[公開日]2015/01/27
[更新日]2019/08/20

【フィリピン語学留学】事前に自分で勉強しといた方がいいの?短期間でも効果あるの?てかいくら?

いらっしゃいませ!
ふじさわです。

日本ではイスラム国と名乗るテロ集団による、日本人人質事件の話題で持ち切りかと思います。
それに関する記事、情報は一通り仕入れたつもりですが、「これは典型的な炎上マーケティングだ」という見解が最もしっくりきたので、あまりなんやかんや騒ぎ立てるのは逆効果かと思い、ここで言及はしません。
ただ、それに関して無関心でいるだけではなんの意味もないので、本を一冊紹介しておこうと思います。

「てか、イスラム経だって、“ひとを殺してはいけない”って言ってるのに、なんであんなひどいことするの?」
という知識レベルの方にオススメの本です。なにを隠そう僕がそのレベルだったのですが、
この本を読んで、その疑問は晴れました。

いたずらに騒いだり不安になるより、賢い国民がひとりでも増えることの方が大事だし、僕はその一助になることにします。
そして僕も海外にいる限り、最大限、身の安全には気を使います。

 

では、今日の本題へ。
1ヶ月間のフィリピンでの語学留学も今週で終わりです。
1ヶ月なんてベリー短い方ですが、それでも実際にそこで経験しないと答えられない、一般的な疑問に答えたいと思います。

 

目次
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1、事前に自分でも勉強しといた方がいいの?
2、短期間でも効果あるの?
3、てかいくら?

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1、事前に自分でも勉強しといた方がいいの?

うーん、自分で言うのもなんなんですが、この疑問を持ってるひとはいるんでしょうか?
これは、「こういう質問が来ました。だから答えます。」じゃなくて、

「みんなー!!フィリピンに語学留学するんだったら、事前に少しは勉強しとけよぉぉおぉっっ!!」

という、僕が伝えたいメッセージがあるだけですね。

「英語、全然わかんないけど、とりあえず海外行って勉強したらなんとかなるでしょー。」
というノリで来ようものなら、もう往復ビンタです。

なぜ事前の勉強が必要かを説明するために、英語などの【言語力】を分解してみましょう。

言語力=【数学×スポーツ】と考えることができます。

●数学 というのは、文法を基本とした、全ての「決まりごと」があるよ。という部分です。そこにアドリブとかノリは一切なく、

「1+1=2」であるのと同じノリで、「どう考えても、ここにその単語は入らない。この単語が100%正しい。」という歴然とした事実があるのです。
もちろん言語は年月とともに変化するものなので柔軟に対応しなければならない部分もあります。

でもそれは1%くらいの部分。99%以上は、「数学と同じくらい、絶対的な正解がある。」もの。
それでもそれでも、「意味が伝われば、ちょっとぐらい間違えてたって、いいじゃない!」という反骨精神が生まれる方のために例を出すと。

日本語で
「ひとり、ふたり、さんにん、よにん・・・」

と数えるべきところを
「いちにん、ににん、さんにん、よにん・・・」

と数えられては「意味は伝わるけど、それは違うんだわ。」とどうしても言いたくなってしまいます。

英語は、このように「絶対に変わらない事実。法則。決まり事。」の部分がほとんどを占めており、それを僕の先生は「数学」と例えました。
逆に言えば、その部分さえ押さえてしまえば、あとあとずっと楽になる。

●スポーツに例えたのは「発音」と「対話」の部分です。

これは「舌と唇のスポーツ」で、何度も何度も、正しい動きを舌と唇に覚えさせて、その動きを慣れさせる必要があります。
数学とは対照的に、「頭でわかってても、体が動かない」ことが多いのがこちらの部分です。

舌と唇の他にも、会話の中では「言葉が出てくる反射神経」が求められます。
こちらも数学とは対照的。じっくりじっくり時間をかけて正解に辿り着ければいいのではなく、こう来たらこう返す、という運動神経そのものなのです。

これらを鍛える方法もスポーツと同じで、何度も何度も反復練習をするしかなさそうです。
数学は公式を一度覚えてしまって使えばいいのですが、スポーツはそうはいかない。
何度も何度もトレーニングして、体に覚えさせなきゃいけない。

ということで、英語力は【数学×スポーツ】だね、と。ここから本題。

フィリピンなど、海外で英語を学ぶのに適しているのは圧倒的に「スポーツ」の部分です。
現地の外国人の先生と一緒に、何度も何度も発音や会話を矯正するのには最適の環境です。

一方の「数学」の部分の勉強は、家にいようが日本にいようが、どこでもできます。
もちろん海外でじっくり先生に教わる事もできますが、スポーツに比べて、かなり効率が悪い。

ならば、日本で最低限の「数学」の部分を終わらせて、海外に出て「スポーツ」の部分を鍛えるのがベストでしょう。
わざわざ海外に出て英語を学びたいくらい本気なら、せっかくの時間を効率の悪い勉強に費やす必要なんてない。

ということで僕が読んでるオススメ超基本書籍はこちら。


これには問題集がついてないからよくないね、と前回の記事でディスったら、校長から「ドリルもあるんじゃ」とご指摘を頂きました。こちら。

値段もお手頃な電子書籍ならこれもオススメ。

2、短期間でも効果あるの?

全くなんの下地もなし1ヶ月のプランで来ると、
「ようやくなにかつかめてきたかな、くらいで終了」になっちゃいそう。
「スポーツ」の部分はどうしても1ヶ月ではつかめないひとがほとんどだし、やっぱり3ヶ月とか6ヶ月は必要そう。

1ヶ月くらいの短期間でくるなら、自分の欲望に正直になって、
「半分以上はリゾートとリフレッシュ目的!残り半分くらいで、英語もレベルアップ!」
くらいのノリでくるのがいい。

間違っても「1ヶ月ミッチリやればペラペラ!」なんて思っちゃダメ。
3ヶ月ミッチリでも、ペラペラなんてほど遠い。僕の友達の3ヶ月のひとを見たら。(ゴメン)

大事なのは、何ヶ月海外にいるかじゃなくて、
自分がトータルで英語の勉強にどれだけ本気で向き合ったかですな。どうやら。
やっぱり学生時代とかにカッチリキッチリ勉強してるよなー。と思うひとには勝てないし、旅の途中で必死で勉強したんだなー、というひとには底力みたいなのを感じる。
そういう、「本気で勉強した期間」がないんだなー、というひとは、イチから積み上げないとダメだから、むっちゃくちゃ大変そう。

いや、もっと言えば、英語を勉強していく上でブチあたる「恥ずかしい」とか「これは覚えなくてもいいっしょ」という変なプライドをいかに乗り越えられるかの方が、英語力アップを大きく左右しそう。

 

ということでまとめると、英語力をあげるためには

●何ヶ月留学するか?

<(より大事なのは)

●どのくらい本気で勉強したか?

●羞恥心やプライド、先入観をどのくらい早く捨てられるか、

ということになりますな。
あくまでこれは「英語力向上のために」なので、

「海外だキャッホーイ!」したいひとはこの限りではありません。
僕らの学校でも、週末には海に山にみんなで行って楽しんでおります。きっとどこの学校も行くのでしょう。

海 マニラ スービック フィリピン

スービックというビーチ。文句なし。

フィリピン ワニ ヘビ タガイタイ

タガイタイという火山の観光地にて。

3、てかいくら?

で、いくらかかるのか、ですが、
イングリッシュブレイクスルー 留学費用

フィリピン 留学 費用

他にもいっぱいコースありますよ。

これの79000円のコースで僕は1ヶ月過ごして、
入学金が15000円。部屋の保証金が10000円。(このページの下の方に書いてる)
教科書代とか税金で、込み込みで11万円代でした。

もちろんフィリピンには山ほど英語学校があるのでいくらでも調べる余地はありますが、これはかなり安い方。

ちなみに日本−マニラの航空券はスカイスキャナーで調べたら、往復で25000円くらい。

ということは、月に15万円以下の費用で1ヶ月のフィリピン留学ができるわけです。なんという時代。。。
100万貯金があるなら、半年以上はヨユーじゃないすか。

ということで、フィリピン語学留学をいますぐとは言わず、数年以内に考えてる方にこの記事が役に立てばと思います。
そうじゃなくても、全ての英語学習者に。

では、またのお越しをお待ちしています!

P.S.
改めて。この本、マジでオススメでしたよ。

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