には「依存症」とか「習慣」の話をしてた。
なんで甘いものがやめられないのか?
なんで無駄遣いしちゃうのか?
なんでゲームをやめられないのか?
みたいな、人間のパターンを数々の実験で研究し、「マジでみんな変わろうよ」と言ってくれてた。要するに、運動してよく眠れってことじゃなかったかな。
9・統計学が最強の学問である
統計学!統計学!統計学!
大きな声では言えませんが、僕、「統計学がわからないひと=バカ」だと思ってます。ごめん。
統計学ってのは、要するに「数字」で、数字で物事を考えられないひとは、心の中で「バカ」認定してます。
有名なのは、水素水とか添加物とか。あと、宝くじとかギャンブルとか。
「これこれをしたらなになにが起こる可能性が◯%」という風に考えていかないと、周りからの「こうすれば儲かる!」「こうすれば健康になる!」ってのに振り回されて人生が終わります。
とはいえ、もちろん全てを数値で測ることはできないけど、「感覚で生きる」「直感に従う」のはけっこうだけど、それで詐欺に巻き込まれても知ーらないだよ。
10・ハーバードの人生を変える授業
ハーバードの本っ!
この本はぶっちゃけ、スタンフォードといっしょに買って、いっしょに聞いたので、なんか内容的にスタンフォードに押されてあんまり覚えてません。だけど「いい本だぁ!」って思ったのは覚えてる。
内容的には、「人生、一回しかないんやで。後悔せんとに生きやあ」ってな感じだったはず。
もっかい聴こう。
11・このまま何もしないでいればあなたは1年後も同じだが潜在能力を武器にできれば人生はとんでもなくすごいことになる
久留あさ美さん!ヒューヒュー!
かの有名な中谷彰宏さんの弟子?的なポジションで、なんか全体的に似てる。
この本は1時間28分で、他のオーディオブックと比べるとメチャクソ短いけど、それでもいい。
久留さんがモデルとして一発当ててやろうと思って上京したときの話が興味深かった。東京に出てきて、公衆電話の電話帳で片っ端からモデル事務所に電話して、なんとか面接までしてもらったのとかいい。
具体的なスキルも、「自分を客観的に眺めると、どんなときも焦らない」「自分を2メートルくらい後ろから眺めるイメージで」みたいなのがあって、うんうんなるほどと思った。
なにより、タイトルがインパクトあっていいよね。
12・ロバート・ハリスのEXILES
ハリスさんきたぁぁぁぁっ!!
この本は、大げさじゃなく「僕の人生を変えた」と言える本です。
いまはラジオのDJをしたりしてるロバート・ハリスさんの半生を語ってる本なんだけど、
「半年だけオーストラリアに行こうと思ったら15年住んでしまった」
みたいな放浪エピソード満載で、「人生ってマジで好きにしていいんだ」と思わせてくれた本。
タイトルの「EXILES」は、「放浪者」とか「異端児」って意味があって、そんな感じの人生にしたいと思った。
この本の影響で東南アジアに半年旅したし、これからも旅をすることになると思う。
13・史上最高のセミナー
多分、この50選のなかで一番「意識高い」本がこちら。
「成功しよう」「金持ちになろう」「不労所得を得よう」という方向性の本では、最強クラス。
マイク・リットマンというラジオDJがやってる「マイクリットマンション」ていう、毎週成功者が呼ばれて、成功の秘訣を根掘り葉掘り聞く番組があるらしい。
そのラジオ番組の内容を文字にして収録した本なんだけど、出てくる成功者が、僕でも聞いたことあるレベルのガチビッグネームばっかりでビビる。「ジム・ローン」「ロバート・アレン」「ジャック・キャンフィールド」みたいな世界最高レベルの自己啓発パーソンがゴリゴリに「あなたもできる!」って言ってくれる、自己啓発マニアはよだれものの一冊。
14・「別冊・中谷彰宏」「ハンガーにきれいにかける男が、モテる。」
中谷彰宏さんは、著作が何百冊もあるんだけど、なぜかオーディオブックにされてるのは少ない。
その代わりに、この「別冊・中谷彰宏」がたくさんあるんだけど、これは本じゃなくて、対談っていうか、雑談。
前述した久留あさ美さんとかもたまに出てくるんだけど、意識の高い友達何人かと「あれはこうだよね」「これはこうだよね」ってしゃべってるのを録音したもの。
で、これを聞くと「いかにプロの声優さんの声が聴きやすいのか」って実感する。別冊・中谷彰宏は、みんなが好き勝手にしゃべってるから、イヤホンで聞いてると、声が混じったり早口だったりで聴きにくい。いかに普通のオーディオブックが聴きやすいか実感した。
内容はメチャいい。
15・なぜ投資のプロはサルに負けるのか?
藤沢数希さんきました。
過去に、2回「もしかして・・・・藤沢数希さんですか?」って間違われたことあるけど、別人です。
藤沢数希さんは、恋愛工学のメルマガで有名だけど、もとは金融関係のひと。金融でも、恋愛でも、カッチリした理論を持っていて、読んでいてとても気持ちいい。
この「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」は、統計学に近い。数字のカラクリとかなんやかや。
で、「なぜ投資のプロがサルに負けるのか?」の理由は、「株式なんて、結局はギャンブルみたいなもので、誰にも結果はわからない。それならば、手数料がかかる分、プロに依頼すると負ける確率が上がる」てな感じだったと思う。
16・外資系金融の終わり
藤沢数希さん2連発。
この本は、あれです。藤沢さんが外資系企業で働いてた時の、「壮大な愚痴」が書かれまくってました。たしかね。
いかに会社とか業界が腐ってて、死ねこいつらクズめカスめって書いてました。
というか、前述の「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」と同時に買ったせいで、内容がごっちゃになっててよく思いだせない。もっかい聴くか。
17・7つの習慣
超大御所きました。
自己啓発界の怪物。コヴィー博士。残念ながら2012年にお亡くなりになった。グヌン。
そしてこのオーディオブックは、超ボリュームの16時間!長ぇ!
しかしその内容はかなりまとも。そりゃ大御所にもなれるわってレベル。
というか、「7つの習慣」の紙の本、見たことありますか?辞書みたいな分厚さです。
あんな分厚い本は、なかなか読みきれません。しかしオーディオブックならっ!イヤホンを耳に突っ込んで16時間!2倍速なら8時間で聞けます。すんごい助かる。
「7つの習慣」には、他にもいろんなバージョンがあるんだけど、初代のこの本以外は金の匂いしかしないので、この初代だけ読めばよろしい。
18・ゆるく考えよう
ちきりんさんの2本目。
「ゆるく考えよう」はねー。オープニングからインパクトあった。
「目標は、できるだけ早くあきらめよう」
みたいなとこからスタートするんだけど、目から鱗が落ちまくる。「達成できもしない目標をいつまでも追い続けてることが、不幸の原因」とかって言ってさ。発展途上国の子供たちは、自分たちが一生このままだって悟る。そこから、いろいろ工夫して幸福になる。みたいな話だった。
ちきりん節が一番感じられるかもしれない。
19・侵略の世界史
マジでインパクトある本。
ヨーロッパからやってきた白人が、アメリカ大陸に渡り、原住民の男を殺しまくり、女をレイプしまくり、奴隷にして働かせまくり、アメリカ大陸は築かれたって話。
かなりグロい。
これを読むと、今の日本の平和さに感謝する。
そして、そもそも人類の歴史は「殺し合い」の歴史であり、「領土の奪い合い」がずっとずっと続いてたかと思うといま世界で起きてることも、感情的に受け入れやすくなる。劇薬的な本。
20・日本を脱出する本
「日本を脱出する」つまり「海外移住」となると、キラキラハッピーリア充パーティ!って感じなんだけど、この本はちょっと温度感が違う。
「貯金がいくらあれば可能か」
「老後に移住しよう」
「そもそも、海外は不便だからやめとけ」
みたいな、身もふたもない論理が展開されてます。
けど、そっちの方がキラキラハッピーよりもリアリティがあって良い。
現実的なパターンとして、日本を脱出して生きていくのはどんなのがあるか、見ることができます。
21・1万円起業
ギレボー先輩の本。本田直之さんが訳してる。
「世界中を移動しながら働いてるひと」として有名な、クリス・ギレボーの本。
「アクセサリーを作って売る」とか「自分の美容院をオープンする」とか「セミナーを開催する」みたいな手段で、まずはちっさく起業して、人生を自由に生きよう的な本。
いまの日本ではどんどんそれが増えていって、ちっちゃく起業してるひとが増えてるけど、世界でもおんなじムーブメントなんだなぁって実感したよ。
22・お金と人生の真実
本田健さんの本。
本田健さんは「好きなことをして自由に生きよう!」「幸せな小金持ちになろう!」ってことを言って本を出しまくってる、言わずと知れたビッグネーム。
だけど本の内容的に、どうしても「軽い」というか「耳に優しい」本が多くなりがち。抽象的というか、ボンヤリした本。みたいな。
けど、この「お金と人生の真実」は違う。かなり現実的で、いまの日本をできるだけ冷静に、客観的に見た結果、書かれた感じで好き。起業しても失敗する人もいるよ。
現実的に「お金から自由になる」ための3つの方法が印象深かった。
・好きなことをやってお金持ちになる
・安定した会社で働き、欲を持たずに生きる
・地方とかの、自給自足コミュニティで生きる
の3つ。そらそうだろ的な。だけど可視化してくれてよかった。
23・ユダヤ人大富豪の教え
本田健さんの代表作。
大昔に読んで「いい本だ」と思ってたんだけど、最近聴き直したら
「ぶぇぇぇっ!!おもしろいぃぃぃっ!」
って思ったので、昔読んだだけで時間が経ってる方は、また聴き直して見るのをオススメします。
ストーリー形式になってて、順番にお金持ちになるためのノウハウを教えてくれるから読みやすいよ。
24・社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!
ちきりんさん3冊目きた。
ちきりんさんが世界のいろんな国にいって感じたこととか発見したことを書いた本。
「コカコーラは世界のどこでもあるけど、埃っぽい国の方が美味しく感じる」とか、
「店員が小銭を扱える国は、治安がいい国」とか、具体的なエピソードたくさんで、面白い。
旅に出たくなるというより、日本という国を客観的に見ることができる的な。
25・自助論
なんかすごく偉そうな感じで、昔からあるような感じの本だったので読んでみた。
内容は、タイトルそのまんまで「自分を助けられるのは自分しかいない」的なことなんだけど、それをメッチャ昔から言い続けてたんだなと思うと感慨深い。
いつの時代も、政府とか国とか会社のせいにしてなんにもしないひとはいて、結局は「自分のことは自分で幸せにしてあげなきゃいけない」ってことをたくさん書いてくれてる。
26・巨富を築く13の条件
僕は17歳の時に、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」を読んで、雷に打たれたような衝撃を感じました。「人生は、自分で選べるんだ」と。
あの衝撃がなかったら、いまの僕の人生は、全く違ったものになっていたことでしょう。
そんなヒル博士の「巨富を築く13の条件」。十代のころにこの本を読んで、まだ巨富は築けてないけど、まだまだ諦めずに巨富を目指そうと思います。
「思考は現実化する」のがオススメだけど、「13の条件」の方が短くて読みやすい。
27・「知の衰退」からいかに脱出するか?
日本人で一番頭がいい人(多分)、大前研一さんの本。
なによりタイトルがクール。現代人がどんどんアホになってることを心配して書いてくれたこの本では、「会計・英語・IT」を学べって書いてた気がする。この3つは勝間和代さんも言ってるけど、勝間さんも、大前研一さんに影響されてるな、これは。
全体的に毒舌だけど、未来への希望も失わない。
そして圧倒的な知性。ぶっちゃけると、大前研一さんの他の本もいくつか読んだけど、難しすぎて全く頭に入って来ず、この本だけは理解できたって感じ。
28・影響力の武器
自己啓発界の超エリート。
「返報性の法則」などの、一般的に使われることもあるような法則を7つ列挙した本。
有名な本だけど、これも「7つの習慣」と同じく、分厚すぎて読めないという弱点があったので、オーディオブック化されたときは小躍りしたもんだ。
14時間の大ボリュームだけど、紙で読むとむっちゃ疲れるからね。
他人に影響を与えるための7の原理を書いてくれてる。ネットで発信するのとかだったら、マジ必須。
29・わたしの娘を100ウォンで売ります
ディープすぎヤバスな本。
北朝鮮で起きている現実を書いた、韓国の詩人によるベストセラー。
タイトルからしてやばいけど、「木の皮を食べている」とか「泥水を飲んでいる」みたいなことが、隣の国でマジで起きてるかと思うとなんとも言えない気持ちになる。
あと、ナレーターがうますぎて心がキュッてなる。
ポジティブな気持ちにはなれなくて、むしろ凹むけど、世界の現実を知る手がかりになる。
30・スピリチュアリズム
苫米地さんの本。
「スピリチュアリズム」ってタイトルで、世間で言われている「スピリチュアル」について書いてるんだけど、毒舌すぎてヤバい。
基本的に「あいつも詐欺」「こいつも詐欺」ってスタンスで、「世間で言われてるスピリチュアルなんてのは、全部思い込み」みたいな結論に持って言ってる。思い込みじゃなくても、プラシーボ効果。
普段からモヤモヤしてたことをバッサリ言ってくれて気持ちよかった。
31・バイリンガルは二重人格
苫米地先生2本目。
「バイリンガルは二重人格」ってタイトルだけでもう完璧。
僕も、英語をしゃべってるときは日本語の人格より明らかに陽気だし、思ったことをズバズバ言う人に人格が変わっちゃう。
だからこのタイトルに惹かれたんだけど、実際には英語とか言語の本じゃなくて、ゴリゴリ自己啓発だった。
結局は「自分の中に成功者の人格を作る」→「成功者の人格で日々を過ごす」→「成功する」っていう理屈だった。わかりやす。
苫米地さんお得意の「コンフォートゾーン」とかっていう謎ワードが頻出してきた。
けど聴きやすくてよかったよ。
32・跳びはねる思考
重度自閉症の東田さんの本。
僕は自閉症とは真逆の性格してることもあって、自閉症のひとって、外から見るとなにを考えてるのかわかんない。
だけどこの本を読んで、少しだけ理解できたと言うか、「マジか」と思う部分が多かった。
他人が感じてることを感じたり、雲の動きを感じたり、匂いを感じたり。
むしろ僕よりもずっと、様々な感覚が発達してるじゃん。と思いました。
もちろん、自閉症のひとは千差万別だろうけど、この本を聴いてよかった。
33・広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい
LINEのひとで、インフルエンサーとしても名高い田端さんと、本田哲也さんという方の共著。
タイトルの通りなんだけど、最新のマーケターというか、ブームを起こそうとしてるひとはなにを考えてるんだろう?というのが参考になった。
特に、中盤くらいの「◯人単位に影響を与える」の項目がおもしろかった。
100人、1000人、1万人、10万人、100万人、1000万人、1億人、10億人・・・
億人単位で影響を与えたLINEのひとだから説得力あったし、「ハロウィン」とか「ツイートで拡散されて完売したプリン」とかそういう具体的な事例がバンバン出てきたから、なにかで「影響があった」と言われても、何人単位で、どの規模で、と考えるようになった。
34・白いネコは、なにをくれた?
これって「チーズはどこに消えた?」っていう、超有名な本のパクリというか、パロディ、リスペクト系なんです。
「チーズ」の本は、変化の激しい時代だから、その変化についてかなきゃダメだよ的な本だった。
「白いネコはなにをくれた?」はもっとレベルが高くて、マーケティング的な話だった。
この世界で成功するためには、市場を観察して、自分が持っている資源を確認して、勝負する市場を決めて・・・というやつ。
いろんな品物には「高級軸」「安売り軸」「身近軸」があるってのは参考になった。
35・スタンフォードのストレスを力に変える教科書
ケリー先生の2冊目。
「ストレスを力に変える教室」っていうスマートなタイトルの通り、世間一般から「悪いもの」とされてるストレスに関して、「むしろストレスはいいものだ」って投げかけてる。
もちろん、ブラック企業のストレスとか、パワハラセクハラのストレスがいいわけじゃなく、「チャレンジすること」「成長すること」に関わるストレスは、むしろひとを高めてくれるって話。
確かに、僕も海外で無一文になったりしたことあって、半端ないストレスを感じたけど、あのおかげですごい成長できた感じはある。温室育ちの子供はろくな大人にならないよ、の話かな。
36・自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと
四角さんきたーっ!
僕ら世代で「自由に生きたい」と思ってる人にとってはヒーロー的な存在というか、ニュージーランドと日本で半分半分の生活っていうのがクール。
この本の内容も、シンプルでいい。とにかく四角さんは「ノイズ」を嫌うんだなって思った。
ノイズを取り除くことが、シンプルな生活を自動的に引き寄せてくれるってことだ。
この本の注目すべきポイントはなんといってもナレーターがロバート・ハリスさんてこと。クッソ渋い声でナレーションしてくれるので、テンション上がる。
37・池袋ウエストゲートパーク
数少ない小説。僕はほんとに小説を読まないし聞かないな。
けど池袋ウエストゲートパークは、なんか有名すぎるし、確か偶然池袋に用事で行った時にノリで買っちゃったのだ。
そんで聞いてみたけど、すんごい面白かった。
なんというか、時代が違いすぎて戸惑う部分も多かったけど、臨場感あるし、ギャングの抗争とか、怪しいやつを尾行するとか、憧れるけど現実ではできないことがリアリティと共に書かれてて没頭した。
38・マーケット感覚を身につけよう
はいーっ!
最後のちきりん本!
4冊あるんだけど、この「マーケット感覚」が一番上級編って感じがする。
いかに世の中をマーケット的にみて、スムーズに人生を生きていくか、が書いてある。
マーケット感覚って、ビジネスマンにだけ必要って思われがちだけどそんなことない。
就活、恋愛、資格試験の勉強などなど、なんでも応用できまっせ。
不利なマーケットで頑張り続けることほど、疲労することってないからね。
聞けば聞くほど「頭が良くなっていっている」って感じる本。
39・たった一人の熱狂
幻冬社の社長、見城徹さんの本。
見城さんの著書には「憂鬱でなければ仕事じゃない」など、キツイものが多い。
あえて言ってしまえば、「ワクワクに従って生きる」とか「好きなことで生きる」とかとは真逆の感性と言ってもいいと思う。
で僕の出した結論は、
「個人がのんびり楽しく好きなことをして生きるには、ワクワクに従えば十分」で、
「幻冬社とかサイバーエージェント、ソフトバンクみたいな、社会を変えるレベルの会社を創るには、ワクワクどころじゃなく、憂鬱になる」
という仮説を立ててます。(「憂鬱でなければ仕事じゃない」は、サイバーエージェントの藤田さんとの共著ね。)
まぁこの仮説を証明できる日がくるかはわかんないけど、見城さんの仕事に対する心構えとか、幻冬社創業に関するエピソードを聞いて、身が引き締まります。
40・おとなの教養ー私たちは、どこから来て、どこへ行くのか?
例えば、ちきりんさんとか、コヴィー先生の「7つの習慣」とかは、そのほとんどが「考え方」を教えてくれた。それはそれで大事だし、僕も大好き。
けど池上彰先生の本は、「事実」を教えてくれる。
「宗教とは、こういうものです」
「政治とは、こういうものです。」
「世界は、このようにできています。」と。
いわば「知識」とか「教養」の領域なので、知っていて、それを人前で話したところでウザイだけだし、もっと知識があるひとに潰されて終わる。
だけどこれらはいわば「考えるための材料」なので、あればあるに越したことはない。
ということで、池上大先生の本はできるだけ聴くようにしてる。
41・話し方入門
このブログでも何回か書いたけど、去年、急にセミナーの依頼が増えたときに急遽購入して、ソッコーで聞いた。それだけで、かなり僕のセミナーのクオリティは上がったはずだ。
ちょっとだけ内容をバラすと、「部屋の温度と湿度を調整しよう」とか「聴衆の視界に、動くものを置かない」とかっていう、テクニック的な部分にめちゃ気を使ってた。確かにこれだけで大分変わるよね。
そして、「当日のコンディションの整え方」とかあって、セミナーそのものは「事前に用意していた紙を読み上げるようなバカな真似はしてはいけない」と書いており、その通りと思った。
デール・カーネギーは「道を開ける」「人を動かす」が超有名なんだけど、オーディオブックにはないので是非とも追加していただきたい。けど、そもそもデールカーネギーはこの「話し方入門」を世に出して有名になり、「道」と「人」を書いたんだよ。知ってた?
42・人生がときめく片付けの魔法
コンマリ先輩きたー!
「世界で最も影響力のある100人」に選ばれるという怪物。全世界で300万部売れたとかなんとか。
僕の人生をスムーズに進めてこれたひとつの大きな要素はこの「片づけ」に集約されると思う。
人生がグズグズと進まないひとの部屋って、だいたい散らかってる。
とにかくモノを捨てまくって少なくして、人生にほんとに大事なものを見つけよう。
こんまりさんのこの本は、「ときめくものだけを残す」とか「片づけは祭りだ」などという名言がたくさんあってマジオススメ。
43・察しない男 説明しない女
「◯◯な男 〇〇な女」って本は、ちょくちょく読む。古くは「話を聞かない男 地図を読めない女」ってのがあったんだけど、男女の脳みその作りが違うのを理解しとかないと、人生ではけっこう苦労する。
もちろん僕だって完璧じゃないだろうけど、男女の性質の違いはどこかで勉強するのをマジでオススメする。
この本は、男女の違いを「ひとこと」で説明してるのでわかりやすい。
例えば「男は最初の男になりたがる 女は最後の女になりたがる」とかそういうの。
なんかピンとこない例文でごめん。
44・エッセンシャル思考
きましたエッセンシャル思考!
まだ半分も経ってないけど、2017年ベストオーディオブックはこれではなかろうか。
「片づけ」とか「捨てるべき50のこと」とかで身軽になった僕たちが次に目指すのは、「エッセンシャリスト」なのだ。
エッセンシャル思考の基本の考え方は
「より少なく より良く」
だ。クールではないか。人生で大切にしたいものだけを大切にして、大切に生きよう。
本の中に出てくる、「娘と秘密のデートをする約束をしていたんだけど、重役に呼ばれてしまった。しかしそこで「すいません。今日は先約があるので」って断った」ていうエピソードに胸キュンした。
45・世界のエグゼクテジブを変えた超一流の食事法
最近聞いた。栄養とか食事に関するオーディオブックってあんまり多くない中、これがあって嬉しかった。
内容的には「炭水化物が人間のメインの食事であることが間違いだ!」から始まり、
「もっと良い油を摂ろう!」
「あぶら!油!脂!オメガ3!」
みたいな感じの内容。
これを聞いて思ったのは、「食べ物が人体に与える影響について、人類はまだあんまりわかってない」ってことかな。
僕も、食事については明確な結論が出ていませんが、やっぱり炭水化物(糖質)は控えつつ、たんぱく質、脂質を多めにとりたいなと思うよ。
46・自分を操る超集中力
2016年のオーディオブックアワードで、見事最優秀賞を受賞した作品。聞いてなかったので聞いた。
DaiGoさんの本を聴いてて思うのは、「「努力」とか「根性」とか「やる気」みたいなものに頼っちゃダメだ」ってこと。
そういう、いつ発生していつ消滅するかもわからないエネルギー源に、自分の行動を支配されてると、人生はきっと遠くまでいけない。
「集中力」というスキルを身につけて、自分をちゃんとコントロールしないと、もっと大きな人生には進めないなと思いました。
DaiGoさんの本は、このときに似たのを3冊くらい読んだので、内容はごっちゃになってる。
47・人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術
「早起き」だけで一冊の本が書かれてて、しかもこの本が決定的にいいところは、早起きのための方法として
「早く寝ろ」だけで終わらしてるとこ。
マジかと思ったけど、ほんと賛成。起きた時にどうするとか、寝る前にどうするっていうテクニックはもちろん大事なんだけど、それもこれも全て「早く寝たかどうか」に支配されてる。
その根本部分にアプローチせず、小手先のテクニックを並べてる本なんかよりも、めっちゃ好感持てた。
実は2017年は「早起き」の習慣を身に付けようとしてます。
48・そのお金のムダづかい、やめられます
2017年に身に付けようとしてるスキルが「早起き」「タスク管理」「貯金」です。
どれもいままでの僕には合わないスキルなんですが、どうやらこの3つをちゃんとした方が、人生で遠くまでいけるような気がするので。
で、「お金のムダ遣い」が僕の弱点であることは、だいぶ前から薄々気づいてた。
気づいてはいたけど、対処する方法もわかんないし、一応オーディオブックを聴いてみて、「ムダ使いするひとのパターン」とか「対策」とかを聴いて、一応はテンションは上がったけど、一番はこのオーディオブックを買った時点でムダ遣いしないぞって心に決めた感じで効果があったような気がする。
49・じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。
DJあおいさんの本。
この本を読んだあと、他の恋愛本を読んで気づいたんですけど、恋愛本において「セックス」についてちゃんと書かれてない本は信用してはならない。
「彼が自分のことを好きかわからない」「自分は彼が好き」云々と言っているときって、そこにセックスがあるかどうかってめちゃ重要な要素です。それなのに、ほんわかと「好き」「嫌い」だけをこねくり回してる恋愛本は、信用しちゃならない。
このDJあおいさんの本はそのへんはちゃんとしてて、かなりリアルな女子目線の男の気持ちを言ってくれてる。
ほんと、このタイトルの通り、「この本くらいの男の気持ちがわからないようでは・・・」ですな。
50・人を操る禁断の文章術
Daigo本。
アフィリエイター、ブロガーの中でこの本が話題になったので、オーディオブックで聞きました。
すんごくわかりやすく書かれてて、
「これ、文章術の本だから、わかりやすさメッチャ意識しとるわ」
って僕にバレました。
「3つのポイント」「7つのトリガー」って、綺麗に書いてくれてた。
僕も、まだまだ文章のレベルはあげなきゃねだ。
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以上です。お疲れ様でした。
勢いで50個書いたけど、やっぱ疲れた。
ここまで見て
「気になるのがあった!」
という方には、続きがあります。
FeBeのオーディオブックは、あるコツを知るだけで、かなり安く買えるのです。
それについて書いた記事はこちらからどうぞ
→僕が4円とかでオーディオブックを買ってる方法をこっそり教えるよ。
ということで、今日の記事は以上です。
またのお越しを、お待ちしております!
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